要約 育苗箱全量施肥法において従来困難とされた多量施用(約1,500g/箱)が肥料位置を床土上から床土下に変えることで可能となる。これにより疎植栽培(条間30cm×株間30cm、移植箱数9~10箱/10a)に必要な窒素量...
要約 2畦用畦立マルチャを基軸にトラクタバッテリ電源を利用した作業機を組み合わせることにより、焼酎原料用サツマイモの植付前作業の作業可能面積は約2倍に拡大できる。加えて、燃料費、労賃削減と、資材の畦内...
閉鎖循環飼育システムに用いる高性能な泡沫分離装置の開発とその有効性
背景・ねらい
我が国では海面小割網魚類養殖場からの排出物による周辺海域への環境負荷の問題が近年取りざたされ、環境保全の立場から養殖から出る廃水を処理可能な陸上での閉鎖循環飼育が注目されている。...
要約 トンネル被覆や防霜ファンによる秋冬期の防霜は赤焼病の発生を抑制する。秋冬期の防霜と薬剤防除を組み合わせた発病抑制技術は、赤焼病の発生を要防除水準以下に維持し、一番茶収量の減少を抑える。 キーワ...
要約 水稲「コシヒカリ新潟BL11号」は、いもち病真性抵抗性以外の品種特性が「コシヒカリ」と同質である。「コシヒカリBL」の新たな構成品種とする。 キーワード イネ、いもち病真性抵抗性遺伝子、コシヒカリBL ...
育苗期防除とオリサストロビン・クロチアニジン箱粒剤の半量施用体系でいもち病と紋枯病を防除できる
要約 苗いもちへの育苗期防除とオリサストロビン・クロチアニジン箱粒剤の通常量の半量(1箱当た>り25g)施用の体系は、葉いもちの発生が少なく、穂いもちの防除を削減でき、紋枯病にも通常施用量と同等の防除効...
要約 水稲新品種「北陸193号」は寒冷地南部での出穂期が晩生の晩に属する粳種である。玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、バイオエタノール...
要約 ブームスプレーヤ型静電散布機は、パルス電源と環状電極を用いて散布粒子を帯電させる散布機である。ブームスプレーヤの慣行散布と比較して、散布量を3割程度削減してもキャベツの側面、葉裏面への薬液付着...
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...
要約 露地キク栽培で4mm目合いネット被覆によるタバコガ類防除において、逆U字型支柱パイプ間に高張力プラスチック線を展張し、さらに1本脚支柱でネットの下垂を防止する方法は、設置が極めて容易で、14万円/...
要約 キュウリホモプシス根腐病発生圃場の土壌中では、キュウリを3年間作付けしなくても本病菌は残存している。発病の程度は、水稲作付けした場合、年数の経過により低下してくるが、畑地では、3年経過しても低...
要約 クリの主要害虫であるクリシギゾウムシを、高圧炭酸ガスを用いて殺虫する。温度25℃、圧力3MPaの条件下で30分処理後、ガスを10分かけて放出するとクリシギゾウムシはほぼ完全に殺虫できる。 キーワード 臭...
環境への負荷がより小さい低濃度エタノールを用いた低コストの新規土壌消毒法
要約 本土壌消毒技術は、エタノールを水で2%程度に薄めて畑土壌が湛水状態になるまでかん水処理した後、農業用ポリエチレンフィルムで土壌表面を覆い、1週間以上放置するという簡便な技術であり、臭化メチルの...
背景・ねらい
環境保全の観点から水産増養殖分野における閉鎖系循環飼育が注目され,その効果として廃水を軽減できることや水質変動の軽減による初期減耗防除等の長所が考えられる。現在の閉鎖系循環飼育シ...
要約 コシヒカリの栽植密度は13株/m2までであれば、21株/m2程度の標準密度と比較して収量差は認められず、整粒歩合および玄米蛋白質含量への影響は小さく、倒伏は軽減される。 キーワード コシヒカリ、疎植、収量...
水稲新奨励品種「コシヒカリ新潟BL9号」、「コシヒカリ新潟BL10号」の選定
要約 水稲「コシヒカリ新潟BL9号」、「コシヒカリ新潟BL10号」は、いもち病真性抵抗性以外の品種特性が「コシヒカリ」と変わらない。現在の「コシヒカリBL」の構成品種の一つに加える。 キーワード イネ、コシヒ...
要約 「てんこもり」は、富山県では晩生の早に属する粳種である。高品質・多収で、食味は「コシヒカリ」並みに良い。また、耐倒伏性が高く、直播適性に優れる。 キーワード イネ、てんこもり、晩生、高品質、良食...
マイクロアレイを使った魚介類疾病の迅速同定・診断、防除技術の開発
背景・ねらい
魚介類養殖業の発展に伴う生産量と養殖対象種の増加から疾病が頻発かつ多様化し、その被害額は年間290億円にも達して養殖業の持続的発展を阻害する大きな要因となっている。そのため、養殖業...
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
要約 代理母(受胚豚)の子宮頚管を経由してブタ胚を子宮角内へ移植するためのカテーテルを考案した。このカテーテルを用いて体外生産胚または体内発育胚を受胚豚に移植すると産子を得ることができる。 キーワ...