背景・ねらい タイマイは絶滅危惧種に指定されている希少生物で、「絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約」(通称ワシントン条約)の附属書Ⅰに記載されている。このため、国内における捕獲制限...
要約 我が国の木材資源フローを国産素材・外材、輸出入製品から、製材・合板等一次加工、建築・家具等二次加工、最終製品の廃棄、再利用まで、製造残材・使用済み廃材を含んだ形で定量的に明らかにしました。 背...
ガーナの精米業の効率性分析:農家への無利子の融資により籾米を確保する精米業者
要約 稼働率(Capacity Utilization)が24%上昇することを経済モデルにより明らかにした。これは農家に資金需要がある限り望ましいことであるが、同時に金融市場の不完全性を意味する。市場の効率性確保のために...
世界の主要地域における環境・資源制約要因を考慮した食料の潜在生産力に関する研究
背景・ねらい 世界食料需給は人口増加、経済発展、資源・環境の制約要因等に規定され、中長期的にみて不安定要素を内包している。このため、地球温暖化等の環境要因、土壌劣化、水需要の競合等の資源制約の動向を...
要約 リンゴ火傷病が日本へ侵入する確率の推定に関して,輸出元における火傷病の感染確率のバラツキを考慮した新たな推定法を提案した。これを用いて推定を行うと侵入リスクがより大きくなることが判明した。 背...
要約 JIRCAS世界食料モデルを基礎にした世界林産物需給モデルを開発した。モデルにいくつかのシナリオを与え、世界の森林蓄積量、産業用丸太生産量の長期見通しをおこなった。 背景・ねらい 世界の森林資源と林産...
背景・ねらい 1991年末のソ連崩壊以降後、各国では独自の農業改革が展開され、いまや「旧ソ連=ロシア」という認識は過去のものとなりつつある。本課題では、旧ソ連諸国の農業改革を、ロシア以外の諸国をも対...
背景・ねらい アジア太平洋地域の農業は、農産物貿易を通じてわが国の食料市場に大きな影響を与えており、特に地域内の開発途上国は急激な人口増加と経済発展により、国際農産物市場に占める地位を急速に高めてい...
要約 これまで日本において分離されてきたニューカッスル病ウイルスを遺伝学的に解析した。その結果、様々な系統の遺伝子型が日本に存在し、それらの多くが海外で分離されたウイルスと極めて密接な関係にあること...
要約 現在我が国で販売されている消毒薬について、我が国で分離された口蹄疫ウイルス(FMDV)に対する消毒効果を調べた。FMDVに対する消毒効果はヨウ素系、塩素系およびアルデヒド系消毒薬において認められ、フェノ...
害虫の侵入定着を防止し所定の安全レベルを達成するための植物検疫強度の推定法
要約 繁殖可能な害虫の国内への侵入確率の推定式,及び侵入確率を所定のレベル以下に低下させるのに必要なサンプリング検査と検疫処理の組み合わせを決定するための式を導いた。これらの式と害虫の定着確率から,...
背景・ねらい 本研究は,(1)日本,韓国,中国における農業環境政策の動向を法律,統計資料及び聴き取り調査等に基づく分析によって相互比較し,(2)当該政策に内在する問題点及び今後の政策課題を解明し,加えて,...
海外諸国における組換え農産物の生産・流通・表示に関する政策動向の解析
背景・ねらい [研究目的]
米国を中心に,遺伝子組換え(GM)食品・農産物の開発が急速に進んでおり,北米を中心にGM農産物の栽培が相当な割合に達している。一方,欧州や我が国では,GM食品に対する消費者の...
酸性フクシン染色を用いたエンドファイトの光学顕微鏡による検出法
要約 イネ科植物の葉鞘組織片を、酸性フクシンを含む乳酸で染色・封入し、開口絞りを開放して検鏡することで従来の染色法よりも鮮明なエンドファイトの菌体像が得られ、その検出がより容易となる。検出対象は、葉...
要約 農作物,家畜,林業および水産業に被害を及ぼす野生生物の特徴,被害発生状況と防除対策を記述するホームページを作成して,広く情報を提供する。 背景・ねらい 近年,カラス・スズメ等の鳥類,シカ・イノシ...
要約 アメリカにおいては広範囲に遺伝子組換え農産物が作付けられているものの、気象条件や病害虫密度の差異から地域性が存在している。また輸出需要が増大している非遺伝子組換え農産物に関しては、情報技術の開...
リボゾームDNA領域の変異に基づくTetranychus属ハダニ類4種の同定法
要約 PCR法により増幅したリボゾームDNAのスペーサー領域を制限酵素DraⅠおよびAfaⅠで切断し、その断片長を比較することにより、形態観察による同定が困難なTetranychus属ハダニ類4種の雌成虫が判別できる。 背景...
要約 マレーシアの米輸入自由化について検討した結果,食糧庁は民営化され株式会社となったものの,政府・政権与党は株式保有を通じて同社の経営実権を掌握しており,国家による米輸入の一元的管理体制が持続して...
要約 輸出植物検疫におけるサンプリング検査の際に検疫害虫だけでなく検疫害虫の加害痕も対象として荷口の合格・不合格を決定する場合の検査効果に関する推定式を提案する。加害痕を利用することによりその検査...
要約 食料輸入国マレーシアでは,アジア通貨危機を契機として,農民・消費者・利益団体からの諸要求に応じるべく,国内農業生産の拡大と農業経営の安定を意図した農業保護政策への転換が行われている。 背景・ね...