
地下水位制御システム(FOEAS)を利用した大豆の梅雨明け後播種栽培
要約 FOEASによる土壌水分制御は大豆の梅雨期と梅雨明け後播種の両方で出芽率を向上させる。梅雨明け後播種では、播種数日前に水位を一時的に高めると69~87%の出芽率が期待でき、7月下旬播種した場合では300g/㎡...

雑草種子の少ない目土は畦畔造成年のシバ被度の拡大に効果がある
要約 シバ植栽時における雑草種子の少ない購入真砂土の目土利用は圃場真砂土に比べて、2回除草では造成年のシバ被度の拡大は大きく、植被率は小さい一方、雑草の群落高と雑草量は除草日に関わらず小さくなる。 キ...

肥効調節型肥料を用いた多収品種「タカナリ」のための全量基肥施用法
要約 水稲品種「タカナリ」は、穂首分化期頃の窒素溶出量を増やすことにより総籾数を増やし、出穂期までに総施肥窒素18g/㎡の95%程度が溶出するように数種類の肥効調節型肥料を混合して基肥として施用することに...

要約 夏季が高温多照となる温暖地西部において、新規需要米多収品種は一般品種より2~5割の多収を示す。「タカナリ」「北陸193号」は1t/10aの多収能力を示すが、日射条件により籾数や登熟が変動し易い。一方「ミ...

要約 極短穂高糖分飼料イネ「たちすずか」は、温暖地平坦地帯では、6月下旬の2条並木植えで少肥条件であれば、約300kg/10aの種子収量を期待できる。 キーワード 高糖分飼料イネ、たちすずか、種子生産、栽培法 背...

日射制御型拍動自動灌水装置の利用による露地夏秋ピーマンの減化学肥料栽培
要約 露地夏秋ピーマン栽培に日射制御型拍動自動灌水装置による点滴灌水同時施肥法を適用すると、畝間灌水・追肥による慣行栽培と比較して、窒素施肥量を30%削減して収量を11~24%増加できる。秀品率が増加し、肥...

要約 遺伝的に飛翔能力を欠くナミテントウは、飛翔能力を持つナミテントウよりも露地栽培圃場内に長く定着し、ワタアブラムシの増殖を抑制する。 キーワード ナミテントウ、飛翔不能化、露地 背景・ねらい アブラ...

要約 イネの病原細菌である苗立枯細菌病菌、もみ枯細菌病菌、褐条病菌や、病原糸状菌であるばか苗病菌、ごま葉枯病菌、いもち病菌を保菌したイネ種子を鉄粉でコーティングして播種すると、育苗中の苗においてこれ...

要約 過疎・高齢化地域でのリーダー間の相互認知関係は、特定のリーダーに集中した網目状の構造や鎖状ないし点在状の構造にあり、またトップリーダーと相互認知関係にあるリーダーは少ない。分布状態ではリーダー...

要約 水稲「姫ごのみ」は温暖地西部において中晩生熟期の低アミロース極良食味系統である。移植、直播栽培ともに「ヒノヒカリ」、「柔小町」より玄米品質が優る。 キーワード イネ、低アミロース、良質、良食味、...

飼料イネ品種「クサノホシ」に由来する漏生イネの出芽率は秋耕で低下する
要約 「クサノホシ」を黄熟期に収穫して種子を圃場に散播すると、冬季や春季のみ耕起するよりも秋耕で漏生イネの出芽率は低下する。年内の有効積算気温100℃日(下限温度10℃)以上確保できる秋季に土中に埋没させた...

茎葉多収で糖含量が高い稲発酵粗飼料用水稲新品種「たちすずか」
要約 「たちすずか」は「クサノホシ」と比較し牛に消化されやすい茎葉の割合が高く、耐倒伏性が強く、糖含量が高く、中性デタージェント繊維の消化性が高いため、ホールクロップサイレージ用の飼料用稲専用品種と...

要約 農産物直売所では、リターンタイム(RT:一日の販売点数の半数程度が売れる目安の時刻)の販売点数とその日の販売点数の間には強い相関関係があるため、この関係に着目することによって、需要量(期待できる販売...

パンコムギ大粒澱粉のアミロペクチンには超長鎖の存在は認められない
要約 Wx-D1座の複対立遺伝子の違い以外の遺伝的背景がほぼ同一なパンコムギ系統の大粒澱粉から、コンカナバリンA法を用いて精製したアミロペクチン(AP)には分子量105程度以上の超長鎖は認められず、AP...

要約 適切なかん水時期を簡易土壌水分計により簡単に把握できる。黒大豆(丹波黒)の場合、内径20mmの改良型簡易土壌水分計をポーラスカップの中心が地中20cmの深さになるように設置し、指示値が40cmになったらかん...

小麦ふすまの自己消化によるアンジオテンシン変換酵素阻害ペプチドの製造法
要約 小麦ふすまを水に懸濁し、pH3.2、40℃で保温すると、自己消化反応によりアンジオテンシン変換酵素の阻害ペプチドが生成される。自己消化液には、新規なイソロイシルグルタミルプロリンを含む6種類の阻害ペプ...

資材管理や出荷管理機能などを強化した作業計画・管理支援システム「PMS」
要約 2007年度に公表した作業計画・管理支援システム「PMS」に対して、作付計画時の必要資材量積算機能、生産資材在庫管理機能、収穫以降の生産出荷管理機能、ユーザ定義によるデータ抽出機能などを追加し、実用...

性フェロモンによる交信撹乱を用いてカキのフジコナカイガラムシを防除できる
要約 フジコナカイガラムシの性フェロモン成分をゴムセプタムに含浸させたフェロモン剤による交信撹乱は、飼育容器から小規模野外の各レベルで交尾阻害効果を示す。さらに現地カキ園においても交信撹乱による密度...

キイカブリダニはアザミウマ類に対する捕食能力と増殖力に優れた土着天敵である
要約 キイカブリダニは、果樹と野菜の重要害虫であるアザミウマ類に対して高い捕食能力を示す土着天敵である。室内実験では48時間以内にチャノキイロアザミウマ1令幼虫を20頭捕食し、他のカブリダニ類に比べて高...

ブドウ「イタリア」から「紅高」への果皮色変異は新規の対立遺伝子VvmybA1BENによる
要約 ブドウ黄緑色品種「イタリア」から紫赤色品種「紅高」への果皮色変異は、アントシアニン生合成誘導機能のないVvmybA1a対立遺伝子が、レトロトランスポゾン下流へ挿入された配列によりVvmybA1...