摘要 穂いもちに対する強圃場抵抗性品種の育成を容易にするために、切り穂を用いた簡易なイネ品種の穂いもち圃場抵抗性検定法を開発した。すなわち、穂揃い期に穂を止葉を付けて第1節目で切り取り、この切り穂に...
スルホニルウレア系除草剤抵抗性の発現機構の解明及びその簡易検定法の開発(118)
摘要 近年寒冷地を中心に問題となっているスルホニルウレア系除草剤抵抗性雑草について、その迅速検定法の開発と抵抗性機構の解明を行った。スルホニルウレア系除草剤はアセト乳酸合成酵素をターゲットとする除草...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(162)
摘要 青臭みに関与するダイズリポキシゲナーゼの簡易検定法の改良を行い、微量な同一試料を用い、L-1とL-3の欠失を同時に検出することができた。呈味性や生理活性機能に影響するダイズイソフラボンについて...
摘要 寒冷地で大きな被害を引き起こすシロクローバ菌核病に対して抵抗性を持つシロクローバの系統を育成するため、抵抗性の簡易検定法を確立し、抵抗性系統を育成するための個体選抜への適用を図る。本試験を通じ...
摘要 イネのアレロパシー活性を評価する簡易検定法を10年度に開発した。イネ植物体の葉から得た水抽出物が、検定植物であるレタスに対して及ぼす成長阻害作用から、イネのアレロシーを評価することが可能である。...
摘要 スルホニルウレア系除草(SU)剤抵抗性水田雑草は北日本を中心に出現している。ポット試験や簡易検定法により、三重県、高知県、佐賀県から送ってきた水田土壌中にタケトアゼナ、ミゾハコベのSU抵抗性生...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発(147)
摘要 イチゴの重要病害であるうどんこ病、萎黄病、炭そ病に実用的な抵抗性を有する品種を育成するため、育種に利用可能な抵抗性検定方法及び高度抵抗性素材の開発を進めた。うどんこ病抵抗性の評価・選抜方法とし...
摘要 パクチョイやチンゲンサイなどの持つカルシウム欠乏抵抗性形質を日本型ハクサイへ導入しようと試みた。圃場においてはカルシウム欠乏抵抗性に品種間差が認められるものの、本研究で採用した幼苗簡易検定法で...
暖地向き飼料用トウモロコシの障害抵抗性育種法の開発(152)
摘要 暖地における晩播・夏播き栽培用品種には南方さび病抵抗性が必須である。そこで、本病抵抗性の春播き接種検定法を開発するとともに、遺伝解析により抵抗性には相加効果が最も重要であることを明らかにした。...
摘要 バナナでは、不結実性のため改良が難しく、突然変異育種法が有効である。バナナの培養系を用いて、ガンマ線と倍加剤コルヒチンを処理した再分化個体群の倍数性を解析した。各再分化個体では、葉裏の気孔数と...
摘要 てんさいの育種において、耐病性の選抜・検定法、ヘテロシスの発現機構、単胚性の遺伝解析など基礎的諸問題が未解明の状況にある。そこで、病害抵抗性一代雑種を育成するため、同病害抵抗性の簡易検定法並び...
水稲の耐虫性利用によるツマグロヨコバイ制御技術の開発(80)
摘要 水稲の耐虫性を利用したツマグロヨコバイの効率的な制御技術を開発し、農薬の使用量を軽減するなど環境保全型稲作技術の確立を図ろうとした。耐虫性品種・中間母本・育成系統の導入ならびに評価を行い、耐虫...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(40)
摘要 南米諸国の大豆生産の安定化と利用の拡大を目標に、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンとの共同研究を実施している。実施中の研究課題は、持続的生産のための土壌管理技術の開発、種子成分の遺伝的改良技術...
摘要 南米諸国においては、栽培年数の増加や不耕起栽培等に伴い病虫害の種類や発生様相に変動が見られ、被害や発生拡大が懸念されている。ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなどの多国間協力による発生生態の把...
南米諸国における大豆の高位生産・利用技術の総合的開発研究(175)
摘要 共同研究機関における研究環境の整備、遺伝育種分野における課題の検討を行い、食品加工用大豆品種の開発協力を依頼されるとともに、配糖体等有用形質の遺伝的改良に関する共同研究を実施することを確認した...
摘要 他の植物に対する生育抑制効果として表れるアレロパシー活性は雑草耐性の一因である。イネのアレロパシー活性を制御する遺伝子を明らかにすることを目的として簡易検定法を開発した。USDAのイネ遺伝資源...
摘要 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。10年は、乾燥後、長期にわたって凍結保存した接種源の有効性を調査するとともに、開発した接種検定法で選抜した後代の抵抗性...
摘要 大豆生産の省力化のため、コンバイン収穫適性の効果的な選抜手法を明らかにしようとした。その結果、耐倒伏性が強い品種は無培土栽培での地上部自重モ-メント/押倒し抵抗モ-メント比が小さく、この比を測...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用(178)
摘要 ダイズ黒根腐病について、幼植物段階で判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、既知の品種より高度の抵抗性を有する品種や系統の選抜を試みた。その結果、播種後約3週間で抵抗性程度が...
摘要 近年、我が国の高齢化社会が急速に進展する中で、食に対して積極的な健康の維持増進機能を求める消費者ニーズが高まっている。機能性に富んだそばが育成されるとそば需要が高まると考えられる。そこで、機能...