黒ポリエチレンフィルムを利用した簡易太陽熱土壌消毒によるレタイビッグベイン病の予防技術
要約 2作取りレタス栽培において、8月中旬から黒ポリエチレンフィルムを用いて約50日間被覆し、被覆を維持したままで、不耕起で栽培すれば、レタスビッグベイン病の被害を2作にわたって軽減することができる。...
抵抗性品種の利用・栽培管理によるレタスビッグベイン病の発病抑制
要約 レタスビッグベイン病発生地域での発病抑制対策として、強度の汚染圃場では「Bay View」他7品種を、汚染程度の軽い圃場では「ロジック」、「99LE10」を用いる。栽培管理では、高畝栽培による排水改善や土壌...
要約 ナス栽培種の台木用固定品種‘台三郎’を育成した。青枯病抵抗性は‘台太郎’より強く、半枯病に対しては同等の強度抵抗性を有する。草勢は‘台太郎’より強く、接ぎ木個体の収量性は‘台太郎’台と同等である。 キ...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 カーネーションを養液土耕で1年間栽培した後、株を切り戻して2年目も使う据え置き(2年切り)栽培の2年目の収量は、改植(1年切り)栽培にくらべて、6%増加する。種苗費は50%、改植にともなう労力は70%軽...
要約 ナス台木用品種「台二郎」は、「台太郎」の葯培養系統とヒラナスとの種間交雑品種である。「台太郎」に由来する青枯病抵抗性とヒラナスに由来する半枯病抵抗性を持つ。ヒラナスより青枯病に強く、無加温およ...
カーバム系薬剤の土壌消毒跡地におけるハクサイ黄化病発病抑制効果
要約 カーバム系薬剤を散布・土壌混和、畦立て全面マルチ被覆した土壌消毒跡地におけるハクサイ黄化病の発生は、消毒後1~2年間、クロルピクリン剤の全面マルチ畦内消毒跡地に比較して少なくなる。カーバム系薬...
要約 簡易な隔離床を利用したトマトの低段密植栽培で、セル成型苗を直接定植することにより、育苗の省力化が図られ、開花も早まり、高糖度果実の生産及び環境にやさしい湛水太陽熱土壌消毒処理が可能となる。長崎...
要約 トルコギキョウ青かび根腐病の発生は、品種、投入資材、土壌、施肥量等の栽培条件によって異なる。防除対策として、太陽熱消毒が有効である。 背景・ねらい トルコギキョウ青かび根腐病(病原:Penicillium ...
要約 ヒラナスプロトプラストの細胞選抜再生系統は、青枯病の発病を遅延する抵抗性を示す。青枯病菌の培養ろ液を選抜物質に用いた場合に得られる系統の自殖第一代の中から、罹病性品種(筑陽)を接ぎ木しても青枯...
要約 高温期にみられるランナーの先端が変色、枯死する症状は、親株への多かん水により発生率は減少する。苗の葉柄中の硝酸態窒素濃度は、ランナー切断後4週目においても高い状態が続き、花芽分化は「女峰」より5...
メロンつる割病(レース1,2y)抵抗性台木新品種系統「空知台2号」
要約 「空知台2号」はメロンつる割病のレース0、レース2およびレース1,2yに対して抵抗性を有し、台木特性及び接ぎ木作業性の優れるメロン用台木品種である。 キーワード 「空知台2号」、メロンつる割病、レース1,...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
要約 ダイコンのバーティシリウム黒点病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。抵抗性の高い8品種は、バーティシリウム黒点病対策として実用的に使用できる。 背景・ねらい 群馬県内のダイコンに、バーティシ...
ペースト状肥料の局所施肥体系がレタス根腐病の発生軽減に及ぼす効果
要約 レタスに対してペースト状肥料を株横4cmの深さ5cmと10cmの2段位置に畝立てマルチ被覆と同時に機械局所施肥する方法は、慣行の施肥法に比べてレタス根腐病の発生が低く、カーバムナトリウム塩剤を同時処理す...
トマトの萎凋病及び根腐萎凋病抵抗性品種に病原性を有するトマト萎凋病菌レース3の発生
要約 福岡県内の促成栽培トマトで萎凋病菌レース1、レース2及び根腐萎凋病抵抗性品種を侵す、わが国では未確認であったトマト萎凋病菌レース3の発生を初めて確認した。生産環境研究所・病害虫部・野菜花き病害虫...
要約 ハウスメロン栽培で問題となっているメロンえそ斑点病対策として抵抗性台木の「ニューメロン」、「Perlita」を用いて栽培しても商品性のある果実の生産は可能である。 背景・ねらい メロンえそ斑点病に対...
着色フィルムを用いた太陽熱土壌消毒によるレタスビッグベイン病防除法
要約 夏期に赤外線透過型着色フィルムをマルチ施用することで太陽熱消毒し、その後マルチを取らずにレタスを定植することにより、レタスビッグベイン病防除が可能となる。 背景・ねらい ビッグベイン病の病原ウ...
要約 遮根シートを利用し根域制限育苗を2年間行ったリンゴのわい化栽培苗木では、短果枝の着生が良好で、生産性の高い大苗が育成できる。また定植後、低樹高化が可能で、生産効率が高まり、早期多収性を示す。 背...
要約 ホウレンソウの品質や価格について、生産者と消費者とのギャップを事例的に把握した。無農薬のホウレンソウについては、消費者は通常価格の2割高で購入してもよいとしているが、生産者はさらに高い価格を希...