要約 モニターや一般の閲覧者と協調して運営される水稲冷害早期警戒システムは、異常な低温や高温が収量・品質に及ぼす影響を適正に予測でき、その対策技術をリアルタイムに提供できるため栽培管理の意志決定に役...
要約 「山形71号」は、極早生の粳種で、いもち病抵抗性、耐冷性及び耐倒伏性がやや強の、良質、良食味系統である。山形県の山間部での安定生産と食味の向上を図るため、2000年から「みちのくわせ」に代えて奨励品...
要約 〔要約〕良質,多収で耐寒性の優れた晩生系統‘枕崎19号’を育成した。煎茶品質は,色沢が鮮緑色で細よれし,滋味は渋みが少なく,うま味に富む。早生,中生品種と組み合わせると摘採期の幅が広がる。 キー...
要約 水稲「空育158号」は寒地では中生の大粒系統であり、玄米に酒造好適米特有の心白を発現し、酒造適性が高い。 背景・ねらい 北海道にはこれまで心白を多く発現する酒造好適米品種がなかった。しかし、近年の...
要約 水稲「山形71号」は熟期が極早生の良質、良食味の粳種である。品質は「みちのくわせ」より明らかに優り、食味は「ササニシキ」に近い良食味である。平成12年度から山形県で「みちのくわせ」に代えて山間部対...
要約 水田土壌にリン酸が蓄積している実態にもとづき、水稲のリン酸吸収量と土壌中の可給態リン酸(トルオーグ法)水準に対応したリン酸施肥基準を策定し、可給態リン酸30mg/100g以上では無施用とした。 背景・ね...
要約 測色計を用いた葉色値により,イネ体のいもち病感受性程度を評価できる。コシヒカリ,ササニシキでは葉色値(明度)が38~39以下ではいもち病感受性が高くなる場合がある。 背景・ねらい 近年,いもち病抵抗性弱...
要約 極早生で耐冷性強く、良食味で安定多収の水稲「信交488号」を育成し、長野県で奨励品種に採用予定である。良食味の特性を生かし、高位良質安定生産を行うためには、作期・栽植密度とも標準植がよく、基肥量...
要約 チャ秋芽の生育停止期は、10月下旬~12月中旬で品種差異があるが、一番茶萌芽期との相関は低い。生育停止期の遅い品種は、裂傷型凍害抵抗性が弱く、チャノホソガ越冬世代の発生量が多い傾向がある。宮崎県総...
要約 穂ばらみ期稲体栄養と不稔の関係から茎炭水化物の重要性を示した。各種資材の不稔軽減効果を検討した結果、ケイ酸資材は、ケイ酸/窒素比・茎炭水化物含有率・葯長を増加させ、アミノ酸資材は、プロリン比率...
要約 青森県品種「むつほまれ」、「かけはし」の乳苗移植栽培における障害不稔発生危険期は、葉耳間長が-8cm~+5cm、幼穂長が5cm~18cmの時期となる。この期間中で最も危険期穎花率が高い最危険期は葉耳間長-2cm...
要約 合計窒素施肥量130kg/haを基肥を含め13回に分けて施用(多数回分施)することによって、冷害年に障害型不稔率の低下をもたらすことができる。なお、平年には慣行並の収量が確保てきる。 背景・ねらい 窒素施肥...
冬期寡日射条件下での無加温パイプハウスにおけるコマツナの無被覆栽培
要約 冬季に寡日射条件となる秋田県におけるコマツナの無加温パイプハウス栽培では、保温資材で被覆すると軟弱に生育し、糖やビタミンC含有率が下がり、栄養価が低下する。また、作物体の耐凍性も高まらず、凍害...
要約 水稲新品種「信交糯144号」は長野県で「コシヒカリ」よりやや晩い“中生の晩"の紫黒糯で脱粒性“難"の、良質な品種である。平成10年度から長野県の特産的品種として普及に移した。 背景・ねらい 本県では、特...
要約 秋には種したキャベツのセル成型苗は、冬期間不織布をべたがけし積雪下で保存できる。この越冬保存させた苗は早春に移植が可能である。慣行の秋移植栽培に比べ収穫時期が遅れるが、収量・品質に差はなく、越...
要約 平成5年の水稲冷害において,気象・品種・栽培条件がほぼ同一な圃場間に見られた被害程度の局地的変動は,透水性が過小・過大な土壌で被害が大きく,作土が深いと軽減されるなど土壌要因とも関連していた...
要約 水稲の幼穂における低温感受性の高い穎花の割合と幼穂長の関係から,幼穂長50~150mmを冷害危険期の指標とすれば,幼穂形成期間の日平均気温によって危険期間と最危険期を推定することができる。 背景・ねらい...
要約 水稲新奨励品種「信交485号」の良質良食味・安定多収栽培のためには、「コイヒメ」の基肥水準よりやや減肥し、密植を避けて倒伏を抑え、幼穂10mm期に穂肥を施用するのがよい。 背景・ねらい 早生・良食味品...
要約 心白発現率高く、醸造適性の高い酒造好適米水稲「ひとごこち」を育成し、奨励品種に採用した。大粒で醸造適性の高い高品質米の安定生産には、基肥を抑え幼穂長5~10mm期に追肥を行う。 背景・ねらい 本県の...
要約 水稲品種コシヒカリにおいて幼穂形成期窒素吸収量と幼穂形成期~成熟期の窒素吸収量によって玄米窒素濃度を推定することが可能である。また、目標玄米窒素濃度のコシヒカリを生産するための窒素吸収パターン...