要約 コシヒカリの愛知式不耕起播種機による直播栽培では、チウラム水和剤による種子粉衣(乾もみに0.5%湿粉衣)によって土壌中の種子の生存率が高まり、2月中旬から4月中旬まで播種期前進しても出芽・苗立ちが安...
硝酸塩代謝能を欠くFusarium oxysporumの選択培地「Fo-N培地」(研究)
要約 土壌中のF. oxysporum硝酸塩代謝能欠損菌株(nit菌)を選択的に分離できる「Fo-N培地」を作出した。希釈平板法で10倍に希釈した土壌懸濁液を試料にしても、培養初期にはnit菌のみが大型コロニーを形成し、識...
病害虫発生と乗用管理機による防除経費から見た経済的な要防除判定
要約 地域防除を前提に乗用管理機を利用した防除経費より作業料金を策定、また紋枯病・イネツトムシの発生程度から減収率(減収額)を予測し、その比較により経済的に見た防除要否の判定が早期に行え、効果的な防...
硝酸塩代謝能を欠くFusarium oxysporumの選択培地「Fo-N培地」
要約 土壌中のF. oxysporum硝酸塩代謝能欠損菌株(nit菌)を選択的に分離できる「Fo-N培地」を作出した。希釈平板法で10倍に希釈した土壌懸濁液を試料にしても、培養初期にはnit菌のみが大型コロニーを形成し、識...
要約 アブラムシの天敵であるナミテントウについて、孵化直後から成虫までの全齢期間に飼育の可能な飼料は、各種カイコ資源の中で蚕蛹の凍結乾燥粉末である。これは、ナミテントウの代替飼料として活用の可能性が...
要約 水稲の再生紙マルチ直播シートを水田に展開する敷設機を開発した。本機は歩行用管理機に装着し、ゴムスポンジ付鎮圧ローラ、車輪・足跡消し装置等を装備しており、代かき後自然落水し表面水がほぼなくなった...
要約 硫黄燻蒸かんぴょうと無燻蒸かんぴょうを比較すると、無燻蒸かんぴょうは、水煮した場合柔らかくなるのが早く、調理後も細胞構造が崩れにくい特徴が認められる。 背景・ねらい 栃木県特産のかんぴょうは、夕...
乾田直播水稲におけるフィプロニルフロアブル種子塗抹によるニカメイガの省力防除
要約 乾田直播栽培でのニカメイガ防除を対象として種籾にフィプロニルフロアブルを塗沫 して播種すると、第2世代幼虫による被害まで軽減でき、防除の省力化が期待できる。 背景・ねらい ニカメイガによる被害...
要約 米の貯蔵・流通の品質劣化要因となる貯穀害虫を短時間かつ安全に駆除する方法として,二酸化炭素加圧処理による殺虫技術を開発した。この処理による米の食味への影響はほとんどなく,むしろ玄米の精米特性が...
要約 水稲中生品種の湛水散播直播の水管理体系は、播種直前~出芽始め落水、出芽期湛水、幼穂形成期前20~30日間中干しとする。これにより、出芽苗立の安定、雀害回避、初期生育の促進、耐倒伏性強化に効果があり...
要約 薬剤抵抗性ケナガカブリダニ(天敵)、BT剤、除虫菊剤等(天然物資材)、二番茶後の整せん枝(耕種的防除)を利用した総合防除体系により、現行の生産性を維持しながら、化学合成農薬による防除回数を慣行の...
要約 クワキジラミに対する捕食性天敵ナミテントウムシの人工餌として取り扱いが簡便な蚕卵粉末を若齢期に与え、壮齢期に雄蜂児粉末を用いることで、ナミテントウムシの人工餌による飼育の省力化と継代が可能であ...
要約 虫体が微小なため肉眼観察が困難なナシに寄生するニセナシサビダニを粘着テープを用いて捕捉し、感水紙へ押しつぶすことにより青色に変色する程度によって虫密度が簡易に調査できる。 背景・ねらい 近年、...
要約 西アフリカの半乾燥地帯で、乾期に残留土壌水分のみで栽培でき、ヘクタール当たり1トン近くの子実収量をあげうる系統、茎葉収量が高く家畜飼料として有望な系統等、カウピーの乾燥耐性系統を選抜した。 背景...
要約 フィリピン・ルソン島の主な水田地帯の代表的低地土壌の分布様式とその特性は生成条件(母材、気候、地形)と関連づけて説明できることを明らかにした。この結果、フィリピン低地土壌は概して塩基性母材に由...
要約 今回調査したウインドレス鶏舎の4種類のケージシステムの中では、鶏糞予備乾燥システムを備えたケージシステムの鶏糞中の水分含量が最も低下した。鶏糞予備乾燥に伴う送風による産卵成績への影響は認められ...
要約 飼料作物(ソルガム,ミレット類)のなかには,特徴のある穂を持ち観賞用(切花,ドライフラワー)として優れたものがある。穂部を刈取って生花市場に出荷した場合,飼料向けの収量は低下するが,市場の評価は高...
要約 キャベツのセル成型苗は、30日間育苗した後、暗黒下で低温貯蔵することにより、5℃で10日間、10℃で5日間、定植期幅の拡大が可能となり、定植後の生育への影響も少ない。 背景・ねらい キャベツは大規模開発農...
要約 製糸工場の副産物として産出される蛹しんを桑園へ施用する場合には、深さ10cm以上の溝施用とする。蛹しんの施用量は、乾燥状態で10a当たり3tまでの範囲では桑に悪影響はなく、むしろ有機質源として有効に働...
要約 主要な13の栽培品種と系統を,ニカメイガの少発品種群と多発品種群に整理した。イネの品種特性としての収穫時の茎の太さについて,被害との関係を解析し,茎の太い品種は被害株率や被害茎率が高く,逆に細い品種...