黒毛和種去勢子牛への粗飼料給与割合が発育と産肉性に及ぼす影響
要約 去勢子牛において4~10か月齢の育成期に粗飼料を多給すると、育成期間中の増体量が小さく飼料効率は悪いが、第1、2胃の重量及び容積は大きくなる。30か月齢まで肥育すると肉質では大きな差は無いが、枝肉重量...
密植・2本主枝によるニホンナシ「おさ二十世紀」の省力・多収・高収益栽培
要約 密植・2本主枝栽培により早期成園化が図れるとともに、従来の栽培法と比べ高収量で、省力化が可能である。さらに密植・2本主枝栽培での累積収益は植栽5年目で黒字となり、植栽12年目には慣行栽培の約3.9...
要約 日本シバは裁断茎を機械吹き付け植栽すると、1年後の被度は約70%、2年後にはセンチピードグラスの種子吹き付けと同程度の80%の被度となる。草刈時の刈草量は少なく、管理の省力化につながる。 キーワード 緑...
要約 兵庫県北部において「コシヒカリ」の夏季高温で発生する外観品質低下を軽減する対策としては、移植時期を従来の5月上旬より遅らせ、5月20日以降とすることが最も有効である。次に有効な対策は穂肥の減量1...
背景・ねらい 近年、日本海西部で漁獲量が急増しているソデイカの来遊量を推定し、精度の高い漁況予報を漁業者に提供する。
要約 コーヒー製造過程で生産されるコーヒー皮は、低水分で吸水性が高い。オガクズとの比較で、アンモニア吸着性や堆肥発酵性に優れており、乳牛での敷き料及び堆肥副資材として利用できる。 キーワード 畜産環境...
要約 ペパーミント、オレガノ、レモングラスを3年間連続栽培した。収量は施肥量による差がみられるが、いずれも2年目が最高で、3年目は大きく低下するため株の更新が必要である。収量・栄養価から、飼料作物と...
黒毛和種子牛の生後早期の増体量と生後8週間の増体量および母牛泌乳量との相関
要約 子牛の生後1、2週間の増体量から8週齢時までの増体量と分娩後4週目の母牛泌乳量を推定することができる。 キーワード 肉用牛、黒毛和種牛、泌乳量、子牛増体量 背景・ねらい 生後8週齢までの発育は、母牛の...
要約
要約 柵(障壁)はトンネル被覆、畝囲いとも高い侵入(被害)防止効果が認められ、簡易 な方法で、300m2以下の小面積の栽培や家庭菜園で有効である。 キーワード 目隠し資材、侵入防止、シカ 背景・ねらい シカに...
成果の内容・特徴
要約 ハーブの種類(ペパーミント、レモングラス、クローブ、オレガノ)とその給与量により、牛乳の風味が変化する。牛乳の官能検査により、好まれる風味のハーブ適正給与量が把握できる。 キーワード 畜産物、品...
要約 分離給与において濃厚飼料を澱粉源から蛋白源の順に給与するとルーメン内での急激なアンモニア態窒素の発生が抑制され、その排泄過程で生じる血中および乳中尿素窒素濃度が低下する。 背景・ねらい ルーメン...
黒毛和種超早期母子分離雄子牛の適正発育に必要な哺乳量と 哺乳回数
要約 黒毛和種牛において分娩後1~2日の超早期に母子を分離した場合、子牛の適正な発育に必要な代用乳給与量は生後10日までは0.5kg/日、11~60日までは1kg/日とし、哺乳回数は2~4回/日が良い。 背景・ねらい 乳...
要約 カーネーションを養液土耕で1年間栽培した後、株を切り戻して2年目も使う据え置き(2年切り)栽培の2年目の収量は、改植(1年切り)栽培にくらべて、6%増加する。種苗費は50%、改植にともなう労力は70%軽...
抵抗性品種の利用・栽培管理によるレタスビッグベイン病の発病抑制
要約 レタスビッグベイン病発生地域での発病抑制対策として、強度の汚染圃場では「Bay View」他7品種を、汚染程度の軽い圃場では「ロジック」、「99LE10」を用いる。栽培管理では、高畝栽培による排水改善や土壌...
要約 丹波ヤマノイモでは、種芋を細分割して養成した丸種芋を用い、頂芽を着けて半自動野菜移植機で定植することにより、慣行の種芋切断栽培と同等の収量および品質が得られる。 背景・ねらい 丹波ヤマノイモは兵...
要約 「むらさきの舞」のアントシアニン色素の主成分はcyanidin-3-glucosideであり、60%程度のエタノールでよく抽出される。5℃以下であれば6か月以上の保存が可能である。 キーワード 紫黒米、アントシアニン...
要約 丹波黒大豆のエダマメは、粒が大きく、ショ糖が多く含まれる時期がエダマメとしておいしいと評価できる。丹波黒大豆エダマメの食べ頃は莢の厚さと莢色のカラーチャートを組み合わせたスケールで判定できる。...