摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
摘要 地域特性に応じたバイオマス利用技術の開発に関しては、a)地域特性に応じたバイオマス利用モデルについて、要素技術のシステム化と各々の実用化水準の評価を行った。b)バイオマスエネルギー利用と温室効果ガ...
e.畜産廃棄物・食品廃棄物等の有機性資源の循環的利用のためのシステム整備技術の開発
摘要 農村地域における有機性資源の循環利用を推進するため、1)家畜ふん尿、食品残渣、廃糖蜜等を原料とするバイオマス利活用システムにおいて、ライフサイクルでのコストと化石エネルギー消費量を試算する方法...
(5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
摘要 ・ 前作のマメ科カバークロップをマルチとした不耕起栽培による土壌侵食の軽減効果は、フィリピンのピジョンピーを前作したトウモロコシ不耕起栽培でも同様に得られた。・ 石垣島轟川流域にDNDCモデルを適用...
(5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
摘要 ・ 多くの作物で夜の早い時刻帯に栄養塩を含んだ水を根圏に供給すると、早朝の同量潅水より30%増収した。これは、作物がこの時刻帯に蒸散を伴わずに栄養塩を吸収する能力を有するためであると考えられる。...
摘要 ・ サトウキビ経済品種(Saccharum hybrid spp.)と野生種(Saccharum spontaneum)との種間雑種系統をサトウキビで一度戻し交雑し、1061の実生個体を選抜した。これらから、既存の品種と比べ、株出し多収であり...
サトウキビ等栽培環境における施肥窒素等の有効利用技術の開発と土砂・養分の動態解明
摘要 サトウキビの春植え栽培においては、慣行栽培の追加窒素分を肥効調節型肥料で施用すると、窒素施肥量を4割節減しても可製糖量は減収しないことが明らかになった。また、肥料の利用効率が高くなり、未利用分...
サトウキビ等栽培環境における施肥窒素等の有効利用技術の開発と土砂・養分の動態解明
摘要 流域の負荷軽減対策や管理技術開発に資するため,河川での実態調査に基づく年負荷総量や養分収支の解明を行った。宮良川のゲート開閉に伴う流量変化が解明され、台風や豪雨が予想されるときは,流下量は過大...
亜熱帯流域における侵食土量と環境負荷物質のモニタリングと動態解明(200)
摘要 近年、亜熱帯島嶼の農地造成による大量の土砂や家畜ふん尿、過剰な化学肥料等が沿岸海域に流出し、サンゴ礁等島嶼環境に深刻な影響を及ぼしている。石垣島の宮良川流域等6カ所で月2回以上,水質,濁度を測...
摘要 熱帯・亜熱帯のハクサイ栽培では、心腐れ等の生理障害が大きな問題となっている。そこで、心腐れ症に関与する細菌の性質を明らかにし、生理障害を軽減する栽培技術を確立することを目的として研究を行った。...
熱帯・亜熱帯地域特有の植物・微生物による効率的環境管理技術の開発-水田土壌における生物窒素固定およびメタン生成の管理技術-(184)
摘要 地下15cmに埋設した灌水パイプから液肥を点滴灌漑した地中区と緩効性肥料を全層施肥し地表から水を点滴灌漑した対照区でキャベツとコマツナの養水分利用効率と収量を比較した。両区とも同じ施肥量とし,灌水...
摘要 亜熱帯に属する南西諸島では、化学肥料、生活排水、畜産廃棄物に起因する河川や地下ダム水の硝酸汚染が顕在化し、対策技術の確立が求められている。しかし、環境問題の解決のため、農家に高価な資材や面倒な...
摘要 沖縄支所・作物栽培研で開発された環境調和型・省エネルギー養液栽培装置を用いて、熱帯・亜熱帯において利用価値の高いサヤインゲン向けの養液組成について検討した。さらに、窒素肥料の低減を目的に、本養...
摘要 亜熱帯では、熱帯からの導入作物の花芽分化の短日性が、また温帯からの導入作物では花芽分化の低温要求性が、開花の遅延による収量の減少や周年供給の困難さなど、栽培面の問題を引き起こしている。低温、短...
摘要 高温、強日射の熱帯・亜熱帯地域における難分解性の木質有機物資材の緑肥としての利用可能性を検討することを目的とし、5年度は有用な木質有機資材の検討を行った。処理区として裸地区、無施肥区、化学肥料...
摘要 亜熱帯地域(沖縄県)は、マージ土壌に代表される腐植の少ないやせた土壌が多く、雨による肥料の流亡が起こるため少量多回の追肥を行うのが良い。しかし現実はこのような施肥体系を取るのは難しい。受託資材...
湿潤熱帯農地におけるメタンの生成メカニズムと生成抑制技術の開発
摘要 熱帯水田からのメタン発生強度を評価した。マレイシア直播水田(西北セランゴール)からのメタン発生強度は播種後60日で11.5~12.2、播種83日後(出穂期)で23.7~28.4mg/hr/m2...
摘要 砂漠地域では、とくに岩石の熱膨張による物理的破壊作用が化学的変質作用より卓越し、土壌生成環境における温度変化の重要性が指摘されている。本研究において、温度変化による岩石の破壊実験を行い、熱・応...
有用植物の有用機能の評価と利用法-マメ科作物に対するエピブラシノライドの生理作用の評価と利用-
摘要 有用機能を備えた植物を有効利用することにより肥料や農薬投下量の削減・作物収量の向上が期待される。植物ホルモンの一種であるブラシノライドはアブラナの花粉などに含まれ作物の収量を増加させる機能を持...
熱帯・亜熱帯における牧草・飼料作物の栽培技術の開発―タイ国における牧草管理技術の開発―(94)
摘要 タイ南部に分布する砂質ポドゾル土での牧草生産力は、無肥料では年間乾物量100kg/10a、施肥しても600kg/10aで著しく低生産であった。この土壌での養分供給はいづれの要素でも少ないが、と...