
要約 日本で初めて、半数体育種法により育成されたビール大麦の新品種「ほうしゅん」は、現在栽培されているビール大麦品種のなかで最も早生である。また、大麦縞萎縮病とうどんこ病に抵抗性を持ち、穂発芽性はや...

要約 イネいもち病抵抗性遺伝子(Pii、Pik-m、Pit)と分子マーカーの間で連鎖分析を行い、各いもち病抵抗性遺伝子と連鎖する分子マーカーを見出した。九州農業試験場・水田利用部・稲育種研究室 背景・ねらい い...

ビール大麦「関東二条25号」のCホルデイン遺伝子型と麦芽品質およびうどんこ病抵抗性との関係
要約 近年育成されたビール大麦の種子貯蔵たん白質Cホルデイン遺伝子型は6種類に分類でき、Br型、Cl型をもつ系統の麦芽品質が優れている。Cl型とうどんこ病抵抗性および麦芽品質とは関連があり、「関東二条25号」...

要約 「ミハルゴールド」は「あまぎ二条」と同熟期で、収量、品質も同程度以上の栽培適性をもち、麦芽適性に優れ、大麦縞萎縮抵抗性をもつ。平坦部の大麦縞萎縮病常発地に普及する。佐賀県農業試験研究センター・...

要約 ブドウ灰色かび病に対する抵抗性は、灰色かび病菌毒素100ppmを添加した寒天培地(1/2MS、BA3μM)で1ヶ月間培養した腋芽個体と毒素無添加培地で培養した同個体との生体重比で検定できる。 背景・ね...

「豊水」と「新高」の間に熟する、大果のニホンナシ新品種候補「ナシ筑波47号」
要約 ニホンナシ新品種候補「ナシ筑波47号」は「162-29」に「幸水」を交雑して育成したやや晩生の赤ナシである。「豊水」以降に成熟する既存の品種と比較して果実外観良好で、また果実品質優良であり、東北地方か...

早生、製粉性が高く、めんの粘弾性が優れる小麦新品種「群馬W2号」
要約 群馬県で育成した小麦新品種「群馬W2号」は早生、耐倒伏性が強く製粉適性に優れ、低アミロース含量でめんの食感は粘弾性に優れることから、バンドウワセに代えて準奨励品種に採用する。 背景・ねらい 本県の...

要約 キュウリのうどんこ病抵抗性は25~30℃の高温条件で抵抗性を示す温度依存型抵抗性であり、春季及び秋季における抵抗性品種の発病は1日当たりの高温時間数が少ないことに原因があると考えられた。抵抗性素材...

要約 キュウリのうどんこ病菌Sphaerotheca fuligineaの分生子懸濁液は冷蔵庫内(5℃)で少なくとも1週間の保存が可能である。またうどんこ病抵抗性は10の5乗個/mlの分生子懸濁液を子葉あるいは第1本葉に噴...

要約 「Na23」(エヌエイニジュウサン)は、(Oh4 3Ht×H84)×H84の集団から育成されたデント種で、晩生~極晩生に属し、ごま葉枯病、紋枯病抵抗性はそれぞれ強、中、耐倒伏性はやや弱で、組合せ能力に優れた自...

要約 裸麦新品種「ダイシモチ」は、六条渦性のもち性品種で、早生で「イチバンボシ」より短稈で倒伏に強い。高β-グルカンで、「イチバンボシ」の1.6倍含まれる。粒はやや硬く、精麦白度は高い。収量性は「イチバ...

要約 裸麦中間母本農2号(旧系統名:四R系1634)は,二条並性の高リジン裸麦系統で「イチバンボシ」に比べてリジン含有率が約1.5倍高く,第一制限アミノ酸がイソロイシンで,収量性はやや低いが,リジン収量は高...

要約 てんさい「NK-212BR」は、二倍体・多胚の花粉親系統で、高糖性、抽苔耐性が強く、てんさいそう根病抵抗性雄性不稔系統との組合せ能力が高い。本系統を花粉親として育成した新品種候補系統「北海70...

要約 「北海70号」は、国際共同研究により育成したテンサイそう根病抵抗性の単胚・二倍体一代雑種で、テンサイそう根病発病畑では既存品種「リゾール」より高生産性である。健全畑では標準品種「モノホマレ」よ...

要約 水稲「北海280号」は中生の早に属する低アミロ-ス粳系統で、炊飯米の粘りが強く良食味である。「彩」に比べ耐冷性、いもち耐病性、収量性、外観品質などが改善されている。北海道農業試験場・作物開発部...

要約 食味と相関の高い炊飯光沢と、いもち病圃場抵抗性の間には負の相関が認められない。そして、食味が良く、いもち病圃場抵抗性の強い系統が存在する。良食味、いもち病抵抗性系統の選抜には、穂いもち圃場抵抗...

要約 カイワレダイコン種子中に存在する抗菌性タンパク質ラディシンの遺伝子を単離・解析し、水稲育成系統である富山36号を用いていもち病耐病性を示す遺伝子組換えイネ系統を作出した。 背景・ねらい 遺伝子組換...

要約 RFLPマーカーを用いた解析により、陸稲品種オワリハタモチ由来のイネいもち病圃場抵抗性に関与するQTL(量的形質遺伝子座)が、第2、4および12染色体に存在することを明らかにし、遺伝的背景を改良した準同...

要約 陸稲育種で玄米粗蛋白質含量の低い系統を得るには、出穂期における株最長稈の止葉の葉色による選抜が有効である。しかし、いもち病抵抗性や株の生育量の低下に注意して選抜する必要がある。 背景・ねらい 陸...

早生、耐冷、良質・良食味水稲新品種「ふさおとめ」の育成と奨励品種採用
要約 水稲うるち新品種「ふさおとめ」は、早期栽培での熟期が「はなの舞い」並の早生で、障害型冷害に対する耐冷性は極強である。玄米千粒重が約22gと大粒であり、良質で、「コシヒカリ」に匹敵する良食味である...