要約 本道のりんご主要品種に対する「JM台木」等の品種特性を調査した。「ハックナイン」には「JM1」「JM5」「JM7」「JM8」「ランセップ」「M.9」が、「つがる」には「JM7」「JM8」が、「さんさ」には「JM2」「JM...
γーアミノ酪酢(GABA)が多い発芽玄米用糖質米新品種「あゆのひかり」
要約 「あゆのひかり(北陸169号)」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、短稈、偏穂重型の糖質米系統である。重量当たりのGABA含量が一般品種の3倍前後で、水溶性多糖(植物グリコーゲン)を乾物重当たり30...
要約 水稲うるち新品種「ちば28号」は、早期栽培での熟期が「初星」並の中生で、いもち病抵抗性、耐冷性、耐倒伏性が強く、玄米千粒重が約23gと大粒で、玄米外観品質及び食味が良好である。早期栽培に適すること...
要約 ハクサイ晩生品種「初笑(TK-8)」は黄芯で耐寒性にすぐれ、9月20日頃までに定植すると頭部結束するだけで1~2月出荷が可能である。また、マルチ栽培による生育促進効果も期待でき、2月どりの品種として有望...
要約 無加温ハウスを活用したこまつなの冬期安定生産には、べたがけ栽培を前提に、低温伸長性・耐凍性に優れた品種を11月上旬に溝底播種することが有効である。 キーワード こまつな、べたがけ、溝底播種 背景・...
北海道における不耕起播種機を利用した水稲乾田直播の作業体系と施肥
要約 作溝型不耕起播種機を利用したチゼルプラウ耕起→レーザ均平→鎮圧→不耕起播種機の作業体系により、播種関連作業時間をこれまでより1時間/ha短縮でき、必要な苗立ち数を確保できる。側条施肥が有効で、初期生...
要約 フリージアの木子を使用し、無加温ハウスで球根養成することによって、十分な量の冷蔵促成栽培用球根と次年度球根養成用の木子が得られる。掘り上げ後、高温処理とくん煙処理により根原基の発生が見られ、冷...
要約 確率予報等の気象予測情報を利用して、水稲の冷害対策技術の選択を支援するための意思決定支援モデルを作成した。モデルや分析結果の視覚的な表現を通して技術選択を検討することができる。 背景・ねらい 生...
要約 かき「富有」を9月下旬(着色開始期)からビニルハウスで被覆保温し、中の最高温度を20-30℃の範囲で管理をすると、成熟が抑制され、12月中旬に収穫できる。さらに、生育期間の延長により果実も大果となる。 ...
要約 モニターや一般の閲覧者と協調して運営される水稲冷害早期警戒システムは、異常な低温や高温が収量・品質に及ぼす影響を適正に予測でき、その対策技術をリアルタイムに提供できるため栽培管理の意志決定に役...
要約 水田土壌にリン酸が蓄積している実態にもとづき、水稲のリン酸吸収量と土壌中の可給態リン酸(トルオーグ法)水準に対応したリン酸施肥基準を策定し、可給態リン酸30mg/100g以上では無施用とした。 背景・ね...
要約 〔要約〕良質,多収で耐寒性の優れた晩生系統‘枕崎19号’を育成した。煎茶品質は,色沢が鮮緑色で細よれし,滋味は渋みが少なく,うま味に富む。早生,中生品種と組み合わせると摘採期の幅が広がる。 キー...
要約 北海道及び東北地方の水稲作農家を対象に行った試算によれば,現行の農作物共済のような収量保険方式に比べて収入保険方式の方が農家にとって魅力的であるためには,保証水準を十分に高く(足切り水準を低く...
要約 極早生で耐冷性強く、良食味で安定多収の水稲「信交488号」を育成し、長野県で奨励品種に採用予定である。良食味の特性を生かし、高位良質安定生産を行うためには、作期・栽植密度とも標準植がよく、基肥量...
背景・ねらい 現在わが国の民有人工林は、伐採が手控えられる傾向にあり、齢級構成の中心は幼齢から壮齢へと移動してきている。一方で、気象災害や火災、病虫害などの様々なリスクにさらされており、伐期を延長し...
要約 生育は旺盛で多収、耐寒性、耐病性ともに優れた特徴を持つ緑茶用中生系統‘宮崎15号’を育成した。品質は、色沢が鮮やかな緑、香気はさわやか、味は温和できわめて良質である。1 キーワード 耐寒性、耐病...
フィルム小袋包装と砕氷処理の組み合わせによるアスパラガスの鮮度保持
要約 アスパラガスのフィルム小袋包装では流通中における萎凋がなく品質的に良好である。フィルムとしては直鎖低密度ポリエチレン及び微細孔系フィルムが適し、砕氷処理と組み合わせることにより高鮮度流通が可能...
要約 ネギのハウス春どり栽培は、前年6~7月に露地播種、9月中~下旬ハウス定植により、早春の3~4月に200~300kg/aの良品生産が可能である。品種は3月どりでは多収で品質の良い「明彦」、4月どりでは抽だいが極...
宮城県北部平坦地域における水稲の苗の種類と移植時期の組合せによる出穂期等の変動範囲
要約 ササニシキ及びひとめぼれの苗の種類と移植時期を組合せた場合の出穂期等の変動範囲を明らかにし、各組み合わせにおける収量及び玄米品質の期待値を示した。 背景・ねらい 稲作の経営規模拡大や気象災害を回...
要約 野菜生産においても機械の共同化や作業委託を進めることにより、野菜農家の作業が大幅に合理化されることになり、夏ニンジンの生産・出荷調整が推進され、生産の拡大が図られる。 背景・ねらい 農産物輸入自...