基盤整備直後にイブキジャコウソウを栽植被覆する法面管理の経営評価
要約 基盤整備直後の農地法面にイブキジャコウソウを栽植被覆する場合、100m2当たり導入経費(資材費+労働費)は36,779円、作業時間は約48時間である。年間労働時間は、定植3年目以降に慣行を下回り、累積費用...
ボックス栽培におけるビブルナム「スノーボール」の加温普通促成作型
要約 ビブルナム「スノーボール」は自然低温遭遇後、1月上中旬から4月中旬まで順次加温を開始することにより、50~15日程度の到花日数で2月下旬以降から自然開花期直前の4月下旬まで、計画的に収穫することが...
要約 トマトの夏季育苗において、熱線遮断フィルムを展張した育苗ハウスは、農業用ビニルに比べ昇温が抑制されほぼ外気温並みとなり、苗の葉温および培地温も低くなる。また、第1花房の着花節位が下がるため定植...
カーネーションの2年切り栽培における適正な切戻しの高さとかん水管理
要約 カーネーションの2年切り栽培における切戻しの高さは、切戻し後の芽整理の本数が少なく、株の生存率が高い10㎝が適している。切戻し前後のかん水管理は、切戻し前までかん水を継続することで、m2当り200本...
要約
水田内を移動しながらスクミリンゴガイを拾い取る捕獲方法に比べ、水田内や水田周囲に設置した野菜トラップに集まった貝を拾い取る方法は、短時間で貝を捕獲でき効率的である。
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エアロビック・ライスの連作による収量漸減現象に非生物的要因が関与する
要約 収量漸減現象が認められるエアロビック・ライス連作圃場からの採取土壌を用いたポット試験において、薬剤や熱処理によって生物的要因を排除してもイネの生育に有意な改善が見られないことから、この現象には...
北海道の常時湛水連作田では稲わら残渣炭素の50%相当のCH4が発生する
要約 北海道道央の中干し、間断灌漑が行われていない常時湛水連作田では、鋤込まれる稲わら残渣量に対し発生するCH4は稲わら残渣量が多いほど有意に増加し、稲わら残渣の50%に相当する炭素がCH4として放出されて...
要約 重粘土水田の暗渠の排水能力は、代かきや収穫時の踏圧による土壌の攪乱や圧縮、乾燥収縮による亀裂の発達に対応して季節的に変動するとともに、疎水材の沈下やその上部土層の通水性の悪化により、経年的に低...
要約 玄米のカドミウム濃度には2~10倍程度の品種間差があることを明らかにしました。さらに玄米カドミウム濃度の低い品種を育種素材として、一般普及品種に比べ玄米カドミウム濃度が約半分の新たな系統を開発...
集水域における環境保全型稲作技術導入による流出負荷低減効果のモデル評価
要約 水稲栽培における施肥・水管理の改善による栄養塩類等の流出負荷低減効果を予測・評価する重回帰モデルを開発し、平準降雨年における水稲栽培技術別の原単位を設定することで、琵琶湖集水域における環境保全...
農業用水路の劣化進行予測と補修・更新費用の算定を支援するソフトウェア
要約 農業用水路特有の摩耗や継目劣化をはじめとする多様な劣化状況について、マルコフ連鎖など複数のモデルを駆使し劣化進行予測を行い、施設のライフサイクルにおける補修・補強・更新に係る対策の適切な時期...
要約 小規模コンクリート水路を対象として、農家等の直営施工による適切な補修が可能な変状か否かの判定方法やその具体的な簡易補修方法を解説したマニュアルであり、「農地・水・環境保全向上対策」の取組に活...
北陸地域のコシヒカリの不耕起V溝直播における適正な苗立本数と施肥窒素量
要約 北陸地域のコシヒカリの不耕起V溝直播栽培において10a当たり収量500kgで玄米タンパク含有率6.5%以下を安定して確保するためには10a当たり苗立本数は100~150本程度、施肥窒素量は6~8kgが適量である キ...
飼料用・米粉用など多用途に利用できる多収水稲新品種「ミズホチカラ」
要約 「ミズホチカラ」は出穂期が「ニシホマレ」並の中生種で、耐倒伏性が強く粗玄米収量が一般主食用米より約20%多収である。玄米品質・米飯の食味は不良であり主食用には適さないが、飼料米や米粉原料などの加...
砂質土壌でのピーマン栽培における溶脱窒素量低減のためのかん水施肥法
要約 砂質土壌における施設ピーマン栽培において、点滴かん水チューブによるかん水同時施肥や肥効調節型肥料の利用により、収量を維持しながら施肥窒素量と溶脱窒素量を低減することができる。 キーワード 施肥、...
要約 有機質肥料の側条施肥では、化学肥料(速効性)に比べ水稲への施肥効率が向上する。有機質肥料の側条施肥技術による化学肥料5割削減栽培のコシヒカリにおいて、慣行栽培と同等の精玄米収量・品質を確保でき...
要約 出穂2週間後の穂のカドミウム濃度(X)を測定し、関係式Y=1.22×Xによって玄米のカドミウム濃度を予測する。これにより、収穫後に分析のための出庫保留することなく、汚染米の流通リスクを軽減できる。 ...
環境保全型稲作技術の面的な取り組みによる流出負荷低減効果の定量的評価
要約 化学肥料・化学合成農薬の使用削減と適正な水管理を組み合わせた環境保全型稲作技術の面的な取り組みにより、慣行栽培と同程度の収量・品質を確保しつつ、水稲作付期に安定した流出負荷低減効果が得られ、年...
ウンシュウミカン樹の水分状態を簡易に判別できる「水分ストレス表示シート」
要約 「水分ストレス表示シート」は、樹体の水分状態を反映して葉裏面から放出される水分を塩化コバルトの吸湿による色変化として捕らえ、視覚的に樹体の水分状態を推定することができる。 キーワード ウンシュウ...
自動灌水装置を用いた水分制御による半促成栽培トマトの高糖度化
要約 カーネーションの2年切り栽培において、1年間栽培した株を1回で切り返すのではなく、 2回に分けて草丈を段階的に低く切り返す、あるいは側枝を半分ずつ2回に分けて切り返すことにより、 高温時でも生存...