摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a) 果樹園において地上徘徊性の天敵類を捕獲するピットフォールトラップの容器サイズが捕獲数に及ぼす影響を...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発に関しては、a)ジャガイモ塊茎褐色輪紋病媒介菌Spongospora subterraneaの定量に加え、ミニトマトを用いたトラップ法により病原ウイルスの定量を行い、汚染程度の域値...
摘要 ソイルコンディショニング栽培体系に関しては、a)全粒種いも生産について、ジベレリン処理による塊茎数増加効果を「はるか」、「男爵薯」、「こがね丸」で認めた。b)生育初期の相互遮蔽を少なくする栽植様式...
摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、a)米ぬか施用によるコナギ抑草効果は、土壌条件や施用量によって変動するが、水稲の作期が遅いほど安定し、土壌溶液の電気伝導度(EC値)と高い相...
摘要 バレイショの全粒種いも生産に関しては、バレイショの塊茎はジベレリン処理により小粒化し、20ppm処理により全粒規格内比率は、無処理に比べて5~14ポイント増加すること、株間を狭めた密植栽培により小粒塊...
摘要 病原体汚染程度を判定するシステム開発については、a)ジャガイモモップトップウイルス汚染土壌を潅注接種し、ジャガイモ塊茎褐色輪紋病を効率的に発病させる実験系を作製した。b)コムギ縞萎縮ウイルスの媒介...
摘要 先進農家が実施する有機栽培技術のメカニズムの科学的解明と有機輪作生産技術体系の構築については、田畑輪換を活用した水田作では、移植時の米ぬか散布や株間の短縮等により、雑草乾物重の増加が顕著に抑制...
摘要 実証農家圃場の埋土種子調査を行いタニソバが優占草種であることを明らかにし、ダイズとテンサイの少耕起・狭畦栽培、およびバレイショ早期培土などの中耕除草が困難な栽培体系において、発生雑草種に対応し...
3園芸技術部 (1)野菜研究室 、(4)除草剤・生育調節剤の選抜および利用法の確立 ア 野菜の生育調節剤・除草剤の適応性検定
摘要 目的:野菜の生育調節剤・除草剤の適応性を調査する 成果:ダイコンに対する除草剤1剤、ホウレンソウに対する除草剤1剤、ばれいしょに対する除草剤1剤、ウドに対する除草剤2剤は実用性が高いと判断した。
摘要 試験目的:新除草剤について、除草効果およびばれいしょの生育や収量に与える影響を検討する。 試験方法:イネ科雑草3~5葉期及び6~8葉期処理におけるNP-61乳剤(適用性1年目)について検討した。供試品種...
e.病害虫複合抵抗性品種を中核とした新栽培体系による馬鈴しょ良質・低コスト生産技術の開発
摘要 1)ジャガイモシストセンチュウと疫病に対する複合抵抗性有望系統「北海101号」は、現地試験において非常に高い収量性を示した。塊茎の内部異常である褐色心腐の発生が認められた現地もあったが、疫病が多...
摘要 テンサイの多畦収穫機を前提とする直播栽培の減収率は想定する範囲に収まることを実証した。加工用ばれいしょではソイルコンディショナーにより品質が高まった。ダイズの除草体系が確立し、中耕除草時間が短...
摘要 目的:畑作物(ばれいしょ,春まき小麦,大豆)の有機輪作における肥培管理法,土壌の性状変化,病害虫の被害査定と被害軽減対策,機械除草方法を検討する。 成果:有機畑輪作栽培により各作物の収量は低下し...
野生鳥獣害被害を防止する技術の開発 (4)被害回避技術の開発
摘要 目的:小規模農地における簡易的な防護資材や安価な鳥害防止技術を開発する。また、防護策の効果的な設置方法や、電気柵設置ほ場での省力的な雑草管理技術を開発する。 成果:市販のメッシュネットを利用し...
国内初のトマトウイロイド病に対応した診断・防除技術の新規開発
摘要 (1)罹病トマト株を注射針で突き刺し、直接鋳型とすることで、核酸抽出を省略する方法を開発した。TCDVdとPSTVdを同時に検出できるプライマーを設計し、両ウイロイドを判別しながら検出できるマルチプレッ...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)混合貯留乾燥装置を断熱材で被覆することにより...
摘要 目的:畑作物(ばれいしょ、春まき小麦、大豆)の有機輪作における肥培管理法、土壌の性状変化、病害虫の被害査定と被害軽減対策、機械除草方法を検討する。計画:ア) 地力の推移と維持方策試験、イ) 堆肥施用...
新農業資材実用化試験 (1) 除草剤及び生育調節剤の実用化試験
摘要 目的:新除草剤について、除草効果およびばれいしょの生育や収量に与える影響を検討する。、成果:対象雑草に対し極大の除草効果が得られるとともに、薬害および生育への影響は認められなかったため、「◎」...
摘要 新栽培体系に対応したテンサイ、バレイショおよび大豆の除草体系を構築する目的で、実証ほ場において体系的に除草作業を実施し、効果の確認を行った。また、低コスト実現のための減農薬体系への転換技術とし...