要約 土壌診断データを面的な広がりの中で捉え、その地域の土壌の改良方策と地力に基づいた施肥改善指導に活用でき、かつ、既存の情報処理機器で利用できるパーソナルな土壌マップ作成プログラムを開発した。 背...
要約 促成キュウリ栽培では、リアルタイム土壌診断を行い、土壌中硝酸態窒素含量が乾土100g当たり8~20mgになるように追肥を施用すると、収量・品質が高位安定する。 背景・ねらい 促成キュウリ栽培では、生育状...
被覆肥料(LPS100)を用いた窒素の水稲育苗箱全量施肥での育苗法
要約 水稲コシヒカリの稚苗移植体系における育苗箱全量施肥法においては、被覆肥料(LPS100)を床土と混和しても、床土と種籾の間に挟んだサンドイッチ状態としても良く、慣行の育苗管理を行うことにより丈が短く葉...
要約 農地流動化や農作業受委託の斡旋・調整等を支援する、地理情報システムを利用した農地管理システムを開発した。このシステムは、パソコンで地図作成や農地情報等の入力を行い、検索条件に応じて圃場図の色分...
要約 播種溝条施方式の水稲不耕起直播栽培では、「コシヒカリ」はLP70、LP100及びLPS80を3:2:5、また、「あいちのかおり」・「葵の風」はLP140とLPSS100を4:6に配合した被覆尿素肥料を用いることにより、移植栽培...
要約 灰色低地土水田作小麦(農林61号)の安定収量(500kg/10a)と適正粗蛋白含有率(9.5%)を確保する窒素吸収量は8.5kg/10aで、これを基に土壌可給態窒素レベル別に基肥量基準を作成した。追肥の要否は適正栄養診...
小ネギ栽培における少副塩肥料を用いた塩類集積の回避 高知農技セ
要約 従来からの土壌診断による施肥窒素の低減とともに、少副塩系肥料の使用により除塩を必要としない持続型施肥が可能となり、小ネギの省力安定生産が期待でき、環境負荷の低減にもつながる。高知県農業技術セン...
要約 基肥窒素を施用せず、生育に応じて液肥で追肥することにより、窒素の総施用量を慣行の55~61%に低減しても、同等の収量が得られる。高知県農業技術センター・生産環境部・土壌肥料科 背景・ねらい 近年、環...
要約 畑土壌のpH値とEC値を用いた重回帰式あるいは両者の和を用いた単回帰式により、塩基飽和度が簡易に推定でき、この値と塩基当量値からCEC値の推定も可能である。 背景・ねらい 施設土壌では養分の集積が進み...
要約 牧草のミネラル組成を乳牛飼養上望ましい方向に改善するために、チモシー・シロクローバ混播草地において1番草のマメ科率を維持できるカリの必要最小量を策定し、土壌診断に基づく施肥量算出式を提案する。...
要約 牧草のミネラル組成を乳牛飼養上望ましい方向に改善するために,チモシー・シロクローバ混播草地において(1番草)マメ科率を維持できるカリの必要最低量を策定し,土壌診断に基づく施肥量算出式を提案す...
リンゴ園の早期成園化のためのポット養成苗利用による大苗移植栽培法
要約 リンゴ園の早期成園化手法として、ポット養成の2~3年育苗を定植することにより、定植当年から結実が見られ、単年度収支が償われる年限の短縮化が図られる。 背景・ねらい これまでのわい化栽培では、植栽後...
要約 水田土壌の窒素肥沃度を風乾土40℃7日間培養窒素量で評価することができ、これをもとに平年の施肥窒素量を「施肥標準量」から加減する施肥対応ができる。さらに、圃場の乾燥にともなう乾土効果を培養窒素量と...
収量、品質、乾燥速度からみたロールベール用スーダングラスの播種量及び施肥量
要約 ロールベールサイレージ用スーダングラスの播種量は、収量や乾燥速度からみて、茎の細い品種では春播、夏播とも10a当たり6kg、茎の太い品種では春播で6kg、夏播で9kg程度が適する。但し、品質を重視する場合...
ふん尿投入量の短期制限施用による飼料畑土壌と作物中の養分バランスの改善
要約 家畜ふん尿の長期大量施用により,交換性カリウム(K)が60mg/100g(乾土)以上になった飼料畑には,トウモロコシが1作に吸収する窒素(N)とKの約1/2の各々122と128kg/ha相当のふん尿量に制限施用すれば2~3年...
収量、品質、乾燥速度からみたロ−ルベ−ル用ス−ダングラスの播種量及び施肥量
要約 ロ-ルベ-ルサイレ-ジ用ス-ダングラスの播種量は、収量や乾燥速度からみて、茎の細い品種では春播、夏播とも10a当たり6kg、茎の太い品種では春播で6kg、夏播で9kg程度が適する。但し、品質を重視する...
要約 牧草のミネラル組成を改善するために、チモシー・シロクローバ混播草地において(1番草)マメ科率を維持できるカリの必要最低量を策定し、土壌診断に基づく施肥量算出式を提案する。ただし、乾物収量は現行...
要約 乾田におけるリン酸富化土壌(トルオーグ:20mg/100g乾土以上)では、稲わらを施用することにより、リン酸施用量を5カ年間4kg/10a以下に減肥しても土壌中の可給態リン酸含量は低下せず、かつ安定収量を保...
要約 平成5年の水稲冷害において,気象・品種・栽培条件がほぼ同一な圃場間に見られた被害程度の局地的変動は,透水性が過小・過大な土壌で被害が大きく,作土が深いと軽減されるなど土壌要因とも関連していた...
施設軟弱野菜栽培における有機(ぼかし)肥料の連用が土壌、野菜の収量に及ぼす影響
要約 ホウレンソウ等施設軟弱野菜栽培では、ぼかし肥料の連用で10作程度までの収量は化学肥料連用に優るが、その後劣ることもある。ぼかし肥料の効果は春夏期に高く冬期に低い。ぼかし肥料の連用により土壌の生物...