要約 花きのセル成型苗と自動姿勢制御移植機の利用により、手植えの4分の1の作業時間で、傾斜地でも植え付けが可能になり、大規模景観(お花畑)を省力的に作ることができる。 背景・ねらい 大規模な「お花畑...
グラウンドカバープランツ・セル成型苗の植栽に適する種類と短期養成法
要約 グラウンドカバープランツのセル成型苗は、128穴セルトレイに直挿しすれば草本類で15日程度で活着し根鉢を形成する。育成したセル成型苗を50セル/㎡の密度で植栽すれば、約1か月で慣行のポット苗とほぼ同等...
要約 太陽電池発電量は日射量に比例し、日射量の約10%を電力に変換できる。8月の全日冷房ではハウス面積の8.8倍の太陽電池面積が、夜間冷房では同3.7倍が、2月の夜間暖房では同4.4倍が必要である。 背景・ねら...
要約 タマネギのセル育苗法は、収量やコスト面からセルの大きさは288穴前後が適正である。播種期は、晩生種では9月下旬~10月初旬が適期である。育苗様式では、発芽後セルトレイを地床に移動させる様式が安定する...
寒冷地秋まき初夏どりキャベツセル成型苗のは種,定植適期と元肥施用法
要約 寒冷地初夏どりキャベツのセル成型苗利用において、積雪条件に耐え収穫を前進させるには、平坦地との標高差に応じては種、定植日を早め、元肥10a当たり窒素成分3kgを施せば、慣行地床苗と同じ生育、収穫時...
要約 水稲不耕起乾田直播栽培の除草体系において、播種後~水稲出芽前の土壌処理剤と非選択性の茎葉処理剤の同時処理により、冬雑草を主対象とする播種前1~2回の除草剤散布が省略できる。 背景・ねらい 水稲...
要約 小粒で低収の白小豆を、丹波大納言系品種との交配により極大粒化した新系統「小豆兵系3号」を育成した。本系統は対照の「岡山白」より晩生で、収量、子実百粒重とも約2倍あり、外観品質も種皮色が明るいた...
要約 ユズ果皮には香気、苦味、機能性成分が多く、砂じょうには酸が多い。着色がすすめば果皮の香気成分、砂じょうの酸が増加し、果皮の苦味、機能性成分が減少する。 背景・ねらい ユズ着色別の果汁の成分特性...
要約 みその品質管理における重要項目である水分、食塩及び全窒素含量を近赤外分光法で測定する検量線を作成した。作成した検量線は実務上十分な精度があり、みその成分分析に利用が可能である。 背景・ねらい ...
要約 乾燥ホウレンソウの製造においてブランチング処理は乾燥時間を短縮し緑色の濃い製品が得られる。糖液浸漬処理及び酸化防止剤浸漬処理は明所保存中の緑色保持に効果がある。実用的な乾燥方法は50℃熱風乾燥が...
要約 ユズは収穫時の着色(熟度)の進行に伴い、果皮の厚み、糖及びビタミンC含量が増加する。貯蔵性は緑色果~5分着色果が優れており、低温(1℃)とフィルム包装の組み合わせで、収穫時から5か月間良品質の状態...
要約 温度センサーにより自動点消火可能な灯油ヒーターを用いた燃焼法により、ビワ若木園では無風時に約1~2℃以上の気温の上昇効果が得られ、寒害軽減効果が認められる。 背景・ねらい ビワは花~幼果のステー...
要約 並木植えをした2段一文字整枝により、ビワ栽培の年間作業時間を約15%短縮することが可能になるとともに、軽作業化が図れる。 背景・ねらい ビワの園地は傾斜地に多く、樹も高くなるため、作業の能率が劣...
要約 ビワを垣根状に仕立てる2段一文字整枝は、樹高を低く、樹冠をコンパクトに保つことにより、小型作業機の導入等が可能な作業道を確保できる。また、単位面積当たりの栽植本数増により早期多収が図れる。 背...
高齢者・女性でも安心して作業できるオウトウの低樹高Y字形整枝
要約 オウトウの低樹高栽培(樹高2.5m程度)にはY字形整枝が優れ、棟高3.5mの雨よけハウスで栽培できる。また、Y字形整枝は、収量、果実の着色、Brixに優れ、収穫時に脚立が不要であるので安心して作業でき、作...
血液自動分析装置によるルーメン液アンモニア態窒素の迅速測定法
要約 ルーメン液アンモニア態窒素を水蒸気蒸留法と血液自動分析装置で測定したところ、測定値に高い相関が認められた。ルーメン液アンモニア態窒素は血中尿素態窒素よりも鋭敏にルーメン内における蛋白質の分解・...
吸引・灌流装置を用いたウシ卵胞卵子の超音波誘導経膣採卵における吸引条件
要約 超音波誘導経膣採卵において、作業性の良い180cmの連結チューブを用いる場合、吸引圧100mmHg、フラッシング量0.3ml/2secの条件が最適である。この条件で黒毛和種雌牛18頭から採卵したところ平均4.9個の正常...
要約 黒毛和種母子を分娩後6日目の超早期に分離した場合、子牛の離乳(代用乳給与終了)時期の決定は、人工乳を700g程度摂取するか、或いは体重が50kg程度に達した時点とすると、子牛の発育を維持しつつ代用乳の...
超早期母子分離による黒毛和種繁殖雌牛の3年連続11か月1産技術
要約 分娩後6日目に子牛を超早期分離し、母牛に維持養分量の飼料を給与することにより、母牛の初回排卵は19日に、空胎期間は50日に短縮できた。その結果、母牛の分娩間隔は、3年連続して11か月となった。 背景・...
防蛾用黄色蛍光灯が主要花きの生育、開花、切り花品質に及ぼす影響
要約 防蛾用黄色蛍光灯を栽培ほ場で終夜点灯すると、光強度により、キクでは開花遅延や未着蕾、カーネーションでは到花日数短縮、バラでは切り花長伸長が認められた。 背景・ねらい 近年、多犯性害虫であるタバ...