要約 キュウリ緑斑モザイク病は、乾燥罹病根を乾土に0.5%重混和し、断根したキュウリ苗を植え付けることにより、安定して発病させることができる。 キーワード キュウリ、キュウリ緑斑モザイク病、土壌伝染、接...
要約 東海地方のムギ類から分離した赤かび病菌は、Fusarium graminearum種複合体の系統6に位置づけられるFusarium asiaticumが大半を占め、かび毒産生型ではニバレノール(NIV)産生菌がデオキシニバレノール...
要約 乗用管理機を利用した畦間除草剤散布のほ場作業量は34a/hである。この除草方法により帰化アサガオ類を有効に防除して雑草害を減少させることができる。処理時期は、ダイズ3葉期以前の処理では効果が低いが、...
Ⅴ溝直播栽培コシヒカリは高温登熟条件下でも移植栽培より高い整粒歩合を確保できる
要約 Ⅴ溝直播栽培されたコシヒカリの収量、玄米タンパク質含量は移植栽培と同等である。出穂後20日間の平均気温が移植栽培より高い条件下でも、乳白粒や基部未熟粒の発生は移植栽培より少なく、整粒歩合は移植栽...
背景・ねらい 愛知県沖積地帯のダイズ栽培では、栄養生長が旺盛で徒長しやすく、蔓化や倒伏が低収要因となっている。このため、生育改善を目的にダイズ省力摘心機を開発し、摘心による倒伏軽減効果等を明らかにし...
中山間地向き多収、良質な紫黒糯の新品種候補系統「中部糯114号」
要約 「中部糯114号」は温暖地東部では早生の晩に属し、「朝紫」より多収の紫黒糯系統である。中山間部においてアントシアニン含量が高く、品質も良好となるため、中山間部の特産米として、また、新開発の赤色み...
いもち病抵抗性が強く、極良食味の新品種候補系統「中部111号」
要約 「中部111号」は温暖地東部では中生の中に属し、いもち病抵抗性が強く、「ミネアサヒ」「コシヒカリ」並みの極良食味のうるち系統である。いもち病防除を省けることで消費者ニーズに応えることができる。 キ...
生育後半の肥効を高めた全量基肥肥料によるコシヒカリの白未熟粒発生抑制
要約 コシヒカリにおいて、生育後半の肥効が高い全量基肥肥料(速効性肥料:リニア型40日タイプ被覆尿素肥料:シグモイド型100日タイプ被覆尿素肥料=1:1:8)を用いることにより、登熟初中期の葉色を高め、...
タバココナジラミのバイオタイプQをLAMP法により迅速に識別できる
要約 タバココナジラミ虫体1頭の磨砕液をサンプルとして、バイオタイプQのDNAに特異的なLAMPプライマーによるLAMP反応を行い、60分後に反応液の白濁を確認することでバイオタイプQをバイオタイプBと識別できる。...
タバココナジラミのバイオタイプQをLAMP法により迅速に識別できる
要約 タバココナジラミ虫体1頭の磨砕液をサンプルとして、バイオタイプQのDNAに特異的なLAMPプライマーによるLAMP反応を行い、60分後に反応液の白濁を確認することでバイオタイプQをバイオタイプBと識別できる。...
要約 チャの被覆栽培はカルシウム、マグネシウムを始め無機成分の吸収を抑制し、この抑制は二重被覆時に顕著となる。また、被覆を除去した後も2か月程度は多くの無機成分の吸収が抑制される。 背景・ねらい 施用...
近赤外分光法における既存検量式の精度確認と保守改善のシステム化
背景・ねらい 近赤外分光法において、検量式の精度検定時に誤差が生じても、その誤差が化学分析値に起因するのかスペクトルに起因するのか、判断に苦しむことが多い。また、工場や野外等の温度制御ができない環境...
促成イチゴを省力・軽作業化する連続うね利用栽培の灌水同時施肥法
要約 出らいを基準に毎日必要量を液肥で施用する施肥法に、水分センサと少量高頻度灌水装置を利用した精密施肥・灌水制御法を組み合わせることにより、連続うね利用栽培において灌水・追肥の自動化が可能となり、...
夏秋トマト養液土耕栽培における土壌水分センサを用いた精密灌水制御
要約 土壌水分張力(pF)センサを15cmの深さに埋設して、pF値を2.1から2.8に設定し、施肥後、午前7時~午後2時に灌水する。pF値測定を30分間隔、1回の灌水量を100~150mL/株とすることでで、トマトの生育ステ...
施設内からマルハナバチを逃がさないための上手なネットの張り方
要約 天窓角や側窓上端部はハチが集まりやすく隙間ができやすいので充填剤やスポンジで隙間を無くし、出入り口はチャック式ネットを使用して二重構造とし、換気扇のネットはファンや駆動部に巻き込まれないように...
要約 斑点病抵抗性オオバ新品種「愛経1号」は、オオバの周年生産において、高温多湿時に多発しやすい斑点病の抵抗性を有するとともに、夏季でも葉形がハート型を呈し乱れず、現地栽培系統と同等の高い香りを持つ...
要約 バラ切り花のレベリング仕立てでは採花母枝を水平にするが、株基部より先端を高くするよう勾配をつけることにより収穫本数は多くなる。この時、株基部から離れた採花母枝上より発生する切り花の割合が増え、...
超微小茎頂分裂組織培養法によるキクウイロイドフリー株作出技術の開発
要約 葉原基を含まない茎頂分裂組織をキャベツの根端部へ置床し、培養する超微小茎頂分裂組織培養法により、ウイロイドフリー株が作出できる。作出されたウイロイドフリーの「神馬」は産地で栽培されている株に比...
要約 秋系スプレーギクの新品種「プリティララ」を育成した。「プリティララ」は淡いピンク色で中輪の早生品種で、花数が多く、花房が円錐形で整う。親株の生産性が高い。他の花と合わせやすい花色であるため花束...
要約 ハウスミカンは、点滴かん水同時施肥(養液土耕)栽培を行うことで、年間窒素施用量の約3割が削減できる。また、収穫期まで毎日少量のかん水を行うことで、果実品質が低下することなく、収量が2~3割程度...