要約 長崎県型イチゴ高設栽培システムの栽培漕及び培土を利用し、メロンの栽培を行うと、栽培期間が短縮され、果肉が締まった、糖度が全体的に高い果実の生産が可能である。長崎県総合農林試験場・野菜花き部・野...
要約 メロンについて、50穴セルトレイで1週間程度育苗したセル成型苗の直接定植は、活着が良好で、慣行苗と同等以上の収量性を示し、育苗期間が大幅に短縮され、省力化が図られる。6月上旬以降に定植となる露地ト...
要約 畝内条施肥機を用いて,秋冬はくさいの施肥法を全面全層から畝内条施肥へ,速効性肥料を肥効調節型肥料に代えることにより,全量基肥施肥による栽培が可能である。この方法により,窒素の利用率が向上するため,...
要約 非病原性フザリウム・オキシスポラムSNF-356菌株を、温室メロンの育苗用土及び、蒸気消毒直後のメロン栽培用ベッドの土壌に接種することにより、つる割病が防除できる。温室メロンでは、本菌資材の使用によ...
アールス系温室メロンの日持ち性形質(非黄化形質)を識別できるPCRマーカー
要約 アールス系温室メロン「アイソフィ」由来の品種・系統の日持ち性形質(非黄化形質)と連鎖するPCRマーカ-C1、C2の開発により、日持ち性形質の葉部検定による遺伝子型の推定を可能にした。 背景・ねらい アー...
要約 フランスより導入したレース判別系統によるうどんこ病菌Sphaerotheca fuligineaのレース判別では、茨城県でのメロンの半促成・抑制作型に発生しているうどんこ病菌はレース1、5並びにレース新1、新2、新3、...
要約 砂丘地における直播きストックの高品質切り花生産のための施肥かん水方法は、緩効性肥料を用いた全量基肥体系あるいは追肥体系から選択し、かん水量は発芽揃いから発らい期まで1回当たり5l/平方メートルを上...
要約 メロンの収穫後の固有振動値の変化は直線回帰式で表され、果肉硬度は固有振動値により推定できる。これらと官能評価の結果を組み合わせることにより、メロン熟度計で賞味適期を予測できる。 背景・ねらい 打...
要約 打音解析法を用いた非破壊のメロン熟度判定器として、片手で持てる携帯型メロン熟度計を開発した。本熟度計は、果実外周値から果重を推定し、果重1kg当たりに補正した固有振動値を測定でき、栽培および出荷...
卸売市場におけるメロン・スイカ・イチゴ・トマトの品質評価重要度
要約 メロン、スイカ、イチゴ、トマトを対象に、関東、東海、関西の卸売市場における品質評価基準の重要度を分析したところ、甘味の重要度が高い。また、卸売市場間での評価基準重要度の差異も認められることから...
要約 携帯型打音計により、メロンの果肉硬度を簡便に測定できる。また、近赤外分光法によっても、果肉硬度測定の可能性があり、測定に有効な1016nmは、光の散乱状態の違いを反映する波長と考えられる。 背景・ね...
要約 メロンは、糖度が同等であっても、果肉が軟らかいものほど甘く感じる。そのため、メロンの甘みを評価する場合、糖度と果肉硬度の両方が重要な指標である。果肉硬度が同等なメロンの食味において、甘みの違い...
要約 愛知産メロンで携帯型メロン熟度計による固有振動値と果肉硬度との関係を検討したところ、品種雅は果径、果高、円周からメロンの大きさを補正する方法でいずれも高い精度を示し、非破壊で熟度を判定すること...
要約 温室メロンの賞味適期の熟度(果肉硬度)は、打音解析法により得られた固有振動値を指標とすると220 Hz付近であり、 固有振動値と貯蔵中の積算温度との関係から、賞味適期までに要する日数を予測できる。 背...
要約 打音解析法を用いた卓上型メロン熟度計で得られる固有振動値は、メロンの果肉硬度と高い相関関係(r = 0.883~0.962)があり、温室メロン並びにアールス系ハウスメロンの熟度を非破壊で測定することができる...
メロンつる割病(レース1、2y)抵抗性台木新品種候補系統「空知台1号」
要約 「空知台1号」は、メロンつる割病(レース1、2y)抵抗性を有するメロン用台木で、近年、北海道で増加している同レース発生圃場でのメロン栽培を可能とする。 背景・ねらい 北海道におけるメロンつる割病(レー...
巻きひげの無いアールスメロン新品種「千葉TL」とその遺伝特性
要約 アールス原種系の自然突然変異株から、アールスメロン新品種「千葉TL」を育成した。この新品種は巻きひげが全く発生しない代わりに、主づる、子づる、孫づるなどの各節に雌花の着生する2本の側枝が発生し、...
メロンつる割病菌4レースに対する市販メロン品種の抵抗性の品種間差異
要約 メロンつる割病菌の4レース(レース0、1、2及び1,2y)に対する抵抗性検定の結果から、市販メロン130品種は5群に大別される。レース1,2yに対しては、全品種が罹病性を示す。九州農業試験場・地域基盤研究部・...
アルギニノコハク酸リアーゼ遺伝子はメロンつる割病菌の病原性に関与する
要約 遺伝子タギングによって分離したメロンつる割病菌の病原性変異株は、アムスメロンに対する病原性を喪失している。この変異株は、アルギニノコハク酸リアーゼ遺伝子が変異したため、アルギニン要求性である。...
要約 温室メロンの「ス入り果」は、果実の2次肥大期の多かん水管理により発生が助長される。ス入りの発生は、果実肥大期のかん水量を一定にして土壌pFを1.6以上に管理することで抑制できる。 背景・ねらい 温室メ...