要約 フキ新品種「愛経2号」は、高温期の収穫において、葉柄切り口の腐敗及び葉身の黒変が遅く、日持ち性に優れる。 キーワード フキ新品種、高温期、腐敗、黒変、日持ち性 背景・ねらい 愛知県のフキ生産は、出...
イチゴが9月から収穫可能な「短日・スポット夜冷処理システム」
要約 イチゴを短日処理しつつクラウン周辺を局所冷却する「短日・スポット夜冷処理システム」は、6月下旬の本ぽ定植後、9月中旬までの処理で9月中下旬から収穫でき、えき花房が連続出らいし、定植適期の拡大、...
要約 愛知県が育成した白一輪ギク品種「白粋」について、市場に流通している主な白一輪ギク品種から、4種類のRAPDプライマーによる多型をDNAマーカーとして用いて識別できる。 キーワード 輪ギク、品種識別、DNA...
送風処理による輪ギク「白粋」の葉焼け症状防止と日持ち向上技術
要約 輪ギク「白粋」の9月開花において生殖成長期に送風処理すると、葉焼け症状の発生が大幅に軽減し、切り花の日持ちが向上する。 キーワード キク、葉焼け症状、送風処理、日持ち 背景・ねらい 愛知県が育成し...
要約 花壇苗生産にはデンプン25%含有PBSポットが適しており、底面中央の穴に加え底面角に4個穴のあるポットが定植後の活着がよい。育苗用土は調整ピートを用いるとポットの分解がコントロールし易い。分解に...
露地早生ウンシュウミカンの全量施肥用配合肥料による省力施肥法
要約 露地早生ウンシュウミカンに複数のシグモイド型被覆尿素と無機、有機肥料を配合した全量施肥用配合肥料を、11月上旬に全量1回施用すると、慣行施肥に比べ収量・品質を落とすことなく、年間窒素施用量が20%...
浮遊物質の除去により養豚浄化槽汚水の亜鉛及び銅含量を低減できる
要約 55件の養豚浄化槽から採水した原汚水中の亜鉛及び銅については、その9割が懸濁態であり、懸濁態の亜鉛及び銅は浮遊物質(SS)と高い相関を示すため、SSを除去することで亜鉛及び銅の総量を低減化できる...
不断給餌による誘導換羽法の処理期間が産卵性・卵質に及ぼす影響
要約 採卵鶏における不断給餌による誘導換羽を行う場合、産卵率は処理期間が9日間では100週齢を超えると14、19日間処理に比べ低下する。日産卵量、飼料要求率、卵殻重比には処理期間による差がなく、ハウユニッ...
ニホンウズラの異常卵を減らすには60cm2/羽以上の飼育面積が必要
要約 異なる飼育密度(80cm2、60cm2及び40cm2/羽)でニホンウズラを36週から60週齢まで飼育すると、40cm2区に比べ80cm2区や60cm2区は生存率や産卵率(ヘンハウス)が高く、更に47から60週齢で茶玉卵を含んだ異常...
和牛肥育の稲わら代替ストローはトールフェスクよりライグラスが良い
要約 黒毛和種去勢牛肥育期の稲わら代替ストローとしてトールフェスクとライグラスを給与する。増体は稲わら給与区と比較してやや劣るが、肉質ではライグラス給与区は稲わら給与区と同等である。トールフェスク給...
愛知県水田輪作ほ場における帰化アサガオの発生動向と畦畔除草剤の効果
要約 水田輪作体系において、帰化アサガオの発生ほ場数はダイズの作付けにより増加し、水稲2作でも減少しない。また、ダイズ作ほ場で畦畔から15m以上帰化アサガオが侵入すると、次作ダイズでは全面にアサガオが...
要約 Ideonella sp. 0-0013が生産するクオルモン分解酵素(β- hydroxypalmitate methyl ester加水分解酵素)は、青枯病菌の病原性因子の発現を制御する情報伝達物質であるクオルモンを分解することにより、青枯...
要約 開発したソフトウェアはユビキタス環境制御システムの機能を利用し、機器構成の変化を自動認識して監視対象を更新できる。また、機器が発する環境制御に関する情報を収集して可視化し、携帯電話などからも...
水耕栽培トマトの吸水量を指標とした肥料成分の日施用法による草勢制御
要約 トマトの水耕栽培において、最大日吸水量を指標とする肥料成分の日施用法を用いることにより、従来の濃度管理法に比べて草勢の制御が容易な量的管理法を簡易に行うことができる。本法では、施肥量を削減で...
パイプ基礎工法と屋根ユニット工法を特徴とする低コスト耐候性園芸用ハウス
要約 パイプ基礎工法はフーチング基礎工法より強度と作業効率に優れる。薄板軽量形鋼を用いる屋根ユニット工法は、従来法より工期と部材費を大幅に削減できる。両工法と高耐久軟質被覆資材を利用すると、硬質プ...
要約 ギニアグラス新品種「パイカジ」は、南西諸島で最も普及している「ガットン」より収量および消化率が向上しており、収量は多収品種「ナツユタカ」並である。南西諸島の永年草地での採草利用に適している。 ...
コムギのふ色遺伝子Rg1は低分子量グルテニン・サブユニットのGlu-B3座の遺伝子型の簡易圃場選抜マーカーとして利用できる
要約 小麦の生地物性に寄与するとされる低分子量グルテニン・サブユニットのGlu-B3 座は、ふ色遺伝子Rg1 と強く連鎖しており、Rg1 をGlu-B3 座の遺伝子型選抜マーカーとして使用することができる。これによりほ場...
要約 シグナルグラス、セタリア「パープルピジョン」、セタリア「カズングラ」、クリーピングシグナルの4草種・品種は、高い乾物収量、可消化乾物収量、粗タンパク質収量を示し、新たな導入暖地型牧草として有望...
要約 堆肥の連用による土壌窒素無機化パターンの変化を反応速度論的手法により予測すると、 籾殻牛ふん堆肥では連用3年目から窒素無機化量が増加する。おが屑牛ふん堆肥では、施用後に有機化が 優占し、4年目に...
要約 反応速度論的解析による感温特性値を用いて水稲の幼穂形成期と被覆肥料の窒素溶出開始期に 対する温度の影響を比較することによって、栽培地域の気象条件に適した被覆肥料が推定できる。 キーワード イネ、...