摘要 ミナミキイロアザミウマの栄養生理を解明するために、小型ガラス瓶の口に2層のフィルムに人工飼料を挟んで本害虫に吸汁させる方法を用いて実験を行った。本法により、雌成虫および幼虫の絶食条件および蒸留...
摘要 ワタアブラムシに対して抵抗性を有する近縁野生種メロンCucumis africanusの茎葉抽出液から5年度分画したCAF-1~5のうち、摂食阻害活性を有する画分1および2を合わせ、さらにカラ...
キュウリのミナミキイロアザミウマに対するナミヒメハナカメムシの有効性の評価(275)
摘要 小型ガラス室(2.6m×3.6m)において栽培したキュウリにミナミキイロアザミウマを発生させ、ナミヒメハナカメムシ成虫を試験区当たり2、4、8頭ずつ放飼し、ミナミキイロアザミウマに対する放飼量...
摘要 小型ガラス室でトマトを栽培し、イエローシート(黄色テープにピリプロキシフェンを塗布)を株当たり4本(1m×50cm)吊り下げ、シルバーリーフコナジラミに対する防除効果を調査した。シート設置区で...
キュウリのミナミキイロアザミウマに対するナミヒメハナカメムシの有効性の評価
摘要 ヒメハナカメムシ類は、ミナミキイロアザミウマをはじめとする野菜類の害虫に対する捕食性天敵として重要な位置を占めており、その実用的な利用が期待されている。ミナミキイロアザミウマによる被害は、施設...
昆虫病原糸状菌Verticillium lecaniiのアブラムシ類に対する有効性の評価
摘要 ナス、キュウリなどの果菜類ではミナミキイロアザミウマ、ハダニ類、アブラムシ類などの重要害虫に対して生物防除を主体とした総合防除法の開発が進められており、ミナミキイロアザミウマとハダニ類について...
摘要 NI-25水溶剤はキャベツのコナガならびにアブラムシに対し、対照のトクチオン乳剤より効果がまさり、ナスのミナミキイロアザミウマに対しては対照のBPMC乳剤より効果が高く、同じく対照のアドマイヤ...
ミナミキイロアザミウマの捕食性天敵類による生物防除技術の開発(265)
摘要 ナス、キュウリを対象としミナミキイロアザミウマ(以下、アザミウマ)のヒメハナカメムシ類による生物防除法を確立しようとした。露地ナスについてはヒメハナカメムシ類に影響が少なくアザミウマに有効な選...
摘要 幼苗検定により‘KAIGWA’のミナミキイロアザミウマ抵抗性の遺伝解析を行ったところ、抵抗性は優性でかつ少数の遺伝子が関与していると考えられた。また‘KAIGWA’を交雑した後代から果実形質が比較...
摘要 キャベツのコナガに対して、MK-242フロアブル(2,000倍)及びS-624フロアブル(2,000倍)を散布した結果、両薬剤ともに対照薬剤(アタブロン2,000倍)と比較し防除効果が高かった...
摘要 本プロジェクト研究の第1期(元~4年)においては、各種ウリ科及びナス科植物に対するワタアブラムシの寄主選択制御機構を生育阻害、摂食阻害等の面から究明した。このうち強い摂食阻害を示すニガウリにつ...
ミナミキイロアザミウマの捕食性天敵類による生物防除技術の開発(276)
摘要 ナス圃場から経時的にナミヒメハナカメムシ(Orius sauteri)を採集し、休眠雌の出現時期を調査した結果、10月中旬と判断された。また、8月に圃場から採集した雌を20℃において16L:8...
摘要 ミナミキイロアザミウマの栄養生理解明のため、各種糖類水溶液を餌とした場合の生存期間を調査した。雌成虫では、スクロース5~50%、グルコース1~40%、フラクトース3~25%、マルトース5~30...
摘要 メロン品種・系統について、ミナミキイロアザミウマの多発条件下で防除を行わずに栽培したところ、抵抗性とされている品種・系統や抵抗性後代にもかなりの被害が認められた。抵抗性とされている‘Kaigw...
摘要 栽培型メロン(Cucumis melo)と当研究室保存のCucumis属メロン近縁野生種との間で交雑試験を試みたなかで、C.africanus及びC.agrestisと栽培型メロンとの間に種雑...
摘要 ミナミキイロアザミウマの栄養生理解明のための基礎資料を得る目的で、本害虫が通常寄生しないトマトの乾燥葉片を摂食させた場合の生存期間について検討した。この結果、トマトの生葉片では4日目までに、蒸...
ミナミキイロアザミウマの捕食性天敵類による生物防除技術の開発(311)
摘要 雨よけハウス栽培のキュウリ(4月5日定植)において、殺虫剤散布により天敵類を除去した区と無散布区を設け、各種害虫と天敵類の発生状況を調査した。天敵除去区ではミナミキイロアザミウマとハダニの密度...
ミナミキイロアザミウマに対する果菜類の抵抗性検定法の開発と抵抗性素材の検索
摘要 ミナミキイロアザミウマに対する各種ウリ科及びナス科植物の抵抗性を明らかにするために、ガラス室内にポット植えの供試植物を置き、本害虫を放飼して葉の被害程度及び寄生数を調査した。ウリ科ではC.ac...
摘要 新殺虫剤の効果と実用性を検討した。キャベツのコナガに対してCG-167水和剤1000倍と1500倍は、ともに対照薬剤のトクチオン1000倍より効果がまさり、実用性は高かった。ナスのミナミキイロ...
摘要 メロンではワタアブラムシ抵抗性育種が進展し,生産の安定性及び生産物の安全性の向上に大きく貢献することが期待されている.しかしながらこの抵抗性品種を用いてもその他の害虫に対しては従来どおりの薬剤...