トマト難診断・難防除病害虫の分子生物学的診断法と防除技術の開発
摘要 目的:近年被害が増加しているトマトかいよう病、青枯病、茎えそ細菌病等について、土壌還元消毒や抵抗性台木等の防除効果を検討し、総合的な防除体系を確立する。また、迅速な診断ができる簡易診断法を確立...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、a)ジャガイモ塊茎褐色輪紋病媒介菌Spongospora subterraneaの定量に加え、ミニトマトを用いたトラップ法により病原ウイルスの定量を行い、汚染程度の域値...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...
摘要 1)ウイルス病については、ゲノム情報を用いて作出したトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株の防除効果を茨城県のピーマン農家ほ場において現地実証試験を行い、弱毒株L3-163はPMMoVによるピ...
e.病害虫複合抵抗性品種を中核とした新栽培体系による馬鈴しょ良質・低コスト生産技術の開発
摘要 (1)ジャガイモシストセンチュウ抵抗性と疫病圃場抵抗性を併せ持つ「勝系19号」を選抜した。(2)早期培土による深植え栽培は、培土内でより立体的に塊茎分布することにより、密植をしても塊茎相互の干渉が少な...
辛味の発現しない万願寺トウガラシ系統の育成と安定生産技術 (1)疫病・青枯病複合抵抗性台木を用いた接木栽培技術の開発
摘要 万願寺トウガラシの抵抗性台木として(独)野菜茶業研究所で育成された疫病・青枯病複合抵抗性系統の実用性を検討し、トウガラシの接木栽培技術を確立する。 <研究内容> (1)「安濃4号」台木に万願寺トウ...
摘要 露地洋種カボチャの5品種(ほっこり、くりゆたか、みやこ、ニューロマン)では、優劣の差はなかった。ハウスメロン5品種では、「スカイグリーン」と「レノン」を有望品種とした。隔離ベンチ栽培でのメロンに...
青枯病、疫病等ナス科土壌病害抵抗性機作の解明と物理的土壌消毒技術の検討
摘要 i)青枯病菌のクオルモンを分解する酵素の単離・精製とクオルモン分解酵素遺伝子のクローニングを行った。拮抗菌に由来する青枯病抵抗性が、播種床の違いにより、変動することを見出した。ii)土壌消毒後の...
摘要 高冷地主要野菜の新品種選定及びその栽培法の検討を継続的に実施する。 <研究成果> (1)トマト ア 褐色根腐れ病及び青枯れ病の両方に対して耐病性が期待できる品種としてT175(タキイ)、T176(タ...
摘要 8年度の遺伝資源海外探索によりネパールより収集された植物内生細菌62菌株について植物病原菌に対する抗菌活性ならびに発病抑制試験を検討した。ダイコン立枯病菌、トマト萎ちょう病菌等7種類の病原糸状...
摘要 近畿中国地域中山間地帯の開発農用地の早期熟畑化を図り、さらには野菜の連作障害を抑制する見地から、クロタラリア等の暖地型新有機物資源作物の導入の効果を検討した結果、播種適期は5月下旬~8月上旬に...
摘要 シャーレ上の対峙培養で青枯病菌に拮抗性を示し、リファンピシン及びナリジキシン酸に耐性のある蛍光性シュードモナスK23A株のトマト根圏における動態を検討した。K23A株を接種したトマト種子を深さ...