要約 搾乳牛の尿中クレアチニン,窒素,アラントイン含量は近赤外分光法により簡易に推定することができ,従来法との相関は順に,0.80,0.91及び0.91である。また,乳中尿素窒素含量についても尿の近赤外スペクト...
要約 養分要求量を満たす飼料設計は経験を要する作業である。本プログラムは通常の飼養管理で用いる飼料の給与上限、下限と単価を入力すれば、7種類までの飼料について総当たりで充足率を計算し、指定した抽出条...
要約 農作物,家畜,林業および水産業に被害を及ぼす野生生物の特徴,被害発生状況と防除対策を記述するホームページを作成して,広く情報を提供する。 背景・ねらい 近年,カラス・スズメ等の鳥類,シカ・イノシ...
要約 ニホンウズラおよびニワトリ雌鳥の産卵は、脛骨両骨端の成長板が消失し、骨髄腔内に骨髄骨が発現して始まる。性成熟後の脛骨の骨密度(ヒドロキシアパタイトの密度)には性差があり、雌鳥の値は産卵開始後、...
要約 イタリアンライグラス草地における輪換放牧を昼間利用し、夜間は舎飼いした黒毛和種去勢育成牛は、体重比0.8%の濃厚飼料給与で、DG0.9kg程度の増体量が可能である。長崎県畜産試験場・肉用牛科 背景・ねらい...
要約 フリーストール管理方式において、乳牛の採食行動は個体の産次や季節、乳量により変化する。初産牛は1日の採食回数が多く、乳量の多い牛は飼料給与時だけでなく、日中や夜間、早朝の採食量が増加する。この...
黒毛和種(但馬牛)における母牛の1日当たり推定乳量と子牛の初期発育との関係
要約 子牛の12週齢までの発育は哺乳量に影響を受け、特に4週齢の1日当たり乳量と初期発育の関係が深い。4週齢の子牛の体重及び1日当たり増体量から母牛の 1日当たりの乳量推定が可能となり、哺育初期の代用乳、人...
要約 黒毛和種繁殖牛への粗飼料の夕方1回給与は、朝夕2回給与に比較して飼料摂取量、繁殖成績に差はなかった。また、昼間分娩の割合が74%と高かったが、朝夕2回給与に比べて舌遊び時間は多くなる。宮崎県畜産試験...
要約 黒毛和種肥育牛に給与する濃厚飼料中のビタミンA給与量は、適正な発育を保つために肥育前期は625IU/㎏,肉質(脂肪交雑)を高めるために肥育中期は無添加及び、事故防止と発育を促すために肥育後期625IU/㎏の...
クッション性の高い牛床マットが乳牛の採食性,起立・横臥行動に及ぼす効果
要約 クッション性の高いマットを使用すると,クッション性の少ないないマットに比べ,乳牛にとって牛床の快適性が高まると考えられ,起立・横臥動作時に受ける牛体への負担が軽減される。その結果,乾物摂取量が増加...
要約 離乳子豚の豚房移動(35日齢)時から3週間、乳酸菌製剤を飼料に0.1%添加して給与したところ、下痢の延べ発生回数は無添加区より74%に減少し、好中球NBT還元能が抗菌剤区より有意に増加して抗病性が向上...
乳用牛群検定サンプル乳を用いたPIT I 遺伝子制限酵素長多型の判定
要約 牛群検定サンプル乳中の体細胞からPITⅠ遺伝子が増幅できた。PITⅠ遺伝子を制限酵素HinfⅠで切断した遺伝子型は血液から抽出したDNAをサンプルにしたものと完全に一致した。PITⅠの遺伝子型頻度はAA型:AB型:BB型...
要約 中山間地域の小規模生産者向けの簡易鶏舎の開発のため、内部構造の検討を行った。その結果内部構造の改良により、破卵率が低減し生産性の向上が図れた。 背景・ねらい 平飼いや放し飼いといった、自然養鶏法...
表計算ソフトを利用したフリーストール酪農経営の指標作成システム
要約 生産技術、 経営構造および経営条件などの基礎データ入力により、飼料生産方式が異なるフリーストール経営に対応した、酪農経営指標、収支予想表、貸借対照表および労働時間の試算が可能なシステムである。...
豚の周排卵期における深部腟内電気抵抗値を指標とした人工授精技術
要約 離乳後の母豚における深部腟内電気抵抗値を連日測定し、その値が最低となる時期を基準に授精時期を決定して液状精液を注入する「1発情期1回授精」による受胎率は、自然交配と遜色なく、産子数も良好である。...
要約 考案した屋内設置型飼育施設を使い、人工飼料による1~2齢1回給餌で稚蚕飼育を行うと、農家の個人飼育あるいは、数戸の持ち寄り飼育による概ね10箱飼育を前提とした省力的稚蚕飼育が可能である。大分県農業...
アフリカ豚コレラウイルスp32及びp54の発現と診断への応用
要約 アフリカ豚コレラウイルス(ASFV)の主要抗原タンパク質p32,p54を組換えバキュロウイルスを用いて発現させた。発現タンパク質とASFV感染豚野外血清及びASFV接種豚経過血清との反応性を調べた結果,診断...
要約 豚丹毒菌の組換え蛋白抗原についてブレビバチルス菌を用いた生産技術を初めて確立し,このサブユニット抗原と無毒変異大腸菌毒素との混液の経鼻投与により豚に強固な感染防御免疫を与え得る方法を開発し...
要約 穀物を汚染するカビの毒素の一つであるフザレノンーXの細胞毒性について,マウス胸腺細胞と培養細胞HL-60を用いて調べたところ,いずれの細胞もアポトーシスによって傷害されることが明らかになった。 ...
黒毛和種肥育牛のフィールド情報を利用した養分要求量推定プログラム
要約 肉用肥育牛は高飼料給与水準で長期間肥育される傾向がある。本プログラムは過去の肥育牛の発育記録と肥育素牛導入時月齢、体重等の情報から適正な養分要求量と肥育期間を推定し、飼養コストの削減と環境負荷...