摘要 「キャベルの品種育成と優良品種の選定」の後継課題。高冷地の夏秋キャベツでは、大規模栽培が多く、連作による種々の難防除病害の発生が顕在化し、農家経営を不安定にしている。そこで、複合抵抗性品種の...
摘要 「チルドシアーナ」と「ウエディングマーチ」の交雑によって、年内出荷が可能で切り花品質の優れた疫病抵抗性品種を育成する。<研究内容>2004年3月下旬、疫病菌を接種し、2ヶ月間、一週間ごとに草丈、葉...
東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)イネ葉いもちを対象に、シミュレーションモデルを利用した「農薬散布要否意思決定支援ソフト」を開発した。このソフトは、研究者が圃場において農薬散布の意思決定を行う際に参考として利用できる。ii)...
抵抗性ばれいしょ品種によるシストセンチュウ密度低減技術の実証
摘要 抵抗性7品種は高密度線虫汚染圃場において薬剤処理区に対する減収率が6-30%で、感受性4品種の平均65%と比べ、収量への線虫の影響は小さかった。抵抗性品種栽培により線虫密度を80-90%低減できることを再...
摘要 i)ジャガイモ疫病の病斑形成率、病斑進展速度、遊走子のう形成量は、ばれいしょ主要6品種の圃場抵抗性の強弱とほぼ一致したが、感染から遊走子のう形成に要する時間と圃場抵抗性との間には明瞭な関係がな...
東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)農薬散布条件下のイネ葉いもち病勢進展のシミュレーションによる農薬散布要否の意思決定支援ソフトウエアを開発した。イネいもち病菌のレース変動要因を包括的に理解するため、菌個体群の空間構造を考慮し...
摘要 ジャガイモシストセンチュウ抵抗性品種(11品種)の栽培は、土壌中の線虫密度を著しく(85~90%)低下させ、センチュウ防除に極めて有効であった。一方、これらの抵抗性品種は、収量性の特徴から次の3つのタ...
摘要 対抗植物・抵抗性品種などを利用した植物寄生性線虫の耕種的防除は、圃場内の線虫相の変化や線虫の寄生性の分化を引き起こすことがある。本課題では、寄生性が異なる線虫種・系統の圃場内での分布と、栽培歴...
施設野菜における環境保全型防除資材の効果的利用のための相互干渉作用の解明
摘要 施設野菜(トマト)の病害虫防除資材を効果的に利用するために生物資材同士の相互干渉作用を検討した。天敵ナミテントウとタイリクヒメハナカメムシは、相互の捕食は認められず、両種の同一ハウス内での放飼...
摘要 スギ黒点枝枯病菌に対する抵抗性品種5クローン及び感受性品種5クローン計10クローンに対して接種試験を行った。その結果、抵抗性品種グループ及び感受性品種グループ両者間における病斑形成範囲には明瞭な...
ベトナムのファーミング・システムの経営/経済的評価(212)
摘要 TN法第1ステップによって抽出された技術的問題をもとにその解決につながり得る技術開発課題のリストアップを行なった。この技術開発リストについて、その効果性、現在の技術水準、農民にとっての技術習得の...
暖地向き複合病害虫抵抗性、新規形質、直播適応性品種の育成(229)
摘要 複合抵抗性品種の育成、低アミロース品種の改良、直播適性品種の育成を目標とした交配を行い、F1を養成中である。複合抵抗性については、晩生の白葉枯病準同質遺伝子系統を育成するための交配を行った。ま...
抵抗性品種を核とした暖地主要害虫の総合防除技術の確立(255)
摘要 ハスモンヨトウ抵抗性品種の育成については、納豆用の小粒品種では九交589(納豆小粒/ヒメシラズ)、九交628(納豆小粒/操田大豆//納豆小粒)、九交625(IAC100/納豆小粒)をハスモンヨトウ幼虫を用いた室内...
摘要 ジャガイモ粉状そうか病は塊茎表面に瘡蓋状の病斑が形成され,発病塊茎の商品価値が損なわれるため問題となっているが,健全種子の使用,発病圃場での作付回避等が防除手段としてとられているにすぎない。こ...
摘要 主に関東地域におけるダイズシストセンチュウの発生状況を調査するとともに、それらのレースの検定を行い、新たなレースの発生についての確認を行う。さらに、調査して得られた各地の個体群につき、1シスト...
摘要 穂いもちに対する強圃場抵抗性品種の育成を容易にするために、切り穂を用いた簡易なイネ品種の穂いもち圃場抵抗性検定法を開発した。すなわち、穂揃い期に穂を止葉を付けて第1節目で切り取り、この切り穂に...
抵抗性品種を核とした暖地主要害虫の総合防除技術の確立(245)
摘要 12年度、ハスモンヨトウ選好性試験の結果、選好性程度の異なる14系統について、室内飼育試験(抗生性試験)を行った結果、これまで選好性試験では中程度と判断してきた品種「ヨーナヨー」がヒメシラズ並の抵...
摘要 トマトのネコブセンチュウ抵抗性品種を加害するネコブセンチュウ個体群(抵抗性打破系統)と加害できない個体群(非病原性系統)とを識別するための遺伝子マーカーを作製した。作製したプライマーMVC-F3、MV...
土壌管理と拮抗菌利用を核とした病害の総合防除技術の確立(199)
摘要 キャベツ根こぶ病の防除において薬剤使用量を低減させる技術を確立することを目的として、幾つかの技術を検討した。有効な技術として確認されたのは、石灰窒素施用と太陽熱消毒の組み合わせ、セル苗に石灰を...
摘要 イネいもち病抵抗性遺伝子を単離し、遺伝子組換えによって抵抗性品種を作出するために、いもち病に対して強い圃場抵抗性を示すイネ系統「中部32号」についてQTL解析を行い、圃場抵抗性に関与する遺伝子の座...