要約 水田の畑利用の本格化により、暗渠のもみ殻疎水材の腐植化が早まるが、暗渠を利用した地下灌漑施設の導入ほ場では、暗渠内の水位を常時田面下30cmに維持することで、排水性や大豆の生育・収量に悪影響を及ぼ...
要約 プランターを用いた少量土壌培地耕でカーネーションを採花始めから4月まで短茎で収穫する場合、施肥量を減らしたEC0.5dS/m養液でも24cm幅プランターでは高い収量を得られる。この栽培方法は隔離ベンチを持...
要約 有効なリサイクルの手だての少ない、廃タマネギ、オカラの炭化による施用効果を明らかにした。これら炭化物は窒素、リン、カリウム、カルシウム及びマグネシウム含有率が高く、木炭に期待される保水性・排水...
要約 隔離培地耕におけるマーガレット栽培において、必要な水を極力過不足なく低速で点滴潅水することにより、潅水量が慣行の半分で窒素溶脱がほとんど生じない環境負荷低減型栽培が可能である。 キーワード 点滴...
要約 隔離培地耕におけるマーガレット栽培において、必要な水を極力過不足なく低速で点滴潅水することにより、潅水量が慣行の半分で窒素溶脱がほとんど生じない環境負荷低減型栽培が可能である。 キーワード 点滴...
諫早湾干拓初期における営農排水条件下での緑肥栽培による土壌理化学性改善
要約 諫早湾干拓初期の土づくりにおいて、排水対策を講じたほ場で栽培した夏作トウモロコシ、ソルガム、セスバニア及び冬作イタリアンライグラスは緑肥作物として利用でき、2年4作で土壌理化学性の改善が認められ...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
要約 ドレンレイヤー工法による浅層暗渠は、従来のトレンチャ工法による暗渠に比べ省力、低コストに施工でき、降雨後の地下水位の低下が早く、小麦及び大豆の安定生産ができる。 キーワード 浅層暗渠、ドレンレイ...
要約 瀬戸内海産の海砂を「手入れ砂」として使用している割合が高い里浦・大津地域では,土壌pHの高い圃場が多い。砂地畑全体で交換性カリウム含量が不足している圃場が多く,特に川内地域で不足している圃場が...
要約 輪換畑の水稲跡小麦栽培に対する石灰窒素入り肥料の施用は、生産性の向上とともに、暗渠排水からの窒素流出負荷削減が図れることを現地実証した。また、後期追肥を組み合わせた施肥体系により、子実粗蛋白含...
要約 さといものマルチ栽培に被覆肥料を用いると、地下浸透水の硝酸態窒素濃度が低下し、休閑期を含む窒素溶脱量が約50%に減少(ライシメーター試験)する。現地輪換畑において、施肥窒素のほぼ半量に70~100日タ...
土壌改良資材による温州ミカン園土壌の物理性改善と表層細根増加法
要約 赤黄色土の温州ミカン園では、ポリアクリルアミド系土壌改良材とバーク堆肥または腐植酸質資材を併用することで、表面施用でも気相率が高まり表層の細根量を増加させることができる。長崎県果樹試験場・施肥...
要約 促成ナスの隔離土耕栽培は、発泡スチロール製栽培槽に少量の有機培地を詰め、コルゲート管を用いて排水性を確保し、温湯管を用いて培地温を確保し、緩効性被覆肥料の利用により、地床栽培以上の収量を確保で...
要約 ヘアリーベッチのライブマルチは雑草防除面だけでなく、夏場の地温上昇の抑制、土壌の膨軟化、保水性や排水性の向上など土壌の物理性改善にも効果がある。畑作物13品目についてヘアリーベッチのライブマルチ資...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約
機械化のための標準的栽培様式下での結球性葉菜類の収量性(指導)
要約 標準的栽培様式の下でのキャベツ、ハクサイならびにレタスの生育には、株間が大きく影響し、株間が広いほど結球重が重く、揃いが良くなる。狭い株間では増施と収穫時期延長により増収する。水田転換畑では...
要約 基肥窒素を施用せず、生育に応じて液肥で追肥することにより、窒素の総施用量を慣行の55~61%に低減しても、同等の収量が得られる。高知県農業技術センター・生産環境部・土壌肥料科 背景・ねらい 近年、環...
要約 ササユリ小球の養成には、 用土にピートモスを用い、pH4.8程度に保ち、液肥を施用する。用土の気相を多くすれば、根の生育が良くなり、小球が安定的に肥大し、 腐敗率が下がる。 背景・ねらい 西日本に自...
要約 鉱質畑土壌における超深耕施工畑では、透水性は増大し、表土の土壌溶液の養分濃度は低くなる。溶液のアニオン組成は、超深耕畑では初期からNO3が認められ硝酸化成が進行している。超深耕後の有機物多量施用...