背景・ねらい 太平洋クロマグロは重要な水産資源であることから、資源の持続的利用の観点から資源の動向を把握すると同時に、生態系という観点から資源変動機構を明らかにする必要がある。本研究では、クロマグロ...
小型温度深度記録標識による常磐・三陸沖漁場におけるカツオの遊泳生態
背景・ねらい 常磐・三陸沖は初夏から秋にかけての日本周辺における重要なカツオ漁場であり、竿釣(かつお一本釣)・まき網漁業により年間8万トン前後の漁獲があげられている。カツオ漁業は表面水温等から漁場の...
要約 主要な茶カテキン類EGCg、ECg、EGC、ECは、少なくとも5.0mmol/Lまでは、カフェイン と化学量論比 1:1複合体を形成する。1H-NMR スペクトル滴定法により算出されるその結合エネルギーは、それぞれ 2....
要約 茶の複雑な生産・流通経路で活用可能な履歴管理システムを構築した。本システムは、茶園から仕上げ茶にいたるロットの個別管理に対応でき、インターネット経由でのアクセスが可能である。 キーワード 茶、ト...
要約 ブドウの試食は、家庭消費用に購入する場合に価格面で消費者心理を数~11%程度押し上げる効果があり、特に都市部で有効な販売促進手段になる。しかし、この効果は食味評価が高い場合に限られ、そうでない場...
要約 エンドウのハモグリバエ類の土着寄生蜂は、トマトのハモグリバエ類の寄生蜂と共通し、さらに寄生率も高いことから、トマトのハモグリバエ類の天敵供給源としての可能性がある。 キーワード エンドウ、トマト...
静岡県でのメロンモザイク病の発生実態と温室天窓防虫ネット被覆による防除
要約 静岡県の温室メロンでは、アブラムシ伝搬性のカボチャモザイクウイルス(WMV)が主に発生している。7月から8月に定植を行う温室の天窓に、定植から果実肥大初期までの間、1mm目の防虫ネットを被覆すること...
要約 砂丘未熟土における葉ショウガの養液土耕栽培では、定植40日後から約25日間NPK濃度を各120mg/l、その後収穫までの約25日間各160mg/lの点滴施肥を行うことにより、現地慣行(約50kg/10a)より大幅に少ない施肥...
葉ネギの潅水同時施肥(養液土耕)栽培における適正な養水分管理
要約 砂丘未熟土における葉ネギの養液土耕栽培では、播種後約20日目から約30日間NPK濃度を各45mg/lで1日1回、その後収穫時までの濃度を320mg/lとして3~4日に1回の間隔で施肥することにより、慣行栽培の半量以下...
肥効調節型肥料を用いた20%施肥削減可能なトマト育苗鉢内全量施肥
要約 トマト育苗の鉢上げ時に、生育に必要な肥料成分全量を肥効調節型肥料で育苗培土に混合するトマト育苗鉢内全量施肥により、慣行施肥と同等の収量が得られ、20%の減肥が可能となり、本圃での施肥作業がいらな...
要約 温室メロンの追熟に伴う赤道部外周の微小な減少量と果肉硬度との間には高い負の相関関係が認められる。赤道部外周の減少量を増幅して測定できる外周減少測定装置により、果肉硬度を±0.03kgの誤差で推定でき...
要約 温州ミカンに生ずる水浸状の腐敗果を判別するための判定方法と判定装置を開発した。果実全周囲の分光画像に、予め作成した腐敗部と健全部を仕分ける検量式を代入し、結果を色別表示することで、直径10mm程度...
要約 マーガレットとハナワギクの雑種判定は、フローサイトメーターとRAPD法で可能である。マーガレットとシュンギクの雑種判定は、RAPD法で可能である。 キーワード 雑種判定、RAPD法、フローサイトメーター、属...
要約 マーガレットとハナワギクの属間雑種系統の挿し穂にX線を照射して、鉢物用マーガレット新品種「伊豆19号」を育成した。本品種は既存の品種にはない明黄色の花色を持ち、草姿がコンパクトで、連続開花性を有...
要約 静岡県内の黒ボク土、赤黄色土および褐色森林土の産地で生産される荒茶は、Al、B、Ba、Ca、Cu、Fe、K、Mg、Mn、Ni、P、Sr、Znの13元素の含有量を用いて線形判別分析を行うことにより、土壌群別に判別できる...
要約 消費者は、既存ホームページに見られる農作業の苦労話や茶畑や野山の風景等の情緒的な情報より、平易に理解できる防除に関する情報、お茶の効能や他用途利用のような実用的な情報、一般に知られていない美味...
要約 試作した小型クローラ摘採機は重心移動機構と遠隔操縦により傾斜地適応性が高く、傾斜地茶園において摘採時の等高線うね走行と枕地でのうね移動が可能となり、1人で安全に摘採作業を行うことができる。 キ...
要約 近赤外分光装置による茶生葉成分の測定精度はサンプルの前処理方法等により異なるが、生産年度や品種の異なる試料に対する適用性の違いはみられない。茶生葉に付着する水分は測定精度に影響する。 キーワー...
急傾斜地茶園の機械摘採のためのレール走行式摘採機とモノレールの利用
要約 既存の急傾斜地等高線うね茶園において、開発された重心移動機構付きレール走行式摘採機とうね間移動を行うモノレール運搬装置を利用して、摘採・整せん枝作業を平坦地と同等の作業能率で1人で行うことがで...
要約 ワンポット式養液栽培において、海洋深層水等の海水を24~38倍に希釈し、窒素、リン、カリウム、カルシウムおよび微量要素を加えた海水添加培養液を用いることにより、Brix9%以上の高糖度トマト生産が可能で...