11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (2)とちぎブランド農作物保護のための品種識別法の確立
摘要 目的:いちご、水稲、なしの新品種を識別できるDNAマーカーを整備し、迅速に保護対策がとれるようにする。 成果:いちご品種育成へ活用するため、本県でいちご品種識別に利用しているDNAマーカーデータを用い...
野菜・花きの育種に関する素材開発研究 1)野菜類高品質・耐病性品種の育成 ウ セルリー等高品質・耐病性品種の育成
摘要 目的:耐暑性、安定多収性、病害抵抗性を有する高品質セルリーを育成する。 成果:育種素材としての遺伝資源23品種・系統をほ場に展開し、立毛特性、収量性、斑点病耐病性の評価を行った。交配によりF1種...
摘要 目的:多様化している消費動向に対応する本県オリジナル品種を育成するために、幅広く遺伝資源を収集・保存し、特性調査等を行う。 成果:【作物】水稲について栽培特性を調査し、更新した。 【野菜】ワケギ...
摘要 ピーマン黒枯病・斑点病の抵抗性遺伝資源探索のため、ジーンバンクより入手したトウガラシ遺伝資源への接種検定を実施したが、抵抗性系統は得られなかった。また、ピーマン立枯病抵抗性の選抜手法の改良に...
ピーマン台木を加害するネコブセンチュウの同定とネコブセンチュウ抵抗性F1台木の育成
摘要 抵抗性台木を加害するセンチュウについて、保有する抵抗性育種素材への接種検定により従来のサツマイモネコブセンチュウと異なる寄生性を有することを明らかにした。 抵抗性遺伝資源探索のため、保有する...
摘要 青枯病抵抗性検定では、アジア原産のトウガラシ遺伝資源の収集系統を用いて、青枯病菌による接種検定を行い、2次検定により強度の抵抗性を示す系統が12系統得られた。ネコブセンチュウ抵抗性検定では、サツ...
チャ、イチゴ、ワサビの次世代戦略品種育成に向けた「スマート育種」システムの構築
摘要 目的とする形質を持った品種を短期間で育成可能とする「スマート育種」システムを確立する。 ・保有するチャの遺伝資源について、ゲノム情報及び主要農業形質等のビッグデータを取得し、「スマート育種」シ...
摘要 中山間地園芸研究Cで育成したリンゴ8品種、ブルーベリー3品種、ウド1品種、フキ1品種および国内外から導入した園芸作物の優良品種を保存、特性を調査し、遺伝資源として活用する。
摘要 野菜第一係で育成したイチゴ4品種(「やよいひめ」、「おぜあかりん」、「尾瀬はるか」、「とねほっぺ」)、導入した優良品種・中間母本系統、やまといも「ぐんまとろりん」について、遺伝資源として保存す...
摘要 目的:県内レンコン産地で問題となっている黒皮症の原因であるレンコンネモグリセンチュウ(以下線虫)に対して、ハス遺伝資源から抵抗性育種素材を得る。 成果:花ハス遺伝資源35系統、レンコン遺伝資源5系...
摘要 目的:海外で探索、導入されたメロン遺伝資源について、県内で発生する病害に対する抵抗性を評価し、育種に有用な系統を探索する。 成果:アジア由来メロン遺伝資源40系統のつる割病、うどんこ病の抵抗性一...
摘要 目的:栄養繁殖性のサトイモ、イチゴ等の優良系統の選抜保存と県育成イチゴ品種の保存を行う。 成果:サトイモにおいて、選抜により品質及び収量の向上が認められた。 キーワード サトイモ、イチゴ、遺伝資源
植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進(ナス遺伝資源の特性解明)
摘要 目的:東南アジアのナス遺伝資源の日本国内での利用促進を目的に特性を評価し種子増殖を図る。 成果:供試系統の多くは緑色ないし白色の球形または卵形の果実で、扁円形や円筒形の果実など様々な果形が見ら...
摘要 目的:ナガイモ、ニンニクの育種素材として国内外から収集した品種・系統の保存を行う。 成果:ナガイモを含むヤマノイモ45系統を継代栽培し、遺伝資源として保存した。ニンニクについては、遺伝資源として2...
3 戦略的な国際情勢の収集・分析・提供によるセンター機能の強化
摘要 情報を多角的に収集分析し、国内外に広く発信するとともに、戦略的なパートナーシップを構築して、研究開発や研究開発成果の社会実装に向けた取組を推進するため、以下の取組を行った。 開発途上地域の...
2 新たな食料システムの構築を目指す生産性・持続性・頑強性向上技術の開発
摘要 開発途上地域の農業開発ニーズに対応し、対象地域の安定的な食料生産並びに国際的な食料需給及び食料栄養安全保障に貢献するため、上述の活動に加え、以下の取組を行った。 複数環境下におけるキヌア自...
摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
湿潤・重粘土に適合した排水対策や作付け最適化による高収益輪作体系の構築と輸出拡大
摘要 ・ 湿潤な気象・重粘土壌における水稲後作の麦栽培において、ディスクハローによる事前耕起によって残渣処理を行うことにより、カットブレーカーによる排水対策作業を効率化できることを明らかにした。3月中...