周年放牧肥育後の褐毛和種去勢雄牛では内臓廃棄個体の発生率は極めて低い
要約 周年放牧肥育後の褐毛和種去勢雄牛は代謝疾患を発症しにくく、内臓廃棄個体の発生率が0%と慣行肥育(畜舎で牛を飼養し配合飼料を多給する肉用牛生産方法)される褐毛和種去勢雄牛および黒毛和種去勢雄牛の発生...
ミルキークイーンの出穂性を改変した水稲新品種「ミルキーサマー」
要約 低アミロース米品種「ミルキーサマー」は「Kasalath」の出穂遺伝子Hd1を有する「ミルキークイーン」の準同質遺伝子品種である。出穂性は「ミルキークイーン」と比較して関東で早生に、亜熱帯環境で...
収量性が高く品質の良い蒸切干加工用カンショ新品種「ほしこがね」
要約 カンショ「ほしこがね」は、「シロタ」障害の発生がほぼみられず、蒸切干の外観・食味が良好な蒸切干加工用品種で、多収性品種「タマユタカ」に近い収量性を有する。 キーワード サツマイモ、加工用、蒸切干...
要約 大苗定植、長日処理、初期重点追肥と高昼温・低夜温管理を組み合わせることで、冬季に長さ70cm2花2蕾以上のトルコギキョウ切り花を1本当たり100円以下の生産コストで作付け個体の80%以上を出荷できる。 キー...
要約 粗飼料利用性に優れる褐毛和種去勢雄牛を肥育素牛として、少量の配合飼料やトウモロコシサイレージを併給した周年放牧により、約24ヵ月齢で700kg前後の出荷時体重を示し、肉質等級2等級の枝肉生産が可能であ...
要約 寒地型牧草を利用した小規模移動放牧方式により、30aの圃場で、春から夏までは3頭、夏から秋までは2頭の黒毛和種肥育素牛を放牧することができ、補助飼料無給与で全期間平均0.69kg/日の日増体量を得ることが...
中山間地域における地元農家との関わりからみた新規就農者の地域定着条件
要約 新規就農者の地元農家との関係形成には研修終了後3~4年を要する。新規就農者の定着には、住宅や農地の確保、技術研修等の初期支援のほか、早期からの地域活動参加や自立後の定住に向けた継続支援の受け皿と...
要約 中山間地域等における小規模で高齢者の多い直売所では、生産者等への幅広い広報や消費者へのPR活動や、直売所間の交流による関係者の意識変化を通した持続的運営体制づくりに対して、公的機関が事務局機能を...
農業生産法人の広域連携による少量多品目野菜の集出荷ビジネスモデル
要約 農業生産法人の広域連携による野菜の集出荷ビジネスモデルは、少量多品目生産と宅配便を利用した流通による集出荷拠点の分散化、消化仕入れ方式による販売店側の負担軽減、手数料方式による会計処理の簡素化...
寒地・寒冷地における夏秋どり業務用レタスの適品種と株間拡張による大玉生産
要約 寒地、寒冷地における夏秋どりレタスで業務用適性の高い品種は、エンパイヤ系やサリナス系、サリナス・エンパイヤ系、エンパイヤ・マック系の品種群に多い。また、慣行栽培より株間を広げることで大玉生産がで...
要約 乾燥タケノコは、干し椎茸並に利用できる煮物の具材に適し、風味を残す製造方法は、蒸し、裁断、冷凍処理、乾燥と簡便な方法で製造できる。 キーワード 乾燥タケノコ、風味を残す、冷凍処理、簡便な方法 背...
要約 「大分果研4号」は、「大津八号」に「天草」を交配して育成した早生カンキツで、多汁性で果肉が軟らかく、減酸が早いため年内収穫・出荷できる。 背景・ねらい
要約 早生シオン「ブルーレイク」について、平坦地及び中山間地栽培での自然開花と、2℃~-1℃で3ヶ月間株冷蔵後、9月~11月に定植し電照加温栽培する新作型を組み合わせた周年出荷体系を確立した。 キーワード 早...
要約 中山間地において、根深ネギを8月上旬より安定出荷するには、品種「ホワイトスター」を用い、3月上旬に定植するとよい。また、低温年の低温による障害は、定植後1ヶ月程度不織布でべたがけ被覆することによ...
要約 マンゴー収穫後に発生する炭疽病様黒色斑点は、定温蒸気処理により抑制できる。 キーワード マンゴー、炭疽病様黒色斑点、定温蒸気処理 背景・ねらい
ミルキークイーンの出穂性同質遺伝子水稲新品種候補系統「関東IL7 号」
要約 「関東IL7 号」は、「ミルキークイーン」の遺伝的背景に出穂遺伝子Hd1 を含むインド型品種「Kasalath」の染色体断片約560kb を有する低アミロース米系統である。出穂性は、「ミルキークイーン」と比較して関...
背景・ねらい
ババガレイは、主に関東以北で煮付けや唐揚げなどで賞味されており、特に東北地方では「なめたがれい」と呼ばれ、年越しや正月の料理用として珍重されている。
釧路地域での漁獲量は1970...
要約 キュウリホモプシス根腐病発生圃場の土壌中では、キュウリを3年間作付けしなくても本病菌は残存している。発病の程度は、水稲作付けした場合、年数の経過により低下してくるが、畑地では、3年経過しても低...
積雪寒冷地におけるイチゴ四季成り性品種による夏秋どり栽培体系
要約 雨よけハウスにおいて、四季成り性品種「エッチエス- 138」の株冷蔵苗を4月下旬に定植することで、土耕栽培による7月から10 月までの夏秋どりが可能であり、株当たり410 ~ 570 gの商品果収量が得られる...
要約 贈答用に適する購入時の外観が継続するシクラメンと、家庭用に適する花立ちが長く続くシクラメンでは、用土の種類や出荷前の温度管理、夏期遮光率などの栽培方法が異なる。このため、消費者に日持ちが良いと...