葉いもち圃場抵抗性検定のための真性抵抗性遺伝子型別基準品種の策定
要約 水稲の普及品種の変遷に伴ういもち菌レ-スの変化に対応した主要品種の葉いもち圃場抵抗性評価の見直しを行い、葉いもち圃場抵抗性基準品種を策定した。 背景・ねらい 従来いもち耐病性が"やや強"とされてき...
低水分ストレス条件におけるオ−チャ−ドグラス草地の乾物生産モデル
要約 土壌水分の減少に伴う乾物生産量の低下を、吸水量と水利用効率の減少によって表したオ-チャ-ドグラスの乾物生産モデルは、牧草乾物重、蒸発散量および土壌水分の実測値と良く対応し、低水分ストレスの影響...
要約 水稲「北海278号」は寒地では中生の早に属し、耐冷性が極強、葉いもち耐病性がやや強の酒造用系統であり、やや大粒・低蛋白で製麹性がすぐれ、酒造に適する。 背景・ねらい 北海道には酒米品種がなく、酒造...
越夏性等に優れる放牧・採草兼用向け多収ペレニアルライグラス「ヤツカゼ」
要約 ペレニアルライグラス「ヤツカゼ」(旧系統名「八ヶ岳T-19号」)は越夏性に優れ、収量性はヤツボクより高い。冠さび病・葉腐病抵抗性、耐雪性にも優れ、採種性は高い。本州以南の高冷地、準高冷地の主として...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
イネ・キチナーゼ遺伝子を導入した形質転換トールフェスクの作出
要約 プロトプラストへの直接遺伝子導入法によりイネ・キチナーゼ遺伝子を導入したトールフェスク組換え体を多数作出し,その中から葉腐病菌に対する抵抗性程度の高まった個体を見いだした。 背景・ねらい 重要...
要約 トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、リードカナリーグラスは温暖地においても永続性および収量性が優れ、かつ平準的な季節生産性を示し、放牧あるいはロールベール向け草種として有望である。 背景...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の乾田粉衣土中条播鎮圧早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の水稲乾田播種早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保され、安...
要約 小麦のハードニングステージは体内水分量の変化パターンにより2期に分けられ、前期においては水分の減少に伴って耐凍性が増大する。後期は水分の減少はほぼ停止して、蓄積物質の影響が大きい。その時期に...
要約 イタリアンライグラス品種の粗蛋白質含量は、出穂期の晩生化よりも収量性の向上によって低下する。粗蛋白質含量は、茎数型の方が茎重型よりも高い。 背景・ねらい イタリアンライグラスは寒地型牧草の中では...
要約 水稲「上育418号」は北海道で中生の早に属し、良食味で耐冷性を具備した粳種である。本系統を「きらら397」の一部と「ゆきひかり」の一部に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味向上とより一...
雄性不稔イタリアンライグラス×トールフェスク属間F1雑種の品質
要約 雄性不稔イタリアンライグラスにトールフェスクを交配したF1属間雑種はトールフェスクと比較して乾物分解率だけでなく牛の嗜好性についても優れている。 背景・ねらい 雄性不稔イタリアンライグラスにトー...
要約 寒地型イネ科牧草を初冬追播し、翌年の3月中旬にNレベルで0.6kg/aの追肥、5月下旬に第1回目の利用を行い、その後春と同量を追肥し、第2回目利用まで30日以上の再生期間を設けると、暖地低標高地帯での草地の...
要約 小麦のハードニングステージは体内水分量の変化パターンより2期に分けられ、前期においては水分の減少に伴って耐凍性が増大する。後期は水分の減少よりは蓄積物質の影響が大きく、耐凍型品種では単・二糖...
要約 ネギの花成は、夜温7℃前後で最も促進され、高昼温あるいは高地温で抑制される。低温遭遇中の長日は花芽分化を抑制するが、条件的な短日性であるため高温下ほどその抑制程度が大きい。一方、低温遭遇前の長...
阿蘇中標高地におけるロールベール乾草及びラップサイレージの高位生産体系の実証
要約 阿蘇高原・中標高地の標高500mの採草地4haにおいて、イタリアンライグラスとライ麦の混播及び自生のイヌビエの利用により年間乾物収量約14~20t/haを生産するロールベール乾草及びラップサイレージ生産体系...
要約 「アサカノナタネ」の播種晩限は10月下旬で、a当たり播種量が50g、窒素施用量が基肥0.8kg、越冬前追肥0.2kg、抽苔期追肥0.2kgで標準播種期並の子実重が得られる。 背景・ねらい 大豆の後作になたねを導入す...
カーネーションとオリエンタルハイブリットユリの組み合わせ生産システムと経済性試算
要約
成果の内容・特徴