要約 耕うん同時畝立て播種作業機のロータリ両端耕うん爪配列を内向きにし、畝幅150cm以上の平高畝を作りながら同時に3条以上のダイズを播種する作業技術である。一工程で耕うんから播種までの作業を行い、畝...
背景・ねらい
日本海に大量出現している大型クラゲは底曳網(板びき網)に大量入網し操業時間の増大、漁具の破損、漁獲物の鮮度低下などの漁業被害をもたらしている。操業の大きな支障となっている大型ク...
要約 イネホスホリパーゼD遺伝子はイネにおける疑似病斑の形成、防御関連遺伝子の発現およびファイトアレキシンの産生を制御し、過敏感反応の誘導に関与している。 キーワード イネ、ホスホリパーゼD、RNA干渉...
ETO1タンパク質による植物のエチレン生合成系酵素の転写後制御機構
要約 ETO1タンパク質は、エチレンの前駆体を合成するACC合成酵素のうち、カルボキシル末端に特異的なTOE配列を持つ一群に結合し、酵素活性を阻害するとともにプロテアソーム依存的分解を促進することによって、...
イネいもち病真性抵抗性遺伝子型を効率的に識別するDNAマーカーセット
要約 2組のマルチプレックスマーカーにより、8種類の判別品種由来のイネいもち病真性抵抗性遺伝子(Pita-Pita-2、Pik-m、Piz-t、Pik-p、Pit、Piz、Pib 、Pik)が導入された品種や同質遺伝子系統の持つ真性抵...
小型粘着トラップ利用による果樹マルカイガラムシ類のふ化時期把握法
要約 果樹の枝に小型粘着トラップを設置し、トラップに捕獲された幼虫を調査することにより、マルカイガラムシ類のふ化時期を把握できる。 キーワード モモ、オウトウ、小型粘着トラップ、マルカイガラムシ類、ふ...
要約 アスパラガスの立茎長期収穫栽培において、2年生株の場合、リニア型140日タイプの肥効調節型肥料を基肥として施用することにより、追肥を省略できる。また、慣行窒素施用量60kg/10aに対し、20%の施用窒素を...
要約 水稲のカドミウム吸収抑制のための常時湛水管理では、水稲の根活性の低下は認められず、収量・品質についても同等に確保できる。またようりん施用による過剰な土壌窒素の発現は連用3年目まで認められるので...
要約 稲わら等の有機物を連年施用することで土壌の保水力が高まり、出穂期以降の土壌からの窒素供給量や水稲の窒素吸収量が多くなり、後期栄養の確保が図られる。また有機物を施用した水田でも、土壌を過度に乾燥...
薬剤処理と遅植えの組合せによるチューリップ微斑モザイク病の防除
要約 フルアジナム粉剤(40kg/10a)を全面土壌混和処理し、さらにチューリップを遅植えすることによりチューリップ微斑モザイク病の感染・発病を抑えることができる。 キーワード チューリップ微斑モザイク病、...
要約 ジノテフラン粉・液剤の1回散布によりアカヒゲホソミドリカスミカメの防除ができる。散布適期は、出穂期から出穂期10日後頃までである。圃場間の出穂期の違いが10日以内の地域では、1回の共同防除で十分な...
要約 「夢あおば」を用いると、耕起、代かき及び催芽、酸素発生剤粉衣の工程を省略した湛水直播で散播することにより倒伏せずに栽培することが可能である。その際、播種量12kg/10a、基肥量7kg/10aとすることによ...
飼料用水稲「クサユタカ」「夢あおば」の散播直播栽培での生育診断
要約 湛水散播直播の「クサユタカ」「夢あおば」において穂首分化期頃の葉色は全乾物収量との相関が高く、生育診断指標となりうる。多収のためにはこの時期の葉色(SPAD値)を苗立密度70本/m2水準で42~44以上、125...
要約 「北陸酒206号」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、長稈、中間型の系統である。醸造時のアルコール収率および生成酒のアミノ酸度は「山田錦」並であり、やわらかさと深みのある酒質を示すことから、...
要約 ちりめんじわの発生には子実肥大盛期前後の作物体の老化が関係し、施肥等による生育後半の栄養状態の改善が発生低減に有効である。亀甲じわは成熟期後の乾燥過程において発生するが、収穫時期を早めることに...
要約 アミロース含量7~10%の低アミロース米は、蒸米水分が40%以上になり蒸米硬度がひくくなるために、餅つき機による米菓生地の調製が可能となる。 キーワード アミロース含量、低アミロース米、米菓、蒸米 ...
要約 米粉に少量のグアーガム、乳化剤、βアミラーゼ剤を添加することを基本組成とし、イースト等の一般的な製パン材料を加えることにより、グルテンを用いずに嗜好性の高い米粉パンが製造できる。 キーワード 米...
要約 早晩性を異にするエダマメ4品種(「福成」、「湯あがり娘」、「新潟茶豆」、「庄内5号」)について、作成した温度と日長の多項式で表されるDVR(発育速度)推定式を用いて、直播栽培での出芽日、開花日お...
砂丘地におけるニンジン1粒播種による無間引き栽培の発芽・生育斉一化技術
要約 砂丘地ニンジン栽培で発芽を斉一にするには、播種深度1cm、発芽までのかん水は春は土表面乾燥時に、夏は朝昼夕に行い、夏の高地温時の播種を避ける。4条播種での生育斉一の栽植様式は条間は20-30-20cm、播...
要約 果実画像を用いて新たに開発した「ロザリオ ビアンコ」専用カラーチャートは既存のカラーチャートより精度の高い判定が可能で、高品質果実収穫のための指標として利用できる。 背景・ねらい 黄緑色大粒品種...