要約 軟弱地盤上の漁港施設に適用するコスト縮減型の基礎として,根入れ式双設基礎の開発を行った。模型への載荷試験を実施して,外力に対する抵抗性および土圧分布を把握し,それらに基づき設計法を構築したのち...
要約 普通期の水稲稚苗移植栽培で株間を慣行の2倍に広げた疎植栽培は、苗箱数が半分になり、播種・育苗関連の作業時間は35~41%減、総作業時間でも8~11%省力できるため、生産費は8%程度削減でき、収量はほ...
要約 キク栽培における養液土耕、直接挿し、無側枝性品種栽培技術は、チェックリスト分析から、労働時間の2.9~19.5%の省力化が図れるが、資材費、固定費については技術により増減する。 背景・ねらい
キク...
要約 バラ養液栽培におけるロックウール代替培地として、ヤシ殻培地が有望である。ロックウール培地と比較して、収量は同等以上となり、切り花の花持ち日数及び最終開花程度も同等である。 背景・ねらい 環境保全...
要約 当場で継代中の原蚕種「小石丸」の湯練り飼料による1~4齢期人工飼料育は、蒸煮飼料の適用よりやや劣るものの、総じて飼育成績は良好となる。また、湯練り飼料の適用齢期を限定すれば、化蛹歩合等、蒸煮飼料...
要約 産業連関分析により1980年から1995年までの農業部門のコスト変動の要因分析を行った結果、農業資材価格の変動は、耕種ではコストを上昇させる要因として、反対に畜産では低下させる要因として働いることを計...
要約 水稲「エルジーシー1(わん)」は中生の粳種で種子蛋白質のうち可消化性蛋白質であるグルテリンが通常品種に比べて1/2以下に減少しており、蛋白質の摂取制限を必要とする腎臓病患者の食事療法用主食として...
要約 フィールドにおいて複数の育種農場が共同し,能力評価の基準となる種豚の配置,集合検定場の利用,農場間の精液の交流をおこなうシステムを構築した。このシステムでは農場を越えた遺伝能力の比較が可能とな...
国内育成とうもろこしフリント種自殖系統に見出された細胞質雄性不稔稔性回復系統
要約 主要な国内育成とうもろこしフリント種自殖系統は、T型細胞質稔性回復遺伝子の保有頻度は低いがS型およびC型細胞質稔性回復遺伝子の保有頻度は比較的高く、花粉親として利用できる。 背景・ねらい
と...
要約 小輪系アスターの「ステラシリーズ」と「ネネローズ」を6~8月に播種し、無摘心栽培で、定植時から電照を行うと、9月中旬~12月中旬に出荷でき、切り花品質も向上する。 背景・ねらい 小輪系アスターは、従...
かき「前川次郎」のビニルハウス利用または不織布被覆による成熟抑制
要約 かき「前川次郎」の着色開始期からビニルハウスまたは不織布で樹体を被覆し、保温することにより、成熟が抑制され、出荷期を遅らせることができる。 背景・ねらい かき生産においては、収穫最盛期に出荷が集...
要約 ポンカン果皮に局在するポリメトキシフラボン類は、インライン搾汁法及び圧搾法により果汁に移行する。同じく果皮抽出物での活性が高い12-リポキシゲナーゼ阻害成分の移行にはインライン搾汁法が、シクロオ...
要約 130℃で9~10時間温風乾燥処理した厨房残さの、平均的な栄養価はDCP10.5%、TDN84.2%で、3カ月の常温保存では成分含量や物理性に変化は見られず、豚用飼料原料としての配合利用が可能である。ブタの発育成績と...
要約 イチゴの空中採苗苗を採苗・発根後、2次育苗せずに直接定植して、従来の土耕無仮植苗とほぼ同程度の収量・果実品質が得られる。展開葉数3枚以上の子苗を採苗し、発根培地に挿して21日程度育苗した苗を用いる...
要約 家計消費・業務用需要の双方において,「赤系」トマトの利用増を中心とするトマト需要の多様化が進展している。これに対する国内対応の遅れが,トマト輸入増大をもたらす一因となっている。 背景・ねらい 野...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
豚凍結精液における炭酸ガスを通気しpHを修正した前処理液による活力向上
要約 炭酸ガスが精子の代謝を可逆的に抑制することを利用し、豚凍結精液作製時の前処理液へ炭酸ガスを通気しpHを修正したところ、融解後の精子の活力が向上した。熊本県農業研究センター畜産研究所・中小家畜部 ...
要約 ランダムプライマ-IBRC-RP07を用いたRAPD分析により、雄及び両性特異的に増幅される450bpの長さの多型(性識別マーカー)を得た。SCARマーカーへの変換及びサザンハイブリダイゼーションの結果、性識別マー...
要約 1粒の籾をベルト状に接着された小ブロックに播種し、プールで育苗したベルト一本苗を切取って移植する一連の技術を開発した。種子量・育苗面積の低減化、育苗の省力化、苗ハンドリング性の向上、移植期間の...
スターチス・シヌアータ培養苗の低温処理と冷房育苗による抽だい開花促進
要約 スターチス・シヌアータの培養苗は、発根順化後に低温処理(2℃、30日、明条件)を行い、その後冷房育苗を行うことにより抽だい開花が促進され、採花が10日~30日早くなり、年内採花本数が増加する。低温処理...