要約 カボチャ品種の貯蔵前のスクロース含量に対するグルコース含量の比(G/S比)は、高貯蔵性品種で有意に低く、長期(90日間)貯蔵後のデンプン含量と高い負の相関がある。本指標を用いることにより、カボチャ品種...
貯蔵性、収量性に優れる加工用短節間性新品種候補「カボチャ北渡交4号」
要約 カボチャ北渡交4号は、果実の肥大性、収量性に優れ、貯蔵後の糖度・粉質性が高く、ペースト加工に適する短節間性F1系統である。 キーワード カボチャ、加工用、高貯蔵性、多収、短節間 背景・ね...
中国半乾燥地酪農小規模層に対する有機野菜栽培導入の経営的効果
要約 中国半乾燥地域の酪農小規模層は、飼料高騰により経営の持続性が困難になりつつあるが、牛ふんの発酵熱等を利用した有機野菜栽培システムを導入することによって、経営状況を改善させることができる。 キー...
要約 カボチャ「北渡交1号」は、短節間性を有し、大果で果肉が厚く濃黄色の果肉を有する多収のF1系統であり、加工・業務用に適する。 キーワード カボチャ、加工・業務用、短節間、多収 背景・ねらい 加工・業務...
コスト・環境負荷低減のための青果物のバルクコンテナ物流技術の開発
要約 新規バルクコンテナを青果物物流に導入した場合、段ボール箱による物流と比較して、包材コストを3割以上、物流に関わるCO2発生量を3~4割削減可能である。ダイコン、キャベツ、タマネギなどでは...
ディルドリン汚染地では、ウリ科作物、根菜類、イモ類の栽培を避けるのが適切
要約 キュウリからディルドリンが残留基準値を上回る濃度で検出されたほ場では、代替作物として他のウリ科作物、根菜類やイモ類を栽培するのは避けるのが適切です。 背景・ねらい キュウリからディルドリンが食品...
要約 加工・業務用カボチャにおける直まき、自然受粉、着果節位以上の側枝を放任する省力整枝栽培の生育・収量は、慣行栽培と同等である。一斉収穫を組み合わせると管理作業時間は慣行栽培の約5割に削減され、大...
要約
弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの人畜に対する安全性の検証
要約 微生物農薬の安全性試験ガイドラインに従って評価される弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの人畜に対する安全性は極めて高い。 キーワード 弱毒ウイルス、安全性、微生物農薬、ズッキーニ黄斑モザイクウイ...
要約 台木用カボチャを対象として、予め所定の水分に調整した培地へ播種し、播種直後のかん水を行わずに発芽に最適な温度で管理することで出芽率及び出芽の斉一性を高める方法である。これにより、出芽後の苗生...
要約 牛乳、ビートグラニュー糖、甘味糖によるあっさりした味のプレーンミルクジャムの製造法を開発するとともに、これを利用した県内産の機能性成分を含む農産物入りミルクジャムを開発した。 背景・ねらい 現在...
限外ろ過濃縮法による弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの高力価製剤の作製
要約 中空糸膜フィルターを用いた限外ろ過により、弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスのカボチャ 感染葉の磨砕汁液を濃縮すると、その倍率から試算される感染価までほぼ理論値どおりに上昇し、 高力価製剤を効率...
赤肉で大果のスモモとウメの種間雑種新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)
要約 ウメ新品種「露茜(つゆあかね)」(系統番号:ウメ筑波10号)*は、ニホンスモモ「笠原巴旦杏」にウメ「養青梅」交雑して育成した。果実は60~70gと大きく、果皮はほぼ全面に赤く着色し、果肉も鮮紅色に...
要約 カボチャの疫病の薬剤散布水量を慣行の2倍量にすることで、発病株率を1/3~2/3程度に抑えることができる。収穫果実を出荷前に14日間貯蔵し選別することにより、感染果実の99%を除去できる。 キーワード カ...
要約 丸カゴを利用した簡便な猿害防止道具「猿ガ-ドキャップ」は、野生ニホンザルによる地這型果菜類の被害を防止する効果が高い。 キーワード 野生ニホンザル、地這型果菜類、猿害防止 背景・ねらい 菜園で頻繁...
要約 ソラマメ種子を流水中に3~4日さらし,わずかに発根させるとコナカイガラムシ類の餌として継代飼育に利用できる。 キーワード コナカイガラムシ類、飼育、ソラマメ催芽種子 背景・ねらい 近年、ブドウ、カキ...
要約 ユズ果皮の水溶性中性画分にはアブシジン酸のb-D-グルコピラノシルエステルが含まれ、メヒシバ、ノゲシ、シロザなどの雑草やレタス、トマト、セルリー、ズッキーニなど多種植物の発芽や生長を阻害する。 キ...
要約 ニンジン、カボチャ、サツマイモのカット野菜のミックス包装では、包装内で発生するエチレンによりニンジンに障害が発生する。障害回避には酸素透過度2,000cc/m/24hr/atmの包材を用いて摂氏10度で保存すると...
カボチャの早熟栽培における有孔ポリフィルム利用によるトンネル換気の省力化
要約 カボチャのトンネル早熟栽培の換気作業は、有孔ポリフィルムの開孔率を段階的に上げることで必要とせず、慣行(塩化ビニル栽培)の手換気と同等以上の収量が得られる。鹿児島県農業試験場・園芸部 背景・ね...
要約 ズッキーニ黄斑モザイクウイルス弱毒株が感染したカボチャ葉から、ショ糖、ポリペプトン及びリジンを含むリン酸緩衝液を加えて磨砕液を調製する。これを凍結乾燥して製剤とする。そのウイルス活性は、冷蔵庫...