要約 ツケナ類の寒冷地型養液栽培には、ちょうほう菜とみそめちぢみ菜の適応性が高い。栽植密度はパネル当たり100株で、培養液濃度150mS/mで15分給液30分休止の管理で、定植後21~26日で収穫が可能となり、パネル...
要約 ニラのハウスを利用した秋どり栽培では、3月播種のセル成型育苗を行い、5月に定植すると1年目から収穫でき、a当たり収量は1年目2回収穫で200~260kg、2年目3回収穫で540kgである。刈捨て時期は1年目9月上、...
要約 キク類のセル成形育苗における育苗培地は窒素施用量が培地1リットル当たり100mg以内でかつ、排水性に優れた培地が適する。挿し穂の長さは5~7cm程度、葉数3枚程度で、挿し芽の深さを1.5cm程度に行う。摘心時...
無側枝性ギクの機械・器具移植の育苗日数および作業性と品質・収量
要約 キクの移植機械・器具の育苗専用容器の育苗日数は15~20日である。移植機器の作業速度は、慣行手植えの約6~10倍で、移植精度も高く、その後の生育、切り花品質、収量も慣行手植えと同等程度で問題ない。 背...
要約 大輪系(超巨大輪、巨大輪を含む)のパンジーは、7月上旬の播種で9月に開花する。花壇苗用の秋出し栽培は、播種期を7月上旬以降にずらすことにより計画出荷が可能である。 背景・ねらい パンジーは低温に強く...
要約 スターチスの秋冬どり栽培において、催芽種子の冷蔵(1~2℃・30日間)と三陸沿岸部や夏期冷涼な気象を組合せた簡易育苗法により、少ない経費と労力で高冷地育苗や夜冷育苗に近い収量、品質が得られる。 背景・...
要約 苗冷蔵処理による11~12月出し作型に適したトルコギキョウ品種を選定した。これらの品種は切り花率が高く、切り花長も確保できるため作型の安定化が図られる。 背景・ねらい トルコギキョウの抑制栽培におい...
要約 イチゴ「女峰」のロックウール促成栽培で、約50日育苗後、800株/a程度定植する。培養液の管理は定植期から開花期までEC 0.5mS/cm、開花期以降はEC 1.0mS/cmを目やすとする。11月以降に最低18℃に根圏加温する...
要約 「アイベリー」×「女峰」交配系統のなかから大果で果実品質の優れた促成栽培用品種(仮称:岐阜1号)を育成。食味が極めて良好で、果実は大果性で花房の連続出蕾性の高い促成栽培用品種である。 背景・ねら...
「少量培地根域制限ベッド栽培システム」の開発と冬期作キュウリの温湯散水効果
要約 セル成型苗キュウリの短期連続更新栽培に適応性の高い「少量培地根域制限ベッド栽培システム」を開発した。同システムを用いた冬期作キュウリで、温湯散水利用により地温が高まり生育が促進し、上物・総収量...
要約 ファレノプシスは高冷地で育苗すると、夏冷涼であるため生体重が著しく増加する。特に地下部の生育は促進され、株は充実する。また、開花は促進され、葉の形状が丸葉になるため、施設占有面積が少なくなる。...
要約 レタスのセル成型苗を育苗完了後、2℃前後に設定した強制通風式野菜予冷庫内で周囲をポリエチレンフィルムで覆って貯蔵することにより、3週間程度の期間良好な苗質を維持することができる。 背景・ねらい 夏...
キンギョソウの品種特性を生かした切り下株利用による無加温越冬作型
要約 寒冷地において、キンギョソウの秋切り後の株をハウス無加温で越冬させ、春切りする作型が系統や品種を選定すれば可能となり、越年率や切り花本数、切り花品質を確保できる。 背景・ねらい 高冷地におけるキ...
要約 キャベツのセル成型苗は、30日間育苗した後、暗黒下で低温貯蔵することにより、5℃で10日間、10℃で5日間、定植期幅の拡大が可能となり、定植後の生育への影響も少ない。 背景・ねらい キャベツは大規模開発農...
要約 育苗面積の縮小と均質苗の大量生産が可能であるイチゴのセル成型苗育苗法(セル育苗)は、従来の育苗法に比べ、育苗・定植の作業時間短縮、軽作業化、苗生産の低コスト化が図れる。 背景・ねらい イチゴの生...
要約 ニラのセル成型苗の育苗法及び機械移植法として、育苗培地はPG培養土やスーパー子床が適し、施肥管理は園試処方1/4倍液を1日4~6回施用することにより、播種後60日前後で機械移植適した草丈15cm程度の苗を育...
足踏み式油圧リフトと苗ローラーを用いた水稲乳苗育苗箱省力運搬法
要約 水稲乳苗移植栽培において、足踏み式油圧リフトを導入したトラックへの運搬棚積載手法と、苗ローラーを導入した畦畔への苗箱移動手法により、育苗箱運搬作業の労働負担軽減と省力化を図ることができる。 背...
要約 野菜、花き苗のトレイやポットをパレット(セル成型トレイ6枚収容可能)に積載し、パレット単位で作業場と栽培施設との間を移動させるガントリとアクセス装置からなる苗自動搬送システムを開発した。 背...
要約 野菜、花き苗のトレイやポットをパレット(セル成型トレイ6枚収容可能)に積載し、パレット単位で作業場と栽培施設との間を移動させるガントリとアクセス装置からなる苗自動搬送システムを開発した。 背...
パイプハウスと遮光フィルムを利用した直播ネギの6〜7月収穫技術
要約 パイプハウスに12月中旬にネギを直播し、収穫予定の30~40日前に遮光フィルムを用いて軟白することにより、6~7月に収穫が可能となる。品種は「金長3号」、「元蔵」等が適し、株間5cmの栽植密度では6月下旬...