Fusarium oxysporum用の3系統9種の選択培地
要約 Fusarium oxysporum用のFo-G系培地、同菌野生型菌株用のFo-W系培地と硝酸塩代謝能欠損菌(nit)株用のFo-N系培地各々3種を開発した。これらの培地は、通常の土壌、土壌消毒後の土壌、野生型菌株と硝酸塩代謝能...
タマネギ萎黄病ファイトプラズマの凍結および凍結乾燥による保存
要約 タマネギ萎黄病ファイトプラズマを保毒したヒメフタテンヨコバイの磨砕液を凍結および凍結乾燥することでファイトプラズマの活性を維持・保存できる。 キーワード タマネギ萎黄病ファイトプラズマ,凍結,凍...
Fusarium oxysporum 及び硝酸塩代謝能欠損菌株の選択培地
要約 Fusarium oxysporum用の選択培地(Fo-G1とFo-G2)と同菌の硝酸塩代謝能欠損菌株用の選択培地(Fo-N1とFo-N2)は、5倍以上に希釈した土壌懸濁液からそれぞれの菌株を分離することができる。 キーワード 選択培...
要約 大規模主穀作経営を対象にビール大麦作に対するアンケート調査の結果、生産者の作付意欲は非常に高く、ビール大麦作を位置づけた対策が必要であり、剥皮・裂皮粒発生防止や施工コストが低く効率的な排水対策...
オガクズベンチ育苗における太陽熱処理によるイチゴ萎黄病の防除
要約 イチゴオガクズベンチ育苗において親株定植前5~6月の太陽熱処理によりイチゴ萎黄病の高い防除効果が認められる。 キーワード 太陽熱処理,オガクズ育苗,ベンチ育苗,イチゴ萎黄病 背景・ねらい 2005年の臭...
良質・良食味で病害虫複合抵抗性の水稲新品種「むさしの1号」、「むさしの2号」
要約 水稲「むさしの1号」、「むさしの2号」は「コシヒカリ」並の良食味で縞葉枯病、ツマグロヨコバイ抵抗性をもち、いもち病にも強い病害虫複合抵抗性を兼ね備えた品種である。外観品質も優れ、また、耐倒伏性は...
要約 ハウスメロン栽培での高温期における細霧は、日中の極端な高温を回避できるとともに、うどんこ病の発病を抑制し、葉の濡れによる果重、糖度の低下はみられない。 キーワード メロン、うどんこ病、細霧 背景...
要約 マンゴー葉に発生する黄化症状の要因とされる鉄欠乏症の正確な診断方法としては、全鉄測定法と比較して、オルトフェナントロリンを使用する二価鉄測定法が簡易で優れている。沖縄県農業試験場・宮古支場・園...
要約 良食味、難穂発芽性、耐冷性極強の「ひとめぼれ」を奨励品種に採用し、県北部飛騨高冷地帯における稲作の熟期分散と産米の良食味化を図る。 背景・ねらい 飛騨盆地を中心とした本県高冷地帯の水稲品種は、「...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
要約 根腐病菌を接種・培養したオオムギ培地の粉末を接種源に用いた地上部接種によるテンサイ根腐病(Rhizoctonia solani)に対する抵抗性検定手法を開発した。本手法では、従来の埋設接種より発病が遅れるが、接種...
「もみがら成形マット」は種子伝染性病原菌(いもち病菌、苗立枯細菌病菌)の汚染はない
要約 水稲育苗用に開発された「もみがら成型マット」は、イネ種子の発芽障害や苗立枯病等を起こす菌に汚染されておらず、籾殻に付着した菌による障害発生のおそれはない。 背景・ねらい 水稲の籾殻の有効利用と育...
要約 130品種のだいこんについて特性調査を行い、実際に産地に普及しうる優れた形質を持つ合計29の品種を選定した。「表皮黒変症」は貯蔵温度が16℃以上では3日目以降から発生し、高温になるほど発生程度は進行す...
緑肥と小麦被覆栽培によるこんにゃく輪作の土壌消毒代替効果と経済性
要約 ギニアグラスを栽培・鋤込し、翌年土壌消毒剤を使用しないでシラネコムギを被覆作物としてこんにゃくを栽培する2年輪作で、土壌消毒剤を使用した栽培と同等以上の収量が得られ、借地によりこの輪作を行う場...
要約 抑制トマトの直播栽培法は、慣行のポット育苗による移植栽培法に比べて、播種から定植までの作業時間が半分以下に省力化でき、収量も約20%増加する。この栽培法では、テープシーダーを用いて1粒播きし、出芽...
要約 フランスより導入したレース判別系統によるうどんこ病菌Sphaerotheca fuligineaのレース判別では、茨城県でのメロンの半促成・抑制作型に発生しているうどんこ病菌はレース1、5並びにレース新1、新2、新3、...
要約 催芽器を改良した温湯処理器による温湯浸漬処理(60℃、10~15分間)は、いもち病、もみ枯細菌病、イネシンガレセンチュウ防除に有効である。 背景・ねらい 化学農薬による水稲の種子消毒は、一部の病害に対...
要約 熱水土壌消毒(神奈川方式)により土壌病原菌(トマト萎凋病菌、トマト褐色根腐病菌、苗立枯病菌、ウリ科野菜ホモプシス根腐病菌)を効果的に消毒できる。 背景・ねらい 2005年に全廃される臭化メチル剤の代...
要約 「こしいぶき」は、新潟県では早生の中間型に属する粳種である。品質・食味はコシヒカリ並に優れ、地域・年次による変動が少なく安定している。高温条件下でも登熟は良好である。 背景・ねらい 新潟県におけ...
要約 真菌門に属する数種の植物病原糸状菌において,完全合成液体培地での培養菌体から抽出した全DNAのRLGSを行うことにより,再現性のある菌株特異的な2次元スポットプロファイルが得られ,スポットの違いに基...