摘要 食品製造副産物(食品加工残さ)は飼料価値が高く、飼料資源として期待されており、近年リサイクル化が求められている。今年度は昨年度の結果を踏まえ、県内飼料会社と共同で産業ベースでの保存性、発酵品...
地域から発生する未利用資源の利用技術の開発 真空乾燥処理した外来魚魚粉の飼料添加が近江しゃもの夏期の増体成績に及ぼす影響
摘要 外来魚駆除は本県の重要な課題であり、捕獲された外来魚を有効利用するための技術開発と資源循環のシステム化の構築が求められている。これまで、温風乾燥処理した捕獲外来魚は夏期の蛋白補強飼料として、肉...
摘要 1.背景・目的:飼料自給率向上は大きな政策課題であるが、具体的に検討が進んでいるのは飼料イネを含む飼料作物増産や食品残渣の有効利用で、飼料米については余剰米処理対策としての利用の域を超える検討...
未利用資源の畜産的利用に関する研究 (2)乾燥・脱脂処理した食品リサイクル飼料の肉豚給与に関する研究
摘要 食品リサイクル法に基づく国の基本方針、また平成18年度までに食品関連業者が食品循環資源の再生利用等を20%向上させることを目標としていることからも、食品循環資源の豚用飼料化による活用が求められてい...
摘要 含水率の高い家畜ふん尿は、固液分離・貯留した上で適正に圃場へ還元されているが、散布時における液肥臭の気散が懸念される。また県内では、浄化処理工程におけるろ過資材として有効と考えられる産業廃棄...
色落ち海苔等地域未利用資源を活用した特色ある高品質鶏肉生産技術確立試験
摘要 <目的>本県の農林水産業現場で排出される副産物等の地域の未利用資源を活用することにより、低コストで高品質な鶏肉の生産を図り、ブロイラー農家の経営安定に資する。<計画>・各種未利用資源の飼料化の...
県内の天然未利用資源を活用した健康な鶏づくり及び特色ある卵づくり試験
摘要 <目的>地域の天然未利用資源を活用することにより、鶏体の強健化を図り、健康な鶏から生産される「安心・安全」で付加価値の高い機能性成分を含んだ卵の生産を図る。<計画>・地域天然未利用資源別の鶏免...
3.家畜・家きん及び飼料作物の省力・低コスト生産技術の開発(1)飼料イネ等国産飼料や未利用資源の利用による高付加価値牛肉生産技術の開発
摘要 資源循環型農業の推進、飼料自給率向上等の観点から、肉用牛肥育における国産飼料や未利用資源の利用は今後さらに重要な課題になると思われる。さらに、消費者の健康志向が高まり、牛肉にも健康・機能性食品...
摘要 1.目的:本県の代表的な未利用資源である焼酎粕を家畜飼料として利活用を図るとともに焼酎粕が持っている有効成分を活用して発育の促進や高品質牛肉を生産する飼養管理技術を確立する。2.計画:(1)焼酎粕...
摘要 1.目的:より安全で安心なみやざき地頭鶏の生産性を行うため、減抗菌性物質添加飼料の給与や未利用資源を有効活用した飼養管理方法を検討する。2.計画:(1)無薬飼料及び休薬期間延長による生産技術の検討...
暖地型牧草付着乳酸菌培養技術を活用したエノキダケ廃菌床の飼料化
摘要 エノキダケ栽培において、現在、栽培利用後の廃菌床は堆肥として処分されているが、その培地自体は、コーンコブ、コメヌカ、ダイズカスなどを主原料としている。そこで暖地型牧草付着乳酸菌培養技術を応用し...
摘要 駿河若シャモは味の評価は高いが、発育が遅く飼料費が嵩み、生産コストの低減対策が強く求められている。そこで、飼料費節減のための飼料級よ技術を検討するとともに、未利用資源や地域の特性を活用した飼...
摘要 佐鳴湖岸の快適な景観整備に伴い発生する竹や葦は未利用資源として産業廃棄物扱いされている。そこで産・学・官が問題解決に向け連携し、佐鳴湖の景観形成を行うとともに、未利用資源の畜産での利用法につい...
摘要 ○目的:本県の養豚は、1戸当たりの飼養頭数は全国一となり主産地としての地位を確立しているが、環境問題において課題がある。一方、輸入豚肉が国内生産を圧迫し、低価格化が進む中で、近年、消費者において...
摘要 ○目的:食品リサイクル法(平成13年5月1日施行)が制定され、食品関連事業者は、平成18年度までに食品廃棄物の再利用等の実施率を20%以上に向上させることが義務付けられた。本県においても、法律の趣旨を踏ま...
未利用資源を利用した豚の抗病性機能向上による高品質豚肉生産技術の確立
摘要 宮城県産(松島産)海藻アカモク粉末を飼料添加剤として給与した結果、免疫機能として糞便中の免疫グロブリン濃度・血清中の免疫グロブリンA及びGが指標となりうることが分かった。肥育豚においても海藻アス...
黒毛和牛における地域資源や未利用資源の利用とビタミンコントロールによる肥育方法に関する試験
摘要 ビタミンCが牛の脂肪前駆細胞への分化を促進することが培養細胞レベルで実証され、ビタミンCを調節することで脂肪交雑を含めた体脂肪の発達をコントロールできる可能性が示唆された。しかし、実際の肥育牛...
摘要 肉質や発育性に有意な差はなく,血清やロース中のβカロチンやビタミンA含量にも変化がなかったが,脂肪中のビタミンA含有量は有意に高かった。 研究対象 豚 専門 飼養管理 部門 豚
11.食品製造副産物利用による能登牛の肥育技術 (1)肥育期のビール粕給与が肉質に及ぼす影響
摘要 (i)国内では産地間競争が激化しており、牛個々の能力、繁殖及び育成農家の技術水準が問われている。そのため産地間競争に打勝つ「能登牛」銘柄確立には、育種改良による能登牛個々の能力向上と併せて肥育農...
5 未利用資源の飼料化技術(1)未利用素材の鶏飼料化技術の開発
摘要 市販飼料にきな粉を総摂取量の3.5~4%添加することで発育体重が増加する傾向が認められ、さらに飼料費を1羽あたり14.8円削減することが可能となった。 研究対象 鶏 戦略 畜産 専門 飼養管理 部門 鶏