摘要 目的: 1)指標植物による除草剤(DBN)残留土壌の診断指針を策定する。さらに残留したDBNの低減技術を開発する。 2)野菜生産が不安定な粘質畑において、施用有機物の無機化促進および安定生産のための...
摘要 i)ニンジン播種前に畝表面をポリエチレンフィルムで覆った太陽熱処理で、深さ10cmまでの表土での線虫(キタネグサレセンチュウ)の95%以上を抑制できるため、殺線虫剤が不要になった。また、雑草発生も1か...
高付加価値野菜・花き生産と周辺地管理の一体的営農システム(27)
摘要 ヘアリーベッチを水田にすき込むことにより、雑草量は除草剤を使用した慣行区よりも約3倍多かった。雑草種はコナギが大部分を占め、広葉の水田雑草が多く、イネ科雑草は少なかった。化学肥料施用に対して、...
摘要 もみ殻マルチの古紙混合割合と敷設厚さを変え、キャベツを栽培した場合の雑草防除効果を調査した。その結果、混合する古紙はもみ殻1L当たり50g程度は必要であると考えられたが、敷設厚さの違いによる差は...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(104)
摘要 水田多年生雑草キシュウスズメノヒエの栄養繁殖器官である茎の密度低減技術を確立するため,耕種的防除法として切断や耕耘の効果,化学的防除法として刈跡における除草剤の効果を検討する。キシュウスズメノ...
摘要 被覆植物40種の根・葉から出るアレロパシー物質、および揮発性のアレロパシーの活性を検定した結果、フウチョウソウ科のクレオメに強い植物成長阻害活性を見いだした。この作用物質をGCMS等によって分...
熱帯・亜熱帯植物に発生するウイルス病の農作物への影響(49)
摘要 亜熱帯植物のウイルス病を分離・同定した。我が国初発や沖縄のみに発生するものもある。7~8年度:オクラからハイビスカス退緑斑ウイルス(HCRSV)とハイビスカス黄斑モザイクウイルス(HYMV)を分離し、抗血清...
摘要 7種の被覆植物を栽培した試験の結果、雑草の個体数、乾物重量ともに最も抑制したのは、クリーピングタイムとローマンカモミールであり、ペニーロイヤルミントがこれについで抑草効果が高かった。ヒガンバナ...
高付加価値野菜・花き生産と周辺地管理の一体的営農システム(27)
摘要 営農試験地において水稲及び夏秋トマトの月別作業時間を調査して、作業競合を回避した夏秋レタスのトンネル栽培を導入した。5月下旬~6月中旬播種、7月下旬~8月下旬収穫及び8月上~中旬播種、10月中旬...
カンキツ残渣を活用した家畜排泄物の処理とその資源化技術の開発(109)
摘要 ユズの絞り粕中にある機能性成分を活用した堆肥を作成するため、まずはじめに果皮中に含まれる雑草抑制成分を明らかにしようとした。果皮抽出液の抑草活性をレタス幼植物で調べながら、ジクロロメタン液-液...
摘要 成分研究例の少ない樹木種子に含まれる植物成長制御活性物質を探索し、それらの構造を明らかにすることを目的とする。約200種類の針葉樹、広葉樹から樹木種子を採取し、ラディッシュ、レタス等の植物種子...
摘要 畑作やマルチを使用しない野菜作での除草剤の投入を軽減するため、株間も除草可能な畑用除草機を開発する。今年度は、昨年度試作した作物を押しのけ、雑草を抜く方式の基礎試験装置を用い、レタス、キャベツ...
摘要 他の植物に対する生育抑制効果として表れるアレロパシー活性は雑草耐性の一因である。イネのアレロパシー活性を制御する遺伝子を明らかにすることを目的として簡易検定法を開発した。USDAのイネ遺伝資源...
摘要 ヘアリーベッチの示す雑草抑制作用について、寒天を用いたプラントボックス法およびサンドイッチ法により、本植物の根や葉にレタスの生長阻害成分が含まれることをこれまでに明らかにした。9年度は、川砂を...
摘要 イネの雑草耐性の一因を成すと考えられるアレロパシー活性について、簡易・高精度の検定法を開発し、それを用いてアレロパシー活性の高いイネ遺伝資源を選出する。また、RFLPマーカーを用いて、アレロパ...
摘要 圃場においてムクナ、キマメ等のマメ科作物の雑草制圧力を調査した。さらに他感作用の評価のため、生育中の葉を浸漬した水の電気伝導度、pHを測定し、葉からの溶出の量を測定した。また浸漬した水を用いて...
摘要 耕地生態系の環境保全的役割を維持しつつ、生産性の向上を図る雑草防除の方法として、被覆植物の利活用技術を開発する。これまで、他種類の植物を検索した結果、ヘアリーベッチに強い抑草効果を認めた。ヘア...
摘要 水稲根から分泌される他感物質の水田雑草への影響を解析する前段の試験として、その他感作用活性の検定法のなかで最も簡易なプラントボックス法による検定法を検討した。45品種のイネを供試し、レタスをア...
摘要 マメ科作物10種の葉を水道水に浸せきし、その浸せき液についてレタス、メヒシバを用いて生物検定を行った。浸せき液の電気伝導度、葉の付着水量の高かったタチナタマメ、フジマメの浸せき液はメヒシバの根...
熱帯乾・雨期地帯における雑草の生態の解明と管理技術の開発(100)
摘要 ブラジル産の雑草や緑肥作物、樹木から他感作用による伸長阻害活性のある植物を検索した。生葉や落葉を60℃で通風乾燥して粉砕したもの10mgを10cc寒天中にサンドイッチ状に包埋し、寒天中に浸出す...