早生種で、着色が良く、さわやかな食味のりんご新品種「シナノレッド」
要約 りんご「シナノレッド」は「つがる」に「ビスタベラ」を交配し、育成したもので、8月上旬~中旬に成熟する早生種である。果実の形は長円、果皮の色は濃赤色で、縞状に着色する。甘味と酸味のバランスが良く...
要約 高消化性遺伝子"bmr"を導入したソルガムF1品種「葉月」(旧系統名「東山交21号」は、茎葉部の消化性、耐倒伏性に優れ、密植栽培によるロールベールサイレージ利用も可能である。寒冷地域南部から中部地域の標...
要約 日本で初めて、半数体育種法により育成されたビール大麦の新品種「ほうしゅん」は、現在栽培されているビール大麦品種のなかで最も早生である。また、大麦縞萎縮病とうどんこ病に抵抗性を持ち、穂発芽性はや...
要約 水稲「南海糯140号」は、南海糯112号/関東糯148号(後の「モチミノリ」)の組合せから育成された早生・糯系統で、良質・多収である。宮崎県における中山間地に普及している中生の大粒糯品種「ミヤタマモチ」...
要約 「みょうぎゆたか」は、在来種に比して、成熟期が10月中~下旬と遅く晩生種であり、球茎重・生子重とも高く多収性である。乾腐病に対しては他品種より弱い。品質は、あかぎおおだまより優れ、在来種とほぼ同...
要約 水稲「南海138号」は、東北144号(後の「はぎのかおり」)/南海122号の組合せから育成された中生の香り米で、良質、多収の特徴がある。このため認定品種「日向かおり」に替わって宮崎県で普及が予定されてい...
中生、良質、多収で加工適性に優れる、だいず新品種候補系統「東山168号」
要約 だいず「東山168号」は、ダイズモザイク病抵抗性の中生系統である。褐斑 粒の発生がほとんど無く、良質で「エンレイ」に比べ多収である。豆腐、味噌および煮豆の加工適性は、「エンレイ」並である。 背景・...
要約 水稲「中部糯91号」は、早生、いもち病抵抗性、耐倒伏性が優れ、もち加工適性が高い糯系統である。福岡県で平成11年から奨励品種に採用される。 背景・ねらい 温暖地及び暖地の中山間地域の糯生産においては...
要約 発育速度(DVR)を用いた水稲及び麦類の生育ステージ推定モデルとメッシュ気候値を用いて、県内全域での生育ステージを推定してメッシュ分布図を出力するシステムを開発した。佐賀県農業試験研究センター・...
要約 水稲新品種「信交糯144号」は長野県で「コシヒカリ」よりやや晩い“中生の晩"の紫黒糯で脱粒性“難"の、良質な品種である。平成10年度から長野県の特産的品種として普及に移した。 背景・ねらい 本県では、特...
要約 「新高」×「幸水」の交雑により、日本なし新品種「陽水」を育成した。「豊水」と「新高」の間に収穫できる晩生の赤なし品種で、糖度が14度以上と高く、果重が約1kgと大きい。 背景・ねらい 愛知県の日本なし...
背景・ねらい 食生活の多様化と消費者の嗜好の変化により、一人あたりの米の消費量が減少しつつある中で、新たな米の需要を掘り起こすためには新しい形質を持ったイネを育成することが必要である。低アミロース品...
要約 極早生で耐冷性強く、良食味で安定多収の水稲「信交488号」を育成し、長野県で奨励品種に採用予定である。良食味の特性を生かし、高位良質安定生産を行うためには、作期・栽植密度とも標準植がよく、基肥量...
要約 ‘とよこま’は‘さきこま’を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用トマトである。トマ...
要約 アスパラガス‘ズイユウ’は萌芽が早く、若茎重がやや大きく、アントシアニンの発現が少ない、多収なグリーンアスパラガス一代雑種である。全雄形質を有し、種子が極めて少ないので実生の雑草化は認められない...
春まき栽培向き根腐病抵抗性サヤエンドウ新品種‘さやたろう’(普及)
要約 エンドウ‘さやたろう’は、根腐病抵抗性を有し、草姿が高性で、植物体特性、さや特性、収量性が‘電光30日絹莢’と同等で優れ、温暖地及び寒冷地の春まき栽培に適したキヌサヤエンドウである。 キーワード エン...
要約 昭和49年に交配を行い、花色が浅赤味紫色のチューリップ‘春乙女’を育成した。茎葉は強健で、露地栽培での観賞期間が長い。また、12~2月出しの促成栽培ではボリューム感のある切り花が得られることから、...
要約 切り花用テッポウユリの新品種‘エンゼルホルン’を育成した。本品種は花が上向きに咲くという従来品種にない特徴を有し観賞性,輸送適性が高い。また促成栽培,半促成栽培,露地季咲き栽培いずれの作型にも適...
要約 カンキツトリステザウイルス(CTV)に対する弱毒ウイルスを2株選抜した。この2株は、CTVに感受性の高いユズや2種の栽培品種において、生育阻害や病徴発現が認められず、幼苗割り接ぎ法による強制接種試験で...
要約 水稲「群馬14号」は、「朝の光」並の収量性を持つ、アミロース含量が10%程度の低アミロース系統で、「朝の光」よりやや早い中生の早の熟期で、縞葉枯病抵抗性である。 背景・ねらい 群馬県の平坦地域は米麦...