要約 だいず新品種「青丸くん(東北141号)」は、成熟後も種皮および子葉が濃い緑色をした青豆で、成熟期は既存の青豆よりもかなり早く多収である。倒伏抵抗性が強く難裂莢性なので、機械化栽培も容易である。既...
要約 本機は、金時ニンジン収穫作業の中で最も労働負担の大きい引抜き作業を支援する簡易な作業機である。慣行の栽植様式・作業手順に適合し、2条同時に10cm程度引き上げることができるので、引抜き作業時の腰へ...
要約 暖地向けに初めて育成された納豆用小粒大豆品種であり、「納豆小粒」より青立ち株の発生が少なく、最下着莢高が高いので、コンバイン収穫適性が向上している。「納豆小粒」と同様に納豆加工に適する。 キー...
要約 加工用キャベツ(業務用)大規模経営における超砕土ロータリ、作畝同時施肥機、改良型全自動収穫機を利用した新技術体系は、慣行体系よりも10a当たり労働時間が8%短縮でき、商品化率が3ポイント向上する。1k...
要約 天蚕繭を生産現場において簡易に繰糸するため、座繰器に電動式接緒機構等を取り付けて改良を行った簡易繰糸器と、強電解アルカリ水を利用した煮繭技術を開発した。 背景・ねらい 天蚕の生産産地の確立を図る...
手切り収穫体系における加工用(業務用)冬出キャベツの商品化率と生産費
要約 加工用(業務用)冬出キャベツは商品化率の高さと、一斉収穫や調整・荷造り作業の簡略化により、1kg当たり労働時間が青果用より53%少ない。商品化率の向上と1個当たり重量の増加及び省力化により、加工用キ...
乗用機械移植による中山間地レタス周年生産のための2条平うね栽培様式
要約 レタスを周年生産するため、乗用移植機を利用する場合、うね幅1.1m~1.2m、うねの高さ15cm、条間30cmの2条平うねマルチ栽培とする。株間は標高400mでの夏どりでは25cm、冬春どりトンネル栽培では28~30cmと...
乗用型移植機車輪跡利用による緩傾斜キャベツ作のうね立て同時移植技術
要約 緩傾斜キャベツ畑において、乗用型移植機で移植した場合、車輪により深さ9~15㎝の溝が形成されてうねができる。これにより、移植精度や収量はうね立てした場合と変わらず、耕うんから移植までの作業時間を3...
要約 従来のゆで豆用ラッカセイ専用脱莢機を改良して、作業性を向上するとともに、脱莢作業能率を従来機の1.4倍に向上させた。これに、掘取機と専用調製機を組み合わせた 機械作業体系によると、掘取り・収穫・調...
要約 パイプハウス等にサイロクレーンを設置した簡易貯蔵施設の開発をした。シリンダ型ハーベスタ、乾草用テッピングワゴンを組み合わせた切断乾草収穫体系によって、切断牧草の取り扱い作業が改善されるとともに...
アマランサス、キビ、アワを組み入れた普通畑作物の大型機械化作業体系
要約 小麦、大豆、ソバとアマランサス、キビ、アワ等の雑穀を組み合わせた機械化一貫作業体系を組み立てた。汎用コンバインを用いた場合でシミュレーションすると、オペレータ数3人(最大5人)で最大117ha(損益分岐...
要約 金時は混合地帯で作付面積の減少が小さい。金時の作付の安定化のためには、1)収穫作業の機械化による少人数化・軽労働化、2)収穫時期における金時と食用・加工ばれいしょとの作業競合の緩和、3)金時の価格の...
要約 中山間地における野菜ジュース用ニンジンの栽培には、収量が多く、βカロテン含量が高い「つやべに110」を用い、7月上中旬に5cm間隔で1粒ずつ種子を封入したシードテープで播種し、160日程度生育させて...
要約 カンショ作経営の規模別輪作体系及び特徴を線形計画法により明らかにした。小規模では土地生産性の高い加工ダイコン、中規模では労働生産性の高いカンショ作付が合理的で、大規模では加工バレイショとギニア...
要約 だいず「東北118号」は、粗蛋白含量が高く、豆腐及び煮豆加工適性に優れ、早生で、倒伏に強いことから、奨励(認定)品種として採用する。 背景・ねらい 本県の主要品種である「タチナガハ」は、機械化栽培...
要約 ‘とよこま’は‘さきこま’を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用トマトである。トマ...
要約 冬キャベツを基幹とした露地野菜作経営において労働配分を考慮した経営試算がパソコンを利用して簡便にできる。規模別の経営モデルを策定したり、規模拡大と機械の装備、雇用導入などの計画策定に利用でき、...
要約 ダイコン栽培で、最も労力を要する洗浄・選別作業の省力・軽労化を図るため、家族労力で使いやすい小型の洗浄・選別機を開発した。本機により、手作業で行っている重労働な仕上げ洗浄が省略でき、箱詰めが迅...
要約 カンショ直播栽培に使用する種いもを調製するために、150g以下のいもを中央で二つに輪切りにする切断機である。コンベヤ上を移送されてきたいもをノコギリ回転刃で切断する機構で、切断いもはキュアリングの...
要約 開発したパインアップル植付機は、2条植えでマルチ栽培に対応し、加工用、生食用のいずれでも使用できる。1日に30a程度を植付可能で、条間、株間、植付深は栽培基準に適合する。沖縄県農業試験場・経営機械...