アブラナ科野菜根こぶ病に対するおとり作物としてのエンバク(ヘイオーツ)の利用
要約 アブラナ科野菜根こぶ病菌によりエンバク(品種ヘイオーツ)は根毛感染するが根こぶは形成しない。エンバクによる根こぶ病菌密度低下が確認され、エンバクはおとり作物としても利用できる。 背景・ねらい 根...
要約 アブラナ科野菜のハイマダラノメイガの防除は生育初期が重要である。誘致植物としてハクサイの幼苗や、クレオメ(フウチョウソウ科)を用い、その新芽の被害推移を調査することにより発生モニタリングが可能...
要約 10月から3月に切り花用ハナナ(Brassica campestris )、カラシナ(B. juncea )、アブラナ(B.napus )を順次直播すると、放任で1月から5月まで景観を形成維持できる。 背景・ねらい 近年、公園や道路端...
枠試験での食菌性トビムシによるアブラナ科野菜の苗立枯れ症抑制効果
要約 苗立枯れ症の原因となる糸状菌Rhizoctonia solani を混和した枠土壌に、食菌性トビムシの一種Folsomia hidakana を導入することにより、ハクサイ、キャベツの苗立枯れ症を抑制することができる。 背景・ねら...
要約 キャベツの直播栽培では、移植栽培に比較して雑草の発生量が多く、特に実生のスカシタゴボウの発生が著しい。スカシタゴボウには、土壌処理除草剤(トリフルラリン乳剤)の効果は劣るが、初期生育が緩慢であ...
夏まき緑肥の導入によるとうもろこしのアーバスキュラー菌根菌感染率と生育の改善
要約 アーバスキュラー菌根菌と共生しない作物を収穫した後、菌根菌共生作物を夏まきの緑肥として導入することにより、翌年に栽培する後作とうもろこしのアーバスキュラー菌根菌感染率、生育が改善される。 背景...
要約 軟弱野菜類を加害するハモグリバエ類の種類は4種で、ハモグリバエ類の寄生蜂6種を確認した。その季節的変化は春期にはナモグリバエ、夏~秋期にはマメハモグリバエの寄生が多い。 背景・ねらい 兵庫県...
要約 大阪しろなの種子を粒径別にふるい分けし、分別割合の最も多い中粒種子のみを用いて栽培すれば、収穫期の生育を均一に揃えることができる。 背景・ねらい 大阪府内の大阪しろなの栽培において、収穫・調製...
要約 ハクサイ根こぶ病に対して淡色黒ボク土は普通黒ボク土より抑止的であり、その抑止要因として生物的要因と非生物的要因がともに関与している。 背景・ねらい アブラナ科野菜根こぶ病では、
発病しにくい土...
要約 春まき栽培キャベツにおけるコナガの防除開始時期を明確にし、適切な防除ができるよう、フェロモントラップ誘殺数とアメダス平均気温による発生予測システムを開発した。晩春まきでは定植時の粒剤施用がより...
要約 チンゲンサイの栽培において、目合い0.8mmの被覆資材を作物に接触しないようにトンネル被覆し、裾を土で埋めて固定し密閉することにより、キスジノミハムシ、コナガに対し高い防除効果が得られる。 背景・ね...
異科野菜の組み合わせによる土地利用型機械移植栽培における輪作体系の改善
要約 奈良県中山間地域の開発造成畑における、秋どりハクサイを中心とした機械移植体系の組立にあたり、アブラナ科野菜の連作障害軽減のため、夏キャベツにかわり初夏どりレタスを組み合わせた輪作が効果的である...
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...
要約 分離細菌をハクサイ種子にコーティングして発芽させ、根こぶ病菌の根毛感染率を1.0%以下に抑える拮抗細菌は、根こぶ形成も抑制する効果が高く、根こぶ形成を待たずに拮抗細菌を選抜できる。 背景・ねらい ...
葉ダイコン散播によるアブラナ科野菜根こぶ病菌の休眠胞子密度低減効果
要約 葉ダイコンCR-1を散播し、鋤込むことにより、土壌中のアブラナ科野菜根こぶ病菌休眠胞子密度を無作付の5~30%に減少させることができる。これは葉ダイコンによる根こぶ病菌の根毛感染の誘引が一因で...
葉ダイコン散播によるアブラナ科野菜根こぶ病菌の休眠胞子密度低減効果
要約 葉ダイコンCR-1を散播し、鋤込むことにより、土壌中のアブラナ科野菜根こぶ病菌休眠胞子密度を無作付の5~30%に減少させることができる。これは葉ダイコンによる根こぶ病菌の根毛感染の誘引が一因である。 ...
カラシナから生じる揮発性抗菌物質によるホウレンソウ萎凋病の発病抑制
要約 カラシナから生じるアリルイソチオシアネートにより、ホウレンソウ萎凋病菌の生育が顕著に抑制され、殺菌作用が認められる。カラシナ葉を土壌中に混入するとホウレンソウ萎凋病菌の密度が減少し、ホウレンソ...
要約 群馬県内に発生したイチゴ萎ちょう病菌は、判別植物に対する病原性から4つの系統に分けられた。イチゴに対する病原力は病原菌の系統によって異なり、ピーマン系が最も強く、次いでエダマメ系、トマト系であ...
要約 フェロモントラップによるコナガの誘殺数から、夏穫りキャベツでの幼虫密度を推定する予測式を作成した。 背景・ねらい コナガはアブラナ科作物の主要害虫であるが
効率的な防除のための発生予察方法が確...
要約 ツケナ類の寒冷地型養液栽培には、ちょうほう菜とみそめちぢみ菜の適応性が高い。栽植密度はパネル当たり100株で、培養液濃度150mS/mで15分給液30分休止の管理で、定植後21~26日で収穫が可能となり、パネル...