春機発動後の豚において発育ステージの揃った胚を回収するホルモン処置
要約 春機発動後の豚にプロスタグランジンF2α(PGF2α)、PMSGとhCGを組み合わせて投与する方法は、発育ステージの揃った胚の回収が期待できる。 キーワード PGF2α、PMSG、hCG、ブタ、胚、発育ステ...
地域特産鶏(名古屋種)への乾燥酵母細胞壁飼料添加による免疫増強効果
要約 名古屋種の鶏に乾燥酵母細胞壁を0.5%の割合で飼料添加(酵母区)すると、飼料要求率では対照区より良い。免疫反応では、抗体産生能で最も高い抗体価は対照区より酵母区は高い傾向が見られ、遅延型過敏反応で...
要約 平飼い飼育の名古屋種種鶏では、産卵ピーク時日齢の1ヶ月後に就巣性の発現がピークを迎え、さらに秋餌付けの方が春餌付けより就巣性発現のピークが高いことから、産卵ピーク時日齢及び餌付け時期は名古屋種...
要約 黒毛和種雌子牛を人工哺乳する場合、哺育前期に哺乳量を段階的に増やすことで、自然哺乳と同等の発育となる。人工哺乳中の濃厚飼料摂取量は6週齢まで哺乳量に関係なく、6週齢以降は哺乳量を減量することで...
排水路の魚類相を改善する魚道等を用いた水域ネットワークの再生
要約 改修により水深が浅く流れが速くなり段差が生じた排水路は、魚道と転倒堰の設置により水域ネットワークが再生され、魚類生息数が増加する。 キーワード 魚道、転倒堰、魚類、排水路、水域ネットワーク 背景...
要約 湛水処理するとトマトの根は先端部分より基部にかけて徐々に壊死する。エバンスブルー溶液により壊死した部分は青く染色され、生きている白い部分と区別できる。画像ソフトウェアにより画像処理することで...
背景・ねらい 愛知県の伊勢湾口周辺では、サガラメ(アラメの亜種)藻場の磯焼けが、平成10~12年度に起きており、アワビ、サザエなどの採貝漁業者から、サガラメ藻場再生の技術開発の要望が出されている。
平...
背景・ねらい コウナゴを原料とした魚麹の調製技術の開発を行ってきた。その際に、魚麹の初発水分が高いため汚染細菌が製麹中に増殖する危険性がある。魚麹及びその加工品を安全に製造する添加物を使わない対策と...
要約 水路断面に対して通水阻害面積が小さく、既設水路に簡単に設置する低コストな魚道付き転倒堰は、常時の流速を抑え、水深を大きくするため、魚類の生息環境を改善できる。
要約 成熟期後の3回の降雨により10日程度刈遅れた場合、小麦容積重は30~60g/L程度低下する。この容積重低下の要因として、粒の膨張(主因)と種皮表面の平滑さが低下することが挙げられる。ウシオコムギ、農林61...
中国雲南・ベトナム稲遺伝資源におけるいもち病圃場抵抗性育種母本の選定
要約 中国雲南・ベトナム稲品種546品種についていもち病圃場抵抗性を検定した結果、雲南品種14品種は葉及び穂いもち抵抗性が“極強”以上、ベトナム品種60品種は葉いもち抵抗性が“極強”以上と判定され、これら品種...
堆肥連用圃場の窒素肥効パターン、土壌並びに作物収量に及ぼす影響
要約 粉砕もみ殻牛糞堆肥を連用した土壌からの窒素供給は、冬から5月中旬ごろまでほとんど期待できないが、その後9月前半にかけては窒素の供給量が増加する。その結果、春作バレイショでは主に物理性の改善効果...
反応速度論的手法による粉砕籾殻牛糞堆肥連用土壌の窒素無機化パターンの予測
要約 粉砕籾殻牛糞堆肥を連用した畑土壌からの窒素無機化量は、施用初年目では堆肥を施用しない場合より減少するものの、連用年数が長くなると増加する。反応速度論的解析を行うことで、このような堆肥の連用によ...
堆肥・緑肥同時すき込み時の窒素溶脱抑制効果と緑肥の窒素無機化パターン
要約 岡山県南部野菜畑の夏期裸地期間中に栽培した緑肥(ソルガム)を牛糞豚糞鶏糞おがくず堆肥と同時にすき込むと、堆肥中の無機態窒素が緑肥にとり込まれて溶脱が抑えられる。また、C/N比が40程度の緑肥をすき...
要約 堆肥窒素含量が高い堆肥では年間の変動が大きい。個々の堆肥窒素含量は、分析の容易な水分率及び電気伝導度(EC)の測定値をもとに精度よく簡便に推定できる。 キーワード 牛糞堆肥、窒素含量、簡易推定、施肥...
牛糞堆肥中の窒素組成並びに副資材の違いが堆肥連用効果に及ぼす影響
要約 籾殻を副資材とする牛糞堆肥Yでは、飼料イネに対する施用当年の肥効はわずかだが、連用に伴い肥効が増大する。オガクズを副資材とし、多量の無機態窒素を含有する牛糞堆肥Tでは、施用当年から肥効が認めら...
底面給水鉢花栽培における光触媒・酸化チタンを利用した養液の殺菌技術
要約 光触媒・酸化チタンを利用した殺菌装置は、養液中の土壌伝染性病原菌であるシクラメン萎凋病菌、キク青枯病菌、バラ根腐病菌、バラ疫病菌に対して、殺菌や増殖抑制効果がある。 キーワード 光触媒、酸化チタ...
要約 トマト黄化葉巻病の抵抗性検定法は、キャベツで増殖したシルバーリーフコナジラミをTYLCV感染トマトと同一ケージ内に7日間入れ保毒化後に、セル苗を7日間入れて接種し、接種後にLAMP法の検定と病徴観察を行...
洪積台地から沖積低地への地下水流動に伴う脱窒は局所的に起きている
要約 洪積台地上で地下水に負荷された硝酸態窒素の脱窒は、洪積土壌と沖積土壌の境界付近の脱窒能を有する土層で局所的に起きている。 キーワード 脱窒、地下水、硝酸態窒素、洪積台地、沖積低地 背景・ねらい 洪...
水稲の不耕起V溝直播栽培は移植栽培より脱窒活性が長く持続する
要約 水田作土表層部における脱窒速度は炭素源に制限されており、水稲の不耕起V溝直播栽培では、水田作土中の溶存有機態炭素含量が移植栽培より高濃度に維持されるため、移植栽培よりも脱窒活性が長く持続する。 ...