ネオニコチノイド剤抵抗性ワタアブラムシの発生実態の解明と物理的防除を核とした薬剤抵抗性管理技術の開発
摘要 [目的]、 ワタアブラムシの薬剤抵抗性発達を監視し、農業被害拡大を回避するとともに、薬剤抵抗性の発達を遅延させる管理技術の開発により農業生産の安定化を図る。、[結果の概要]、①遺伝子診断法でネ...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
摘要 1)果樹カメムシ類モニタリング用の量産型乾式トラップの誘導部を四角柱形から円柱形に変更することで、有意差はないもののチャバネアオカメムシに対する捕獲数の増加が見られた。また、この乾式トラップは...
摘要 ミカンキジラミの石垣島内での発生消長は捕獲個体数は春季に多い傾向があったものの特徴的な一定の傾向は認められなかった。ミカンキジラミに寄生する2種の寄生蜂が発見されたが,寄生率自体は低く,寄生率...
PCR法によるワタアブラムシのクローン判別法の開発(255)
摘要 各種薬剤に対して感受性の異なるワタアブラムシ約50クローンに対して、22種のランダムプライマーを用いて増幅断片を比較する(RAPD)とともに、ITS2領域のほぼ1000塩基を解読した。ITS2領域には...
ワタアブラムシの生活環型、寄生性の分化と薬剤抵抗性との関連の解明(212)
摘要 寄主選好性、生活環型、薬剤感受性の異なるワタアブラムシの39クローンを調査した。寄生性から分けると、ナシとカンキツのみを選好するグループ(14クローン)、キュウリを選好するグループ(11)と、...
ワタアブラムシの生活環型、寄生性の分化と薬剤抵抗性との関連の解明(192)
摘要 薬剤感受性の異なったクローンの寄主選好性を、20℃のグロースキャビネット内で、果樹(カンキツ、ナシ)の新梢とキュウリ、ナスの葉上での増殖を調査し、増殖倍率から寄主としての好適性を判定した。これ...
摘要 カンキツの種子胚及びカルスから形成された不定胚の両方で蓄積される貯蔵タンパク質遺伝子の一つが明らかになった。これは22KDと33KDのサブユニットからなり、用いたバレンシアオレンジ以外のカンキ...
摘要 日本の各地から採集された25クローンについて、寄主選択制を調べるため、ナス、キュウリ、ナシ、ウンシュウミカンに無翅胎生雌成虫5頭を接種し、3~2週間、場合によっては3週間の増殖を調べた。その結...
摘要 昨年度得られた種子タンパク質関連cDNAのそれぞれについて、一部のシーケンスを行うとともに、その内の1つである、幼胚にも特異的に発現する種子貯蔵タンパク質遺伝子cDNAのシーケンスを全域に渡っ...
カンキツ加害性アブラムシの天敵類の生活史の解明と増殖技術の確立(239)
摘要 カンキツ加害性アブラムシ類の主要な寄生蜂であるミカンノアブラバチの生活史特性を調べる傍ら、カンキツ園で活動する多様なアブラムシ寄生蜂について生態を調べた。その結果、長崎県口之津のカンキツ園とそ...
摘要 BT剤ガードジェット水和剤はリンゴのミダレカクモンハマキ3~4齢幼虫に対して、散布10日後に生存幼虫がみられたものの、摂食が認められなかったことから、被害防止効果はあると判断された。難防除害虫...
ワタアブラムシの生活環型、寄生性の分化と薬剤抵抗性との関連の解明(231)
摘要 各地で採集された、薬剤感受性の異なったクローンを、室内でジャガイモ、カボチャ、キュウリの切り葉を用いて飼育し系統を確立した。鉢植えの果樹と野菜に無翅胎生雌成虫5頭を接種し、1、3、7、14日後...
摘要 ワタアブラムシの13の酵素について、ポリアクリルアミドゲル電気泳動法を用いてパターンの変異を調べた。Est、Ac.Phos、Alk.Phos、MEではバンドが検出でき、EstとMEではバンドパ...
摘要 IGR剤であるインセガー水和剤はリンゴのハマキムシ越冬終齢幼虫に対し羽化抑制作用は見られたが、蛹化までに葉の被害が発生した。リンゴのミダレカクモンハマキ幼虫に対しMK-242が十分な殺虫力を示...
摘要 ポリアクリルアミドゲル電気泳動法を用いて、Est,HK,Ac.Phos,Alk.Phos,PGM,SORDH,G6PD,AK,ME,MDH,GPI,IDH,6PGDについて,検出の可否と変異の...
ワタミヒゲナガゾウムシのカンキツにおける生活史の解明(279)