要約 チャのペーパーポット育苗において、太枝を用いることにより従来の二葉挿しより分枝数、葉数の多い苗ができる。この太枝苗は、定植当年の裂傷型凍害に対して被害が少なく生存率が高い。また、その後の生育が...
要約 生産力が低下した茶園のせん枝方法は、一番茶摘採後中切りし、処理3年目に再せん枝を行うことで回復効果が高くなる。大分県農業技術センター・茶業特産部 背景・ねらい 大分県の専用茶園の多くは昭和40年代...
要約 バラ養液栽培におけるロックウール代替培地として、ヤシ殻培地が有望である。ロックウール培地と比較して、収量は同等以上となり、切り花の花持ち日数及び最終開花程度も同等である。 背景・ねらい 環境保全...
要約 ももの落蕾症はホウ素過剰により発生し、マンガン欠乏で助長される。落蕾症発症の強弱は花粉の有無に関連し、花粉がある系統ではホウ素過剰に対する感受性が低く、花粉がない系統では高い。 背景・ねらい 「...
要約 ガーベラ非循環式養液栽培では改植時においてガーベラ根腐病菌に汚染したロックウール資材を60℃以上の熱水に浸漬することで消毒できる。 背景・ねらい ガーベラ栽培では根腐病が発生して問題となっている。...
要約 リンゴ苗木のポット試験において、キタネグサレセンチュウ密度が高くなると苗木の生育抑制が認められ、また、リンゴ連作土壌においては、センチュウ専用薬剤の施用によりリンゴ1年生苗木の生育が促進される...
要約 1998年8月下旬の集中豪雨により発生したモモ「あかつき」園の浸水・冠水被害は、樹冠のほぼ全体が浸水した樹は浸水直後に枯死するものが多く、50%以上が浸水した樹は、次年度の生育もかなり低下し生産量も劣...
要約 遮根シートを利用し根域制限育苗を2年間行ったリンゴのわい化栽培苗木では、短果枝の着生が良好で、生産性の高い大苗が育成できる。また定植後、低樹高化が可能で、生産効率が高まり、早期多収性を示す。 背...
寒冷地における養液栽培によるカーネーションの2年切り生産技術
要約 カーネーションの養液栽培による2年切り生産では、2番花を元切り採花するか、2番花採花後に草丈10~20cmで切り戻すことにより2年目も安定した品質が得られ、収量の増加と切り花期間の拡大が可能となる。 背...
要約 茶園造成地における表土扱い層の土層改良で、ロータバケット混層耕を行うことにより、大型重機の走行等により緊密化した土壌をぼう軟にするなど、土壌物理性の改善効果が高く、茶樹の生育も良好である。 背...
要約 温室バラのアーチング栽培におけるロックウール培地および挿し木苗は、連用すると毎年更新より切花本数が多くなるが、4年次以降は切花重、切花長が低下するので、連用年数は3年程度とする。 背景・ねらい ...
要約 ガーベラの養液栽培において、鉢を利用して育苗を行い、開花株として鉢ごとロックウールマット上に定植することにより、収穫本数が大幅に増加する。また、改植時期を通常の4月から8月に遅らせることにより...
要約 根域制限資材を塗布したポリエチレン製ポットと肥効調節型肥料を利用することによりユズの大苗育苗(2~3年生)が可能となる。また、植え傷みが少なく、本圃定植後の生育も良好となる。 背景・ねらい
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要約 もも樹「武井早生白鳳」をブロック・ベッドで栽培し根域制限することで、低樹高になり、作業の省力化が可能である。また、果実品質についても、圃場栽培より糖度の高い果実を生産できる。 背景・ねらい
要約 樹齢が進み、枝葉が混み合ったリンゴわい性樹を対象とした省力型樹形として、主幹の切り下げと下部側枝の拡大により結実部位2~2.5m程度の低樹高化が可能となり、作業性向上が図られる。 背景・ねらい 岩手...
「ヒリュウ」台によるウンシュウミカン「今村温州」の樹冠容積抑制と果実品質向上
要約 「ヒリュウ」を台木にすると、ウンシュウミカン「今村温州」の樹冠容積をコンパクトに制御できる。収量は 1樹当たりでは少なくなるが、樹冠容積当たりでは多くなる。果皮色、果実糖度は、従来のカラタチ台に...
温州みかん若木の機械移植と早期成園化のための管理法 愛媛果試
要約 温州みかん若木を園内道を利用し機械移植すると軽労働で短時間に行える。移植直後は枝の除去程度が強いほど葉が多く発生する。移植後2年目は、全摘果し夏剪定を行うと葉数・根量が多くなり、移植後3年目の収...
コンテナを用いたカキ大苗育苗における発根促進剤の生育促進効果
要約 カキ苗の根部を高吸水性樹脂またはヒドロキシイソキサゾール液剤の希釈液に浸漬処理し、コンテナに植栽して1年間育成した大苗は、根量が増加し、根の呼吸量が高まり、新梢発生数が多くなって、総生長量が多...
半促成長期どりアスパラガスの定植時期と2年目の立茎開始時期と収量
要約 半促成長期どりアスパラガスは、定植時期が早く、立茎開始時期も早いほど2年目の年間収量が多くなり、その影響は立茎開始時期の方が定植時期よりも大きい。大分県農業技術センター・畑地利用部 背景・ねらい...
キク親株のロックウール耕による挿し穂生産における栽植株数と養液濃度
要約 キク親株のロックウール耕により挿し穂生産量が著しく増加する。その際の栽植株数はロックウールマット当たり8~10本植えとし、養液濃度は園試処方1/2処方とする。採穂回数が増加しても、切り花品質は慣行親...