北海道水稲の発育予測モデルにおける品種の早晩を適切に推定するパラメータ作成法
要約 北海道の水稲品種の発育予測モデルのパラメータ作成に際し、道内の広範な地域でデータが取得されている品種を基準品種とし、そのデータを用いて他品種のデータを推定・補完することにより、早晩の違いを適切...
要約 水稲作で問題となる雑草イネ・漏生イネの防除に有効な技術について、利用方法や効果等を解説したマニュアルである。現地実証試験の概要や除草経費についても掲載し、生産者が防除技術を導入する際に活用でき...
気象情報を利用して水田圃場の給排水を最適化・自動化するスマート水管理ソフト
要約 予報値を含んだメッシュ農業気象データと発育予測APIを利用して、水田の適正な水管理スケジュールを作成するソフトウェアである。圃場水管理システムに組み込むことで、栽培期間を通じた給排水の自動化およ...
予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
いもち病に強く耐倒伏性に優れる良食味水稲糯品種「ときめきもち」
要約 「ときめきもち」は、東北地域中部では"中生"に属する糯種である。いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに"強"である。耐倒伏性は強く、精玄米重は「きぬのはだ」並である。搗き餅の食味は良好で、...
反収900kg以上の多収米が安定収穫可能となる小型汎用コンバイン用の多収米収穫キット
要約 開発した多収米収穫キット(多収米用揺動選別部品と多収米用穀粒搬送部品)を小型汎用コンバインの標準部品と交換することにより、粗玄米収量900~1,000kg/10aの多収米を主食用米と同程度の精度と作業速度で安...
穂ばらみ期の地上分光計測データから収穫前にコメの収量が予測できる
要約 穂ばらみ期の水稲群落上で分光計測を行うことで、収穫1カ月前に収量を予測すること...
高温登熟性および耐倒伏性に優れ、多収で縞葉枯病抵抗性の水稲新品種「にじのきらめき」
要約 「にじのきらめき」は、コシヒカリ熟期の良食味水稲粳品種である。高温登熟性、耐倒伏性に優れ、多収で縞葉枯病に抵抗性であるため、麦作地帯を含む地域において、特に大規模経営農家を対象に中食・外食向け...
水稲の開花期における高温不稔耐性を再現良く効率的に評価できるシステム
要約 水稲高温不稔耐性評価システムは、人工気象室において、ランプから穂までの距離を個体間で一定にできる機能を持ち、稈長の異なる多数の水稲品種・系統の高温不稔耐性を、年間を通して同一条件で再現良く効率...
土地利用情報を用いた被害予測モデルによる斑点米被害ハザードマップ
要約 アカスジカスミカメが加害主体の斑点米被害について、農地とその周辺の土地利用情報から作成した被害予測モデルからハザードマップを作成することで、害虫発生量を調査することなく土地利用(=作付状況)のみ...
アンモニアガス回収で製造した液体硫安の水田への簡易で均一な流入施肥技術
要約 堆肥化過程で発生するアンモニアガス回収に由来する液体硫安を水田に簡易でかつ均一に流入施肥するためには、水口に波板等で仕切り壁を設置し、一定の高さに設置した容器中の液体硫安をサイフォン方式でチュ...
水田輪作体系乾田直播栽培における収量マップを用いた基肥可変の施肥増収効果
要約 大区画圃場の水田輪作体系乾田直播栽培において収穫情報マッピングシステムの収量マップを利用して基肥窒素を可変施肥することにより水稲収量が7~17%増収する。基肥窒素の可変施肥による単収の増加により60...
根出し種子による水稲無コーティング種子湛水直播の出芽促進と苗立向上
要約 水稲の無コーティング種子の代かき同時浅層土中播種栽培において、根だけを伸ばした根出し種子を用いることにより、催芽種子に比べて出芽が早くなり、苗立率と初期生育が向上する。 キーワード 水稲、湛水直...
要約 水稲乾田直播栽培において、作業分散のために早晩性の異なる品種を組み合わせる場合、日長反応性により作期間の生育日数の変動に品種間差を生じるため、播種時期によって成熟期の差が短縮するなどの作期変動...
要約 「あきあかね」は、食味が優れる水稲粳系統である。収量性に優れ、大粒で炊飯米の外観、なめらかさ、粘りにすぐれるため、中食・外食などへの利用が期待される。寒冷地南部では晩生に分類され、中生の主力品...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
要約 「つきことか」は温暖地西部において"極晩"熟期に属する水稲粳種で、極長稈で茎葉乾物収量が極めて高いイネWCS用品種である。晩植でも穂重割合が小さいため、茎葉重割合が高いイネWCSの生産が可能である。 ...
要約 水田環境でアンモニア態窒素濃度が上昇すると、イネの根による窒素吸収能力は低下する。アンモニア態窒素吸収能力を調整する遺伝子OsACTPK1を同定した。 OsACTPK1の機能が失われたact...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...