摘要 キュウリのうどんこ病抵抗性品種は夏キュウリでは存在するが、秋~春のハウスキュウリでは抵抗性品種がないため、省力、低コスト、安全性等の面から抵抗性品種の育成が強く求められている。研究は、9~10...
摘要 8年度は水稲生長・収量予測モデルについて、熱帯条件下で窒素施用量を変えた場合のモデルパラメータとモデル適合性について検討した。水稲の生育データはフィリピン稲研究所において実施されている施肥試験...
摘要 従来、水稲の1日当たりの乾物生産量を推定する場合には、「乾物生産は群落がその日に吸収した日射量に比例する」という仮定に基づきモデルを構築してきたが、乾物生産に対する環境の変化をより的確に表現す...
花きおよび緑化植物の不良環境抵抗性評価手法の開発-宿根性花きの耐湿性(114)
摘要 キクはわが国で最も生産の多い花きの一つであり、約35%が露地で生産されていて、年次によっては一時的な多量の降雨による湿害が発生することがある。この課題では、キクの耐湿性と関連が高くかつ測定が比...
摘要 "これまで、野菜の摂取は嗜好性に加え、ビタミン等の供給という栄養学的な観点から考慮されてきた。しかし、近年になって、食文化の豊かさが一因と考えられる成人病の増加等を背景に、野菜の健康維持機能に...
摘要 混播草地からシロクローバが消滅する主たる要因はシロクローバ菌核病ある。そこで、菌核抵抗性品種を開発するための、簡易な抵抗性検定法の確立を目指す。7年度は、シロクローバ個体の菌核病抵抗性を検定す...
摘要 大豆の低コスト生産のため、機械化適性の高い多収・良質品種の開発により収益性の向上と省力化を実現する必要がある。本研究では耐倒伏性に優れ、難裂莢性で最下着莢節位が高いコンバイン収穫向きの多収・良...
摘要 環境耐性に優れたシロクローバの新品種育成には、冬期に発生する凍害抵抗性に関する遺伝解析と同時に、耐凍性簡易検定法を開発することが必要である。そこで、7年度は大量・迅速に耐凍性を検定する手法とし...
分子マーカー利用によるイネのツマグロヨコバエ耐虫性の遺伝的機構の解明
摘要 イネのツマグロヨコバイ耐虫性に関する遺伝的機構解明のため、RFLP(制限酵素断片長多型)を用いた耐虫性品種・系統および雑種集団を用いた遺伝子分析と、個体、集団のそれぞれのレベルで簡易かつ高い精...
摘要 バチルス菌の殺虫活性の有無と強弱に関連する内毒素の性状を究明し生化学的性状に基づく殺虫性評価法を開発する目的でBacillus thuringiensis(Bt) serovar sottoに...
摘要 立枯病に対するサツマイモ品種の抵抗性の評価法について検討した。菌体濃度を約25g/lとした立枯病菌懸濁液にサツマイモ苗を浸漬後35℃に保持し、4日後に発病程度を観察して抵抗性を評価した。その結...
摘要 5・6年度実施の施肥量を異にする作期移動試験による生長解析の結果を用いて、水稲品種「日本晴」の葉面積、地上部乾物重推定モデルに窒素施肥量により変化するパラメータの組み込みを行った。筑波での窒素...
摘要 実生苗を用いて炭そ病菌の人工接種による傷口からの侵入を調査し、人工接種による抵抗性検定法を検討した。また、抵抗性の遺伝的変異を調査した。カミソリ刃を用いて葉の裏面に約10本の浅い線状の傷をつけ...
摘要 混播草地のシロクローバが消滅する要因であるシロクローバ菌核病に対する抵抗性品種を開発するため、簡易な抵抗性検定法の確立を目指す。6年度は、積雪を用いずに、恒温器内で低温・高湿度の模擬積雪下条件...
摘要 トマト、ナス、トウガラシ(ピーマンを含む)の4年度導入品種・系統及び生物研から再増殖用に送付された品種について特性調査並びにナスの青枯病抵抗性検定を行った。トマトでは、ハワイで育成された青枯病...
摘要 作物の気象生態反応の測定と解析に基づいて、気象の経過から作物の生育・収量の予測法を開発することを目的とする。5年度は水稲品種「日本晴」を供試して、地上部乾物重の推移を、日平均気温および日射量か...
摘要 作物の3次機能(ヒトの健康を増進させる生体調節機能)の活用に必要な実験法の開発を行った。作物の機能性評価に適した生物検定法として草食性原生動物の培養システムを開発し、試料の調製法および微生物の...
摘要 チャ樹の栄養診断技術を確立することを目的として、近赤外分光光度計とバルクサンプル用の試料容器を用いて、植物の近赤外スペクトル(2次微分スペクトル)を測定し、葉の状態がスペクトルにどの様に反映さ...
摘要 食味及び栄養成分の簡易評価法を開発し、育種素材の検定の効率化を図る一環として、トウガラシ及びピーマンの辛味成分であるカプサイシンの定量法の簡易化及び辛味程度の簡易検定法の開発を行った。抽出溶媒...
摘要 作物の気象生態反応の測定と解析に基づいて、気象の経過から作物の生育・収量の予測法を開発することを目的とする。昨年に引き続き、水稲の日長反応の定式化について検討し、水稲の出穂反応が有効積算日長時...