脂肪酸カルシウムによるエネルギー補給が早期離乳子牛の飼料消化に及ぼす影響
要約 7週齢末に離乳した黒毛和種早期離乳子牛に脂肪酸カルシウムを8%添加給与することにより、TDN摂取水準は9%高まる。また、脂肪酸カルシウム添加による第一胃内炭水化物消化への抑制作用は、窒素源の添...
要約 発情が不明瞭な供卵牛に対して、性周期に関係なくCIDRを用いた過剰排卵処理は、従来の方法と同等の採卵成績が得られることから、計画的採卵を行う上で有効である。 背景・ねらい 採卵を目的とした過剰排...
要約 黒毛和種去勢子牛に濃厚飼料給与量を体重の1%とし、イタリアンライグラス乾草を自由摂取させると、肥育中の乾草摂取量と増体が大きくなる。また歩留基準値と枝肉中の骨重量が多く、皮下脂肪厚が薄い傾向を...
全きょうだい家系サンプルとRAPD法によるウシY染色体特異的DNAの単離
要約 全きょうだい家系のDNAサンプルとRAPD法とを組合わせた簡単な方法でウシのY染色体特異的(雄特異的)DNA配列を単離できることがわかった。得られたDNA断片は胚の性判別への応用あるいは雄特異...
要約 受精卵移植技術等により双子生産が行われ、生時体重の小さい黒毛和種子牛が生産されても、早期離乳(2または3ヵ月齢)による人工哺育・育成が可能である。 背景・ねらい 受精卵移植技術の普及に伴い、乳用牛...
黄体ホルモン製剤(CIDR)を併用した牛の計画的な連続2回過剰排卵処理
要約 黄体ホルモン製剤(CIDR)を併用して過剰排卵処理を施す方法は、供卵牛の発情周期に関係なく処理を開始でき、計画的に連続2回の処理が可能であった。採卵成績は通常のCIDR無併用処理と差は認められなかったこ...
全きょうだい家系サンプルとRAPD法によるウシY染色体特異的DNAの単離
要約 全きょうだい家系のDNAサンプルとRAPD法と組み合わせた組み合わせた簡単な方法でウシのY染色体特異的(雄特異的)DNA配列を単離できることがわかった。得られたDNA断片は胚の性判別への応用あるいは雄特異的多...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1 との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果...
要約 受精卵移植により生産された和牛子牛の人工哺育育成技術において、早期離乳体系について検討し、6週齢離乳の可能性が示された。高蛋白高脂肪代用乳、餌付け専用人工乳を給与した場合、哺乳期の発育が良好な...
要約 ホルスタイン種受卵牛における受精卵移植成績をとりまとめ、受胎率に影響を及ぼす要因について検討した。その結果、発情確認を確実に行い、移植時に出血させないこと、および新鮮卵移植もしくは凍結融解後B...
要約 分娩後に1回過剰排卵処理・採卵を行い、その後通常の人工授精を行う和牛繁殖システムを実施することにより、分娩間隔は通常の繁殖システムに比べ1.9ヶ月延長するが、 7.3個の受精卵が確保でき、AI産子とET産...
要約 PCR法の利用による胚の段階での性判別について、野外牛を対象に実施したところ、Aランク胚ではバイオプシーによる受胎率の低下はなく、実用性が高いと認められた。 背景・ねらい 分子生物学の発達は、Polime...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果が...
要約 乳肉複合経営が胚移植技術を、「現状」の技術水準下で導入するにはリスクが大きいが、技術水準、特に受胎率の向上により、胚移植経費が上昇、あるいは和牛とF1との価格差が縮小するケースでも所得拡大効果...
単純な培養液を用いて体外で成熟・受精させた豚卵子からの子豚生産
要約 豚未成熟卵子を、システインを 0.08mM含む修正TALP液内で36時間培養して得られた成熟卵子に体外受精を行い、受精 36時間後に 2-4細胞期に発生した受精卵をレシピエントに移植した。その結果、3頭の子豚が生...
要約 双子牛が単子牛より、初産牛から生まれた子牛が経産牛から生まれた子牛より、また雄子牛が雌子牛よりも出生直後に造血機能の低下が認められ、新生子牛の造血機能の改善には出生直後から鉄を40mg/日以上投与...
要約 豚未成熟卵子を、システインを0.08mM含む修正TALP液内で36時間培養して得られた成熟卵子に体外受精を行い、受精36時間後に2-4細胞期に発生した胚を受胚豚に移植した。その結果、3頭の子豚が生まれた。 背景...
要約 酪農経営が受精卵移植によって和子牛(黒毛和種の肥育素牛)を借り腹生産するコストは、ドナーの借上料、1回当りの採卵個数、受胎率によって大きく左右されるが、岩手県下の現状では約23~35万と試算され、酪...
成果の内容・特徴
性周期同期化と受精卵移植を組合せた乳用放牧育成牛の繁殖管理法
成果の内容・特徴