フリーストールTMR給与時における乳中尿素態窒素と乳蛋白質率の指標値
要約 フリーストールTMR給与時における乳中尿素態窒素(MUN)値は、粗蛋白質含量 (CP%)、可消化養分総量含量(TDN%)、TDN/CP比、分娩後日数、乳量、産次の影響を受け変動し、乳蛋白質率と合わせて給与飼料の栄養評価...
Erysiphepolygoni型のOidium sp.によるトルコギキョウうどんこ病(新称)
要約 1999年3月に、大分県三光村でトルコギキョウにうどんこ病が発生した。その病原菌の形態的特徴を観察した結果、閉子のう殻は観察されず、Erysiphe polygoni型のOidium sp.であることが判明した。大分県温泉熱...
要約 グラウンドカバープランツのセル成型苗と肥料、培養土、水等をタンク内で混合後、法面に吹付け植栽する方法を開発した。448穴セル成型苗を50セル/㎡の密度で植栽すれば、春施工の場合約3か月でほぼ全面被覆...
要約 10月から3月に切り花用ハナナ(Brassica campestris )、カラシナ(B. juncea )、アブラナ(B.napus )を順次直播すると、放任で1月から5月まで景観を形成維持できる。 背景・ねらい 近年、公園や道路端...
要約 カーネーション栽培において、慣行の有機質配合肥料の追肥を中心とした施肥体系でも利用可能な紙マルチにより、生育促進および収量増加の効果が得られる。 背景・ねらい カーネーション栽培における光反射...
要約 丹波ヤマノイモのマルチ資材として遮光ネットを使用すれば、慣行の稲ワラマルチ栽培とほぼ同等の収量および等級比率が得られる。さらに、内容成分やすりおろしたイモの粘性にも大差はない。 背景・ねらい ...
要約 夏期、紫マルチによる太陽熱消毒を行う際、基肥として緩効性肥料を窒素成分として10a当たり20~30kg施用し、約1ヶ月被覆後に処理層を壊さずレタスを定植することにより2作連続して作付けができ、レタスの...
要約 本機は歩行型 2条の全自動タマネギ移植機である。植付けは作溝土寄せ方式で、株間は 9.5cm~12.0cm、輪距は1.2m~1.4mまで調節できる。植付精度は極めて良好で、作業能率は2.2時間/10aと人力作業の約10倍で...
水稲採種栽培における穂肥施用量が長期貯蔵後の発芽率に及ぼす影響
要約 穂肥無施用では貯蔵初期の発芽勢が劣るが種子として問題はなく、穂肥多施用では、籾水分が高い場合に発芽率の低下を招きやすいことから、長期貯蔵を考慮した場合では穂 肥施用量は控えることが好ましい。 背...
要約 「タママサリ」は、奨励品種「タマホマレ」よりやや早熟で、収量性は標準播で同程度、晩播では優る。子実はやや大粒で、全糖含量が高く、このため煮豆が軟らかく風味が優れる。平坦~中山間地を対象に奨励品...
要約 回転ドロワーを装備した近赤外分光分析装置を用いることによって、粒による影響を軽減し、酒米玄米粒のタンパク質含量を実用的な精度で測定することが可能である。 背景・ねらい 酒米のタンパク質含量は醸...
要約 エダマメとしての丹波黒「兵系黒3号」の収穫適期は莢の黄化程度と子実厚径が目安となる。収穫からブランチングまでの時間が長く保存温度が高いと品質低下が大きく、常温保存する場合は8時間以内に処理する...
要約 高原初夏どりキャベツは春播-春定植の作型で葉が薄く、軟らかい。秋播-秋定植は葉が厚く、硬く、球のしまりがよい。品種によっても多少異なっており、作型と品種を組み合わせることにより、多様な消費用途に...
要約 熱水注入による土壌消毒は、土壌中のFusarium 属菌数を減少させ、ホウレンソウ萎凋病に対して高い防除効果が認められ、その効果は3作まで持続する。熱水注入処理後のホウレンソウの生育・収量は良好で、生...
着色フィルムを用いた太陽熱土壌消毒によるレタスビッグベイン病防除法
要約 夏期に赤外線透過型着色フィルムをマルチ施用することで太陽熱消毒し、その後マルチを取らずにレタスを定植することにより、レタスビッグベイン病防除が可能となる。 背景・ねらい ビッグベイン病の病原ウ...
要約 ビワの1段盃状形や2段一文字整枝は樹冠が小さく、樹冠内の日照条件は比較的優れる。一方、2段盃状形では相対日射量が20%以下の部分が多く、特に2段目の主枝グループの陰になる1段目で日射量が少ない。 背景...
要約 ニホンナシ「幸水」で開発された肥大モデルを「二十世紀」に応用し、精度の高い果実肥大の推定ができる。また、産地の付近にあるアメダスの日照時間を利用することで、産地での果実肥大(果実体積、横径)の推...
乳用牛群検定サンプル乳を用いたPIT I 遺伝子制限酵素長多型の判定
要約 牛群検定サンプル乳中の体細胞からPITⅠ遺伝子が増幅できた。PITⅠ遺伝子を制限酵素HinfⅠで切断した遺伝子型は血液から抽出したDNAをサンプルにしたものと完全に一致した。PITⅠの遺伝子型頻度はAA型:AB型:BB型...
要約 乳用育成牛の12か月齢までの体重、体型測尺値の日増加量とヘマトクリット、グルコース、カルシウム、尿素態窒素に有意な相関が認められる。発育不良群では3~6か月齢のヘマトクリット、総蛋白質、アルブミン...
黒毛和種(但馬牛)における母牛の1日当たり推定乳量と子牛の初期発育との関係
要約 子牛の12週齢までの発育は哺乳量に影響を受け、特に4週齢の1日当たり乳量と初期発育の関係が深い。4週齢の子牛の体重及び1日当たり増体量から母牛の 1日当たりの乳量推定が可能となり、哺育初期の代用乳、人...