要約 納豆用大豆「コスズ」の収益性安定のためには、晩播で極小粒歩合を高めるより、標播による安定多収に重点をおく必要がある。気象・立地条件の異なる岩手県内の地帯別収量目標を設定し、そのための好適栽培法...
要約 夏そばと小豆の1年2作体系技術である。夏そばに「キタワセソバ」を用い、4月下旬に播種し、7月中旬に収穫する。後作の小豆には「ベニダイナゴン」を用い、7月20日までに播種して、11月始めに収穫する。 背景...
要約 播種期は9月下旬、播種量は全面全層播きとドリル播きでは0.8kg/a、大豆立毛間播きは1.2kg/a程度である。基肥窒素はやや多くし、追肥時期は小穂分化期と減数分裂期の2回行う。1回の追肥量は2kg/aにとどめる。...
要約 こんにゃくの敷わらを大麦の座止現象に代えた草生栽培である。2年生以上のこんにゃくに適用でき、栽培の安定化と省力化が図られる。 背景・ねらい 「こんにゃく」の安定栽培上、敷わらは、土壌浸食防止、病...
要約 フロアブル除草剤(ピリブチカルブ・ブロモブチド・ベンゾフェナップ剤)を水口付近に全使用量を一括投下し、灌漑水によって圃場全体に流入処理する方法は、大区画水田において処理むらが少なく、除草効果が高...
要約 西南暖地の稲・麦・だいず体系における麦跡だいずを改造ロータリを用いて前作麦わらを鋤込みながら一工程で畝立播種する。播種作業が迅速・簡単にできるとともに、播種後の降雨による滞水被害もなく、初期生...
要約 だいず幼苗に白絹病菌を接種し、立枯症状および茎に発生する病斑の程度を指標として白絹病抵抗性が簡便かつ短期間で判定できる。 背景・ねらい ダイズ白絹病防除に最も有効かつ要請の多い抵抗性品種の育成を...
要約 マメ科の緑肥作物であるヘアリーベッチを秋播( 10月~11月上旬)すると、春~初夏に繁茂し、ほぼ完全な雑草制御が可能である。寒天培地を用いた根からの浸出物検定法によって、この作用にはアレロパシーが...
要約 畝高さ40cm、畝中心間距離 90cmの畝間に入り、 2条播き播種ユニット、 2条用一次間引きユニット、畝の両肩に同時追肥できる側条追肥ユニットを搭載して走行できる改造動力付野菜運搬車による、エンジン用播...
要約 フリージアの種子からの栽培法としては、吸水種子を15℃条件下で15~20日間湿冷蔵する催芽処理方法により生育が促進され、切り花収量・品質が向上する。施設での無加温栽培の場合、催芽処理種子の播種時期は8...
要約 「スズユタカ」の無培土栽培は、培土栽培に比べ汚損粒が発生しない着莢高となり、同収量が得られる。無培土栽培の好適播種期は、倒伏が少なくなる6月下旬以降である。 背景・ねらい 大豆の培土栽培では、コ...
要約 吸水種子を3~5度C・2~3週処理後2週間育苗し、8月上旬ハウス内定植することにより、9月下旬から12月にかけて収穫できるそらまめ栽培法である。a当たりの可販莢収量は140kgと多収で品質も良い。 背景・ねら...
要約 宮城県におけるヒマワリ栽培では、人力播種機で播種後、間引き作業を行っているが、真空播種機を利用し1粒播種を行うことで、間引き作業を省略できる。 背景・ねらい 宮城県におけるヒマワリ栽培においては...
要約 青大豆の栽培では、平床高畦と片側培土を組み合わせた、大麦立毛間不耕起播種栽培により、大麦収穫後の耕起晩播栽培に比較して子実重が向上する。 背景・ねらい 宮城県では水稲に特化した農業から、
収益...
要約 種茎直播法において、播種後、覆土をロータリー耕耘で行うことにより従来の桑園造成を大幅に省力化した作業体系が可能となる。造成時間は約10分の1に短縮され、秋末には苗木密植と同等の枝条数が得られる。 ...
要約 桑種茎直播のための穂木の調製は家庭用丸ノコを用い、播種は長いも播種機を改良した種茎直播用播種機を用いて行うと作業能率が向上し、実用化可能な活着が得られた。 背景・ねらい 養蚕経営の規模拡大を図る...
要約 乳苗育苗における人口培地の適応性を明らかにした。また、水田土を利用した乳苗育苗の機械移植適応性からみた播種量、施肥量、床土の量を明らかにし、人口培地を使わない乳苗育苗法を確立した。 背景・ねら...
要約 早生の高品質六条皮麦品種として「シュンライ」を選定した。本品種は「ミノリムギ」に比べ、収量性はやや劣るものの、耐倒伏性の強い早生品種で麦・大豆体系への導入が容易であり、大粒で外観品質が優れ、食...
要約 日減水深の少ない黒泥土壌水田にレンゲ、ライムギを栽培し翌春その場で鋤込み土壌還元化、生育抑制、地力増強効果、緑肥の分解過程等を明らかにした。施肥はライムギは基肥対応、レンゲは追肥対応するのが適...
二重底ガラス容器による土壌のダイコン萎黄病に対する発病抑止性の判定法と解析
要約 各種土壌のダイコン萎黄病に対する発病抑止性を簡易・能率的に判定・評価するため、二重底ガラス容器法を開発した。本法により土壌の発病抑止性を検討した結果、発病抑止性と土壌のグルコース分解活性、土壌...