要約 慣行のレタス作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、クローラ型運搬車装着式トンネル掛け機、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地の栽培においても作業時間は40~50%省力化でき、収量も...
要約 耕起、施肥、播種、覆土、鎮圧を一行程で行う麦播種機を利用して、ソルガムを播種すると、播種作業時間の短縮や収量向上を図れる。また、播種量を増量することで、茎数は増加、稈茎は細茎化し、ロールベール...
中山間地域におけるホウレンソウおよびコマツナの夏秋どり栽培技術
要約 この栽培体系は、ホウレンソウでは雨よけ資材に近紫外線カットフィルムを被覆し、シードテープによる溝底播種を行うことにより、収量の向上、省力化が図れる。コマツナでは簡易太陽熱消毒7日間処理と0.8mm...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 中山間傾斜地での小型乗用摘採機導入では、テラス式茶園の造成経費45万円/10a、枕地による既存園の減少率5%の場合、既存園2.7haの経営では1haの規模拡大することで機械化投資効果が得られる。 キーワード 茶...
要約 市販の田植機の後部や乾田播種機の播種部に簡易に装着可能なシードテープ播種装置を用い、シードテープを湛水直播や乾田直播に利用する技術である。条播・点播の播種様式に対応でき、播種深度の安定化と確実...
要約 園地別交互結実の園では、遊休園のみ春季の刈り込みせん定を1回行う。10a当たりの作業時間が短縮されて省力化となり、また毎年安定 した生産量が確保でき、商品果収量が高まり経営安定が図れる。 背景・ね...
要約 バインダを一部改良することにより飼料作物の収穫作業機として利用でき、中山間地域における小区画圃場での作業に有効である。収穫した飼料は、はざ掛け乾燥施設にビニールハウスを利用すると良質乾草が安定...
要約 サイレージ用とうもろこしを早播きした時のマルチ栽培では、収穫までの日数が7日短縮し、極早生・早生品種では増収する。雑草の抑制には白マルチよりも黒マルチで効果が高い。 背景・ねらい サイレージ用と...
要約 1月上中旬からの被覆加温で「新秋」は7月収穫、「前川次郎」は8月収穫が可能である。かき促成栽培用品種としては「前川次郎」が結実性がよく安定している。 背景・ねらい 静岡県における甘がき栽培の品種は...
要約 ミズナ・ミブナの物理的防除技術と移植栽培技術を組合わせた新しい周年栽培体系では、慣行体系より1作増えるため1a当たりの所得が28,565円向上する。さらに、世帯構成別の農業所得目標とそれを達成できる...
要約 セル成型苗直接定植栽培における水分管理は、定植までにpF2.6程度の乾燥状態とし、定植後2週間程度は、株当たり75~125ml/日かん水する。その後第5花房開花時まで無かん水とする。第5花房開花時以降は1日1株...
要約 水稲と施設きゅうりの複合経営において、施設きゅうりの面積拡大で生じる労働競合は、水稲部門への直播栽培導入により、春作業が省力化され労働ピークが軽減する。また、水稲収穫時期が移植栽培より遅れるこ...
要約 ブドウ‘ピオーネ’の二期作栽培は、労働力と追加投資の面で生産者が導入しやすい作型であり、経済性の面でも既存の加温作型に比べて高い優位性と安定性をもつ。そのため、ブドウ作経営の展開に大きく寄与する...
単作型大規模稲作経営に湛水直播栽培を導入した営農モデルと直播導入の効果
要約 水稲作付20ha規模の単作型大規模稲作経営に湛水直播栽培(条播)を組み入れた営農モデルでは、移植栽培体系と比較すると所得は1,690万円程度で5%減少するが、4、5月の労働時間をそれぞれ15%、12%削減でき、...
要約 ハウスミカン栽培体系において、5月にせん定を行い、母枝を十分に硬化させ、被覆予定前の75~90日間主要根群域温度を15℃に冷却制御することにより安定した着花を得ることが出来る。これにより上野早生では10...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
要約 ユリ及びチューリップのコンテナ栽培は、発根・発芽処理や施設内外の移動が容易に行えるため、品質向上と施設占有期間の短縮ができ、ユリの年間4作、チューリップの冬期間6作の年間多回数生産や他品目との組...
要約 大規模稲作経営においてスターホイールトラクタによる湛水直播栽培を導入することで、約2割の規模拡大とそれによる農業所得増加が可能となる。また生産組織における出役労働者数の減少による労働力不足にも...
要約 M字型潤土直播栽培体系は、大区画水田を対象とした乗用管理機によるワンマンオペレータを前提とする機械化一貫栽培体系で、投下労働時間は73.5h/haと省力的であり、かつ収量の安定した栽培体系である。 背...