要約 四国山間傾斜地域の棚田では、トンネルマルチ栽培することにより6~8月および10~12月に結球レタスが収穫できる。長雨による作業遅延および稲作との作業競合を回避するために、それぞれ3月および7月に耕...
要約 本システムでは、園内の雨水を取水・集水し、太陽電池ポンプによって揚水したのち、落差により自動かん水装置を用いてかん水できる。これにより、水源や商用電源のない傾斜地カンキツ園における水資源確保と...
要約 極早生及び早生温州に対し、5・6月の早期から透湿性フィルムを用い、被覆割合を70~90%とする部分マルチを収穫まで行うと、夏から秋季にかけて樹体に適度な水ストレスがかかり、秋季の多雨条件下においても...
乗用機械移植による中山間地レタス周年生産のための2条平うね栽培様式
要約 レタスを周年生産するため、乗用移植機を利用する場合、うね幅1.1m~1.2m、うねの高さ15cm、条間30cmの2条平うねマルチ栽培とする。株間は標高400mでの夏どりでは25cm、冬春どりトンネル栽培では28~30cmと...
要約 直達光遮断下の光環境は季節変化し、 南からの直達光遮断の場合に、その傾向が顕著である。秋期定植無加温栽培では南からの直達光が遮断されてもトルコギキョウの栽培が可能である。 背景・ねらい
トル...
要約 ナシ害虫防除において、複合交信攪乱剤(コンフューザーP)を基幹防除剤として使用すると、化学合成殺虫剤は慣行の防除回数より3~4回減ずることができる。なお、ナシヒメシンクイの多いほ場は第3あるいは第4...
要約 密植園では間伐をすることで、受光条件など生育環境が良くなり、生育層の改善や生産性の向上が図られる。 背景・ねらい
ギンナンは、傾斜地を利用できる作物として県内の中山間地域に導入されている。...
要約 極早生ウンシュウの若木に被覆複合肥料を利用すると、果実品質および収量を維持しながら、施肥回数を慣行の年2回から1回に削減できる。 背景・ねらい 傾斜地園での施肥作業は労働負担が大きく、施肥管理の...
要約 「ゆら早生」は、10月中下旬に完全着色し、極早生ウンシュウのなかでは、高糖度となる品種である。 背景・ねらい 「ゆら早生」は、和歌山県日高郡由良町で1985年に「宮川早生」の枝変わりとして発見された...
水田転換園における大津4号成木の半樹別交互結実による高品質果実連年生産技術
要約 水田転換園における大津4号成木の連年生産には、樹冠を2分割して毎年交互に結実させる半樹別交互結実が有効である。この方法にシートマルチ被覆を組合わせることにより、高品質化と連年結果性は更に高まる...
要約 ももの鱗翅目害虫4種に対する性フェロモン剤(もも用複合交信撹乱剤)の実用性が確認された。本剤の利用により殺虫剤の散布回数は、慣行の6~8回から4回程度に削減でき、散布時期は4月中旬、5月上中旬、6月...
急傾斜かんきつ園におけるレインガンを用いた防除及び灌水技術 愛媛果試
要約 トラックにレインガンを搭載すると、2m幅の園内道を効率的に利用でき、急傾斜地園の防除の省力化や品種区画毎の灌水が可能である。愛媛県立果樹試験場南予分場 背景・ねらい 傾斜16度以上の急傾斜かんきつ...
新規造成畦畔における数種地被植物の生育特性と雑草の発生に及ぼす影響
要約 畦畔植生の省力管理のために導入する地被植物として、シバザクラ、アークトテカが地被能力が高く最も有望で、導入した地被植物の被度が高いほど雑草の発生量は少ない。 背景・ねらい 急傾斜地における基盤...
要約 砂質土壌園に幅約1.2mの作業道を設置する場合、土壌流亡防止のため、コンクリート舗装し、盛土側は古タイヤを敷きつめ、切土側はテストピースを積み上げる。設置後は、車幅1mのクローラ式運搬車が利用でき...
要約 全国から収集したシバ(Zoysia japonica Steud.)エコタイプの中から、高知県南国市由来の系統がほふく茎の伸長に優れることを見出し、栄養系選抜による新品種候補「南国9」として出願を行う。この特...
要約 園内道の整備及びスピードスプレーヤ(SS)等の省力防除機や運搬車の導入による低コスト、省力・軽作業化を図る指標として、カンキツの省力機械化営農モデルを作成した。モデルは担い手のタイプにより、専業...
温州みかんの棚仕立て隔年片側交互結実法による管理作業時間の短縮
要約 〔要約〕1列植えで樹形を柵仕立てにしている温州みかん(杉山温州)に対し隔年に樹冠の片側だけ結実させ,残り反対側は強剪定・全摘果剤散布という栽培法を取り入れることにより,果実品質は大差なく,収量...
要約 桑育成系統「本75-26」に「No.3001」を交雑し、普通植向き桑系統[「本87-99」を選出した。本系統は夏切ともに「しんいちのせ」より多収である。枝条の伸長は劣るが、枝条数は多く、やや展開する姿勢を示すこ...
要約 ウメの樹体管理において、弱せん定や減肥栽培は、幼木期の収量は増加するが、葉は小型化し、徒長枝の発生量や根量が減少し、根域も狭くなる等、樹勢低下の症状が現れる。樹勢強化のためには切り返し主体の強...
要約 うめの黒星病防除にスプリンクラーを用いた場合、薬剤散布量を10a当たり600㍑とすることで、慣行の手散布と同様の防除効果が得られ、高い能率で防除作業が可能となる。 背景・ねらい うめの高品質安定生...