摘要 キク属野生種でのミカンキイロアザミウマの発育・増殖の種間差を検討し、抵抗性キク品種育成のための基礎資料を得る。葉片を用いたふ化幼虫からの飼育での羽化率は栽培種4品種、シマカンギクで高く、ハマギ...
ミカンキイロアザミウマによるイチゴの被害発現機構の解明(65)
摘要 ミカンキイロアザミウマのイチゴの主要品種に対する寄生性と被害発現の差異について検討した。その結果、寄生性は国内の主要品種間で大きな差異が見られなかったが、“さちのか”では成虫の寄生が少ない傾向が...
摘要 キュウリ寄生のワタアブラムシをクローン化し、キュウリ、メロン、スイカ、カボチャの4種のウリ科野菜を寄主とした場合の増殖率と生存率を切り葉上で比較した。その結果、旬繁殖率(R0)は、キュウリとカボ...
摘要 ニンジンにおける主要病害の発生生態を明らかにし、防除法および抵抗性育種素材開発の基礎資料とする。黒葉枯病について、人工接種法を開発して品種間差を比較したところ、品種の感受性程度の類別は可能であ...
摘要 カーネーション萎凋病に対する抵抗性の差異を主要47品種を用いて検討した。接種は病原菌懸濁液をポット当たり10の8乗個灌注することで行った。発病調査は接種後8及び10週目に行った。その結果、対照...
摘要 ニンジンにおける主要病害の発生生態を明らかにし、防除法および抵抗性育種素材開発の基礎資料とする。そのため、主要な病害を特定し、発病条件や品種間差等を明らかにする。11年度は黒葉枯病について、発...
ミカンキイロアザミウマによるイチゴの被害発現機構の解明(71)
摘要 わが国及び海外で栽培されているイチゴの主要品種に対するミカンキイロアザミウマの寄生性と被害発現の差異について検討した。寄生性は、国内品種間では大きな違いが見られなかった。海外の品種では寄生数は...
摘要 うどんこ病菌は純寄生菌であるため、病原菌のレース分化と判別品種の選定に先立ち、各地から採集した菌株を長期保存するための実験を行った。その結果、各種分散媒剤中の病原菌分生子は0~-80℃の温度条件で...
摘要 トマト葉かび病の防除には抵抗性品種の利用が有効であるが、葉かび病菌には寄生性の分化したレースが存在することから、抵抗性品種の育成・普及を行う上で、葉かび病菌のレース分布の実態を把握することは、...
摘要 日本国内の代表的なカーネーション産地から9年度までに採集したカーネーション萎凋病菌16菌株と10年度に採集した14菌株、計30菌株をレ-ス判別用6品種に10年度に開発した接種方法によって接種し...
摘要 現地の野菜育苗施設でキャベツのセル成型苗に発生する病害を2ケ年にわたり調査した。高温期には黒すす病、低温期にはPythium megalacanthumによる苗立枯病の被害が大きかった。黒すす...
摘要 ミカンキイロアザミウマはいちごの品種間で寄生性や果実の被害発現に差異が認められることが明らかにされている。しかし、被害発現の差異をもたらすメカニズムについては不明である。本研究では、ミカンキイ...
摘要 ワタアブラムシは多くの植物に寄生するが、いくつかのバイオタイプの存在が知られている。また、近年は薬剤抵抗性の系統も多く出現している。寄生性はバイオタイプに異なり、圃場では寄主植物によって増殖力...
摘要 イチゴにおけるミカンキイロアザミウマの有効な防除法の確立のための基礎資料を得ることを目的とし、本種のイチゴにおける加害実態、品種間の寄生性と被害発現の差異について検討した。その結果、食害部には...
摘要 いちごの重要病害であるうどんこ病の発生生態や病原性の分化について研究を行うために、生きた植物体上でしか繁殖できないうどんこ病菌の純粋維持の手法を開発する。うどんこ病菌は絶対寄生菌のため純粋系統...
摘要 葉かび病の防除には抵抗性品種の利用が有効であるが、本病菌の全国的なレース分布は明らかでない。そこで、抵抗性の普及や育種のための基礎知見を得るため、全国各地から採集した病菌についてレース検定を行...
摘要 夏秋野菜における病害の発生実態を知るため、野菜茶試(盛岡)の露地圃場で自然発生する病害を調べた。ニンジンでは、苗立ち直後に苗立枯病、生育後期に根腐病が発生した。このほか、生育後期に黒葉枯病、軟...
摘要 カーネーション萎凋病菌のレース検定法を確立するため、調査時期および発病度の算出法を検討し、また、収集した本病菌のレース検定と体細胞和合性による系統調査を行った。その結果、接種10週間後以降で品...
摘要 いちごに発生する病害の防除技術を開発するため、重要病害の発生生態を明らかにしする病害栽培研究のをじっししており、新たに発生した葉枯れを起こす炭疸病菌を同定し、本病に対する品種のの抵抗性、病原菌...
摘要 三重県および大分県で宿根性スターチスに発生したうどんこ病について、病徴観察、病原菌の形態および病原性を検討し、病原菌の同定を行った。本病は、葉、茎および枝に白い粉状の斑点を生じ、激しい場合には...