摘要 目的 牛の生産性を阻害する原因病原体のサーベイランスおよび小型野生動物の病原体保有状況を調査し、疾病の予防対策を検討する基礎的データを収集。 成果 ①牛の異常産原因ウイルスサーベイランス 県内の...
摘要 全国の温室効果ガス排出量は、現状維持との比較で最大 12.1%(年間 435 万トン)、積極的な減肥を伴わない緩和策でも 10.2%(年間 367 万トン)の CO2 換算 GHG 排出削減ポテンシャルが示された。温暖化緩和...
家畜生産に由来する臭気・水質汚濁物質の高度処理技術および飼育環境改善技術の開発
摘要 堆肥脱臭と苦土石灰懸濁液噴霧で、家畜排せつ物処理過程からの NH3 揮散量を半減するシナリオ (51%)及びそれ以上に削減するシナリオ (58%)を作成した。硫黄脱窒化システムで硝酸性窒素等の排水を 170mg/L か...
家畜の生涯生産性向上のための育種手法と有用遺伝子情報の探索・活用技術の開発
摘要 生産性と繁殖性及び強健性を同時に改良するため、国内乳牛のビッグデータを利用して従 来の総合指数より繁殖効率を向上させ、農家所得が 19%増加する総合指数を開発した。開発した乳牛のエネルギーバランス...
地域特性に応じた園芸・畜産等の効率的かつ安定生産に資する農業機械・装置の開発
摘要 トマト用接ぎ木装置については、新開発の樹脂製テープ接合方式により、450~500 本/h と熟練作業者の約 2 倍以上の作業能率、90%以上と熟練作業者並みの活着率の開発目標を達成した上に、資材費を最大で従...
家畜の生涯生産性向上のための育種手法と有用遺伝子情報の探索・活用技術の開発
摘要 乳牛の生涯生産性向上については、現在の生涯生産性の総合指標NTP(Nippon Total Profitindex)に対し、子牛の時期を含めた飼養期間や初回受精受胎率を加えた新たな指標を開発し、新指標を用いて乳牛を選抜...
地域特性に応じた園芸・畜産等の効率的かつ安定生産に資する農業機械・装置の開発
摘要 果樹園用手持ち式採花装置については、花粉採取作業だけではなくモモやリンゴの摘蕾・摘果作業での有効性を確認し、令和2 年度の試験販売の目途が得られた。ホウレンソウ全自動移植機については、想定した作...
摘要 ウベリスレンサ球菌が臨床型乳房炎を誘発することを確認し、また、ワクチン抗原候補となる接着因子タンパク質抗原や菌株を見いだした。マイコプラスマ性乳房炎について、これまで3 週間かかっていた薬剤選択...
9 家畜の遺伝子情報の検索と解析技術 の開発 (1) DNAマーカーを用いた家畜の有用 遺伝子検索に関する研究 3)家畜の生涯生産性を向上させる ための育種手法の開発
摘要 乳牛及び豚の生涯生産性向上における新たな育種手法を開発するため、飼養家畜の各種成績並びに遺伝的情報を提供し、中核機関において一括解析を行った。 その結果、乳牛においては分娩後のエネルギーバラン...
摘要 目的 牛の生産性阻害要因サーベイランス(異常産原因ウイルスならびに難治性乳房炎原因病原体)および小型野生動物の病原体保有状況サーベイランスを行い、必要に応じて対策に反映する基礎的データの収集を...
畜産廃棄系バイオマスの処理・利用技術と再生可能エネルギー活用技術の開発
摘要 家畜排せつ物の堆肥化・浄化処理の高度化に関しては、 a) 実証規模の改良型ロックウール脱臭装置の循環水中の窒素成分上昇速度の季節性、硝酸還元菌とアナモックス菌の共存による窒素 除去能を約1.8倍向上さ...
摘要 新たな育種手法として、乳牛及び豚の生涯生産性の総合評価手法の開発のために、飼養している乳牛及び豚の各種成績並びに遺伝的情報を提供し、中核機関において一括解析を行う。
摘要 生物膜処理に適する不溶性の高い資材を用いて、酪農雑排水及び養豚排水の簡易で実用的な環境汚濁物質の低減技術について検討する。畜産排水処理に利用可能な多孔質資材を選定し、資材の効率的利用方法と維持...
Ⅶ遺伝子資源の保存と優良種苗・種畜等の供給、5高能力種畜供給体制整備事業
摘要 畜産研究課に高能力種畜を整備、県内農家へ幅広く普及させ、安価な輸入畜産物に対抗できる畜産業に導く。酪農対策として、酪農先進国(アメリカ・カナダ)から高能力雌受精卵、性選別精液を購入。肉牛対策として、...
摘要 目的:飼料用米のさらなる利用促進のために、乳牛では分離給与での利用量拡大、豚では飼料用米の給与量40%を目指した給与方法を開発する。また、新潟次郎の特徴である耐倒伏性を活用して立毛乾燥させること...
寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、 a) バレイショ及び春コムギでは、ダイズに比較して土着菌根菌の感染程度が低いこと、及び、菌根菌宿主の前作効果が不安定であることを認めた。...
畜産由来の温室効果ガス制御技術の高度化と家畜生産の温暖化適応技術の開発
摘要 高温環境の家畜生産に対する影響に関しては、 a) 肥育豚へのヒスチジン添加飼料給与により暑熱時の飼養成績は低下するが、ロース肉中では抗酸化作用を有するカルノシンの増加と脂質過酸化の指標であるTBARS...
畜産廃棄系バイオマスの処理・利用技術と再生可能エネルギー活用技術の開発
摘要 家畜排せつ物の堆肥化・浄化処理の高度化に関しては、非晶質ケイ酸カルシウム(CSH)による生物処理後養豚排水のリン回収、色度低減、大腸菌群消毒の同時処理技術について、実証プラントの建設・運転の成果...
摘要 新たな育種手法として、乳牛及び豚の生涯生産性の総合評価手法の開発のために、飼養している乳牛及び豚の各種成績並びに遺伝的情報を提供し、中核機関において一括解析を行う。