摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
摘要 褐毛和種周年放牧肥育技術の確立に関しては、暖地無積雪地域における草地管理体系を放牧草の質の変動等を加味して改良した。高標高地域では、配合飼料の50%を飼料米に代替することにより、総国産飼料自給率...
(7)熱帯・亜熱帯水域の生物資源の持続的利用及び水産養殖技術の開発
摘要 標本船調査により、資源評価対象魚種であるハタ類、フエダイ類の幼魚及び成魚の漁獲データを収集した。カゴ網漁獲調査及び標識放流調査によりハタ類、フエダイ類の漁獲データや生物・生態学的データを収集し...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場環境評価手法の開発
摘要 ・カイアシ類や十脚類浮遊期幼生が河口域に出現する幼稚魚の餌料となっている状況を把握した。・アミメノコギリガザミmtDNA調節領域の塩基置換を解析し、天然稚仔では4~30塩基程度みられるのに対して人工種...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場環境評価手法の開発
摘要 ・沖縄本島、宮古島、石垣島及び西表島のマングローブ河口域において動物プランクトンOithona属3種について分布特性を明らかにした。・アミメノコギリガザミについて、寒天餌料と篭漁具を用いて野外で稚仔採...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場環境評価手法の開発
摘要 アミメノコギリガザミでは前年度に開発した誘因餌料が篭採集のために有効であること、人工種苗の遺伝子型が同一型を示すこと、アミメノコギリガザミMS(マイクロサテライト)マーカーは他科の多型解析にも有...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場環境評価手法の開発
摘要 アミメノコギリガザミ稚仔の餌料の嗜好性と人工種苗における遺伝的差違が非常に小さいことを明らかにした。河口域において広塩性カイアシ類が卓越することを把握した。サンゴが生存しうる光環境を示した。サ...
東南アジア在来葉菜類等の遺伝資源の栄養・機能特性等の有用形質の評価及び育種素材の育成
摘要 東南アジア在来の葉菜であるヒユナの生育調査を行った。短日条件下での開花に関しては300以上の系統の中に多くの変異が明らかにされた。これは日長不感受性の系統、播種後30日でも抽苔しない系統を選抜...
亜熱帯水域における主要水産資源の資源添加過程及び生息環境の把握と漁場 環境評価手法の開発
摘要 マングローブ域での重要な水産資源のひとつであるノコギリガザミ稚仔採集のためのカニカゴの試作を行い、採集効率の向上を図った。また、人工種苗と天然ガザミを区別するため、ノコギリガザミのミトコンド...
摘要 亜熱帯域に生息する貝類は種数が多く、その中には産業上重要種が多数含まれる。しかし、それら重要種における有用形質の探索及び育種の評価はあまり行われていないのが現状である。本課題は、亜熱帯域に生息...
中国における稲遺伝資源の特性評価と新品種素材の開発(155)
摘要 中国における食料問題解決に貢献するため、中国及び日本の有用イネ遺伝資源を利用して、安定・多収新品種素材の開発を行う。主な開発対象は、1年1作の単季稲、及び飼料用稲とする。新品種素材開発の過程の...
摘要 竹筒営巣性ハチ類を生物多様性評価の指標群集として利用するために,竹筒トラップでその生息状況を調べた。春から梅雨明けまでの期間に較べて,梅雨明け後から秋までの期間のほうが営巣が多かった。しかし,...
摘要 竹筒トラップを用いてハチの営巣時期及び羽化時期を調査した。スダレ型よりも束型のトラップのほうが利用されやすかった。3月にトラップを設置して,営巣が確認されたのは主に5月以降であった。営巣した種...
摘要 人工林、天然林、自然公園、耕作地、住宅地などの異なる環境における生物の多様性を評価する指標生物として、膜翅目ハチ類を選定した。ハチ類のうち、天敵として重要なカリバチ及び植物の結実更新に重要なハ...
摘要 亜熱帯域に生息する貝類の産業上有用な形質を集団遺伝学的手法によって探索し、それらの有用形質の遺伝学的手法による評価法を開発するために、ヒメジャコ天然集団、人工種苗を陸上タンクで養成した陸上養成...
摘要 沖縄を含む亜熱帯海域に生息する貝類は種数が多く、その中には産業上の重要種が多数含まれる。しかし、それら重要種における成長、生残、産卵数、孵化率、身入り等の有用形質の探索及び育種のための評価はあ...
摘要 熱帯と亜熱帯の間で有機物の施用効果を調査・比較するとともに、オーストラリア国際農業研究センター(ACIAR)とタイ農業局(DOA)の共催により開催された土壌有機物の管理に関する研究集会に参加し...
摘要 本研究ではササゲを対象に簡易かつ再現性の高い耐塩性評価法を確立する。評価法は、シャーレによる発芽検定、砂耕による幼苗検定(葉色判定)、水耕による幼苗検定(相対生長率を指標)、土耕による生育中期...
摘要 マレイシアではカカオ栽培が盛んである。カカオの最大の減収要因とされるココアポッドボーラーに対する合成性フェロモン剤による交信撹乱法の効果の評価法の検討を行った。約1.7haのカカオ圃場を合成フ...
摘要 近年の発展途上国における麦類の栽培面積の増加は著しく、その多くは熱帯・亜熱帯に位置するため、乾燥・高温等による被害が大きい。特に乾燥が生産阻害要因となっている面積は4千万ha、37%に達すると...